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【アメリカ映画】を、今日はがんばってまとめて3本

   ↑  2017/07/09 (日)  カテゴリー: コメディ
「ハクソー・リッジ」公式サイト
手や足や頭がバンバン吹っ飛んで、腸はぐちゃぐちゃでカメラに血飛沫は飛んできて、ドンドンバンバン1時間近い戦場の中に容赦なく放り込んでくるメルギブの戦争(というか宗教)映画『ハクソー・リッジ』、先週・先々週と合わせて2回も観てきました。


いやー、2回目にもなりますと映像的な刺激よりも"ドラマ"として落ち着いて観ることができました。色々と考えることもできましたねー。



というより、なんで2回も観ることになったかと言えばですよ。

実は【映画観賞券】が2枚当たったので、一枚は映画好きの親にあげよう!と思っていたのですが「わざわざ映画館に行ってまで血圧が上がるような思いはしたくないし」とアッサリ却下。えー、でもだからと言って私は昔から「映画は(頑ななまでに)一人で観る派」なので誰かと一緒に観るのはイヤなのです。

じゃあこの一枚は誰かにあげるしかないんだけど・・・・いや映画好きの友人なんて周りに一人もいないわ、「え、これどうする」→「2回観るでしょ」と。

感想、また少しずつ書いていこうと思います。








『摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に』 (1986/アメリカ)



●原題:THE SECRET OF MY SUCCESS
●監督:ハーバート・ロス
●出演:マイケル・J・フォックス、ヘレン・スレイター、リチャード・ジョーダン、マーガレット・ホイットン 他
●カンサスからニューヨークへ、就職にやってきた青年。だがどこの会社も未経験者を雇おうとはしない。そこで、遠い親戚が社長をしている大会社に"メール・ボーイ"として潜り込む。彼は大企業特有の連絡の悪さに目を付け、こっそりと自分の部屋を確保。重役のフリをするが・・・。




1980年代の映画には『ワーキング・ガール』とか『大逆転』系の「リッチって最高!」「目指せ!最上階の部屋」「お金持ち万歳!」なんていう映画がけっこうありましたね。お金を持っている=幸せ、みたいな非常に分かりやすい夢とか欲が表れていて、今思うとめちゃくちゃピュアに思います。

田舎の青年がビジネス界でのし上がっていくサクセス・ストーリーをマイケル・J・フォックスお得意のドタバタで楽しく描いたものですが、「金儲けが人生の幸せ」という拝金主義の大学生を『ファミリー・タイズ』で演じたマイケルが懐かしく重なって楽しく観られました。で、なぜかこの作品、"観ていたつもり"になっていたんですよね。どうしてかな?と思っていたら、あの有名なエレベーターの中での早着替え&裸ネクタイのシーンって、この映画だったのか!とちょっと感動(そこかい)。






『ターミネーター:新起動/ジェニシス』 (2015/アメリカ)





●原題:TERMINATOR: GENISYS
●監督:アラン・テイラー
●出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、ジェイソン・クラーク、エミリア・クラーク、ジェイ・コートニー、イ・ビョンホン、J・K・シモンズ 他
●2029年、ロサンゼルスでは人類抵抗軍が人工知能による機械軍との戦いに終止符を打とうとしていた。1997年、機械軍による核ミサイルで30億人もの命が奪われた“審判の日”以来の悲願がかなうときが目前に迫る。一方機械軍は、抵抗軍のリーダーであり、驚異的な力を持つ予言者ことジョン・コナー(ジェイソン・クラーク)を生んだ母サラ・コナーを亡き者にすべく、1984年にターミネーターを送り込み・・・。




いや~、実にいいものを見せていただきました。あれもこれも繋がって、もう懐かしすぎます。「ターミネーター」シリーズといえば、3&4は映画館で一度ずつ観たきりですが、1&2に関しては「日曜洋画劇場」やら「金曜ロードショー」など子どもの頃からTVで何度も何度も目にしてきた作品ですので、やっぱり思い入れもあって感想も甘々です(笑)。

素っ裸のシュワちゃん登場シーンとか、あぁコレやっぱり映画館で観たかったですよ。トシをとったT-800シュワちゃんのぎこちない笑顔とか。私にとっては正統派ともいえるターミネーターの世界観に入れただけでもう十分でした。お金をた~っぷりかけた贅沢な娯楽作品とはこのことですね。






『キアヌ』 (2016/アメリカ)





●原題:KEANU
●監督:ピーター・アテンチオ
●出演:キーガン=マイケル・キー、ジョーダン・ピール、メソッド・マン、ティファニー・ハディッシュ 他
●声の出演:キアヌ・リーヴス
●クラレンスとレルは、都会に暮らす全然イケてない従兄弟どうし。ある日、レルの可愛がっていた子猫のキアヌが誘拐されてしまう。愛猫を取り返そうと、真面目な2人がなんと冷酷な殺し屋に成りすまし、街のギャング一味に潜入するハメになるのだったが・・・。




殺し屋に間違えられたオッサン二人組が、ハッタリをかましながら子猫のキアヌちゃん奪還を目指す!というコメディ映画なんですが、主演のコメディアン「キー&ピール」の2人組が得意としているという"人種差別ネタ"が、「映画でよく見るアフリカ系アメリカ人のあるある」として散りばめられていて素直に笑えました。

"所謂アフリカ系"に見せるために、「Fワード」をやたらに入れて喋ってみたり「ヘイ、メーン!」みたいな発音でキメてるつもりになってみたり(笑)。ワイルドに見せるためにシャツのボタンを外して、ズボンを腰パン風にしてみたり(絶対違うんだけど笑)。「ジョージ・マイケルって最高じゃん!!」のところは、笑いポイントなんでしょうけれど、彼のいなくなった世界を思うとちょっとここ泣けます。

以前マシ・オカさんが「ギフテッドとしてTIMEの表紙を飾ったことがあるんですよね」という話題になった時に「アジア系が足りないっていうから連れてこさせられたんだよ」って自身で笑いをとっていましたが、人種問題を扱ったネタって当の本人がその社会をよく知っているからこそ出来ることですね。客観視できるからこそ、の笑いなんだろうな。




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  2017/07/09 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

【アメリカ映画】を、とりあえずまとめてがんばって7本

   ↑  2017/06/25 (日)  カテゴリー: サスペンス、ミステリー
この2,3か月で観た映画を思い切ってギュギュっと、いや、かなりギューギューにまとめることにしました。書いておきたい映画があと20本くらいあるのは、一体どうすべきなのか・・・・・

不思議なことに、その時は思いっきりノリノリで観終わってメモしていたにも関わらず、今冷静になって書き直してみると、正直なところあまり印象に残っていない作品もあったりしてこれってなんでしょう。とりあえず今日は【アメリカ映画】を。







『パンドラム』 (2009/アメリカ、ドイツ)



●原題:PANDORUM
●監督:クリスティアン・アルヴァルト
●出演:デニス・クエイド、ベン・フォスター、カム・ジガンデイ、アンチュ・トラウェ、カン・リー、エディ・ローズ、ノーマン・リーダス 他
●西暦2174年、地球は滅亡を迎えようとしていた。そんな中、ある惑星へ移住するため、6万人の人類が宇宙船エリジウムで出発。やがて二人の飛行士が冷凍睡眠から目覚めるが、二人は記憶を失っていた。そして、船内にいるはずのない恐ろしい何かが存在することに気付き・・・。




面長で寄り目がちなお顔立ちのベン・フォスタージェイク・ギレンホールライアン・ゴズリングは、区別がつかない私の中の三大俳優なのですが、今回はベン・フォスターが主演の「SF・ホラー・ミステリー」。←書いておかないと後でまたゴッチャになる。

みんなドロドロでグチャグチャで臭そうな絵面が続く中、ラストに向けて"頼れるおじさん"系のデニス・クエイドが大暴れしてくれる後半の勢いが結構好きでした。ラストも素直に「おぉ!」と。B級でも満足です、『イベント・ホライゾン』好きです、という方にはピッタリかと。←なにせ、製作が『エイリアンVS. プレデター』『バイオハザード』のポール・W・S・アンダーソンですので。エイリアン?モンスター?ゾンビ?みたいな怪物と戦う時に相手に武器を持たせるシーンなんて、ちょっとぐっときました。エイリアン・スリラー映画におけるバトルの礼節をここに見た!








『エージェント・マロリー』 (2011/アメリカ)



●原題:HAYWIRE
●監督:スティーヴン・ソダーバーグ
●出演:ジーナ・カラーノ、マイケル・ファスベンダー、ユアン・マクレガー、ビル・パクストン、チャニング・テイタム、マチュー・カソヴィッツ、アントニオ・バンデラス、マイケル・ダグラス 他
●フリーランスの女スパイとして活躍するマロリー・ケイン。ある日、彼女のもとに民間軍事企業の経営者ケネスからバルセロナでの人質救出という依頼が舞い込む。同業者のアーロンらと協力してみごとミッションを成功させ、次にケネスが持ち込んできたイギリス諜報機関MI-6の仕事にとりかかる。それはフリーランスのスパイ、ポールとともに新婚夫婦を装い、指定された男に接触するだけの簡単なミッションと思われたが・・・。




ムエタイ出身の総合格闘家という主演のジーナ・カラーノさんのあまりの格好よさに惚れ惚れ!その美貌、ファッション、引き締まった肉体、アッと思う間に繰り出される強力キック。なのに微笑むとあらなんて可愛いの~!で、イケメン俳優たちがボッコボコに叩きのめされます。うぉー。

時系列を工夫したり、映像のトーン、オシャレ音楽なんかで"ソダーバーグ風味"はぷんぷんしていますが、この際お話は結構どうでもよくて、私は彼女の抜群の身体能力とクールな美貌を愛でるだけて大満足。というか、この映画はこの見方で合っているんだと思います。体を鍛えている人の所作って、本当にちょっとした動きでも美しい。「映画は見た目が100パーセント」と思っているであろうソダーバーグ監督らしい作品だなぁ。








『記憶探偵と鍵のかかった少女』 (2013/アメリカ)




●原題:MINDSCAPE
●監督:ホルヘ・ドラド
●出演:マーク・ストロング、タイッサ・ファーミガ、サスキア・リーヴス、リチャード・ディレイン、インディラ・ヴァルマ、ノア・テイラー 他
●ジョン・ワシントンは他人の記憶に潜入できる特殊能力で難事件を解決する“記憶探偵”。ある日、そんな彼のもとに拒食症に陥った16歳の少女アナのトラウマを探り出してほしいという依頼が舞い込む。数々の凶悪事件と向き合ってきたジョンにとって、それはいともたやすい仕事に思われたが・・・。




ノア・テイラーが出てくると「おっ!」というカラクリのあるジャンルの映画になります、と私は信じているのですが、加えて「真実を知りたければ、思い込みを捨てろ。」という宣伝文句に(いつものように)乗せられて、以前から観るのをすごーく楽しみにしていた作品でした。タイトルからして興味深い設定だし、ハードボイルドっぽい探偵モノの雰囲気が素敵だし。

全編から漂ってくる空気が全くアメリカ映画っぽくなく(ロケ地はスペインやフランス、カナダ)、不思議な異国情緒に加えて時代設定も不確かで、この謎めいた雰囲気に思わせぶりな映像を挟みつつ、ゆるゆるとストーリーが進んでいくのでありましたが・・・・・・観終わってみると「なんだよおい」と一言言いたくなってしまった。主人公の行動も穴だらけなので、なんだか知りませんがフツフツと怒りに似たような感情すら抱きました。楽しみにしていたのになー!勝手にハードルを上げすぎちゃったかなぁ。私は今、少し悲しい。








『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』 (2012/アメリカ)




●原題:THE PLACE BEYOND THE PINES
●監督:デレク・シアンフランス
●出演:ライアン・ゴズリング、ブラッドリー・クーパー、エヴァ・メンデス、レイ・リオッタ、ベン・メンデルソーン、マハーシャラ・アリ 他
●移動遊園地で曲芸バイクショーをしながら各地を巡り、その日暮らしの気ままな生活を送る孤独な天才ライダー、ルーク。ある日、かつての恋人ロミーナと再会した彼は、彼女が自分との子どもを密かに生んでいたことを知り、根無し草生活から足を洗うことを決意する。しかし職探しは上手くいかず、母子を養うために銀行強盗に手を染めることに。そして、そんなルークを、正義感にあふれる新米警官エイヴリーが追い詰めていくのだったが・・・。




親子二代に渡る因縁の物語で、しかも結構なスター揃いときましたので「これは重厚なストーリーになるのか!?」と期待したものの、それぞれ皆さん強烈な個性をお持ちなのですが、結局誰もかれもがどうしようもない感じなので「だから一体どうしろと・・・」としか思えなかったです。というのも、結局こういった感想を抱くのは、日本人としての合理的な考えしか持たない私だからなんだろうか?とも感じたからなんです。

ニューヨーク州スケネクタディ(Schenectady)郡がこの物語の舞台なのですが、Schenectadyとは元々モホーク族インディアンの言葉でして、英語だと「THE PLACE BEYOND THE PINES」←この映画のタイトル("松林を越えた向こう側の地")となるわけですね。17世紀初頭からの古い歴史のある街なのだそうですが、やはりこういった独特の雰囲気・・・・ブルーカラーとアッパー?ミドル?クラスといった経済格差や停滞、権力者の腐敗・汚職等、その土地の持つ歴史や特色を知っていれば登場人物たちの行動にもっと意味を感じられたのかもしれません。原案・脚本も手掛けたデレク・シアンフランス監督と奥様(脚本も担当)は、この地の出身だそうですから。思い入れもきっと半端ない。私のぽっと浮かんだ感想程度じゃ到底及ばないような思いが、このアメリカ映画には詰め込まれているんだろうなぁ。







『COP CAR/コップ・カー』 (2015/アメリカ)




●原題:COP CAR
●監督:ジョン・ワッツ
●出演:ケヴィン・ベーコン、ジェームズ・フリードソン=ジャクソン、ヘイズ・ウェルフォード、カムリン・マンハイム、シェー・ウィガム 他
●声の出演:キーラ・セジウィック
●こっそり家を抜け出したやんちゃ盛りの悪ガキ、トラヴィスとハリソン。空き地で一台のコップ・カーを発見し、恐る恐る近づくと、誰もいないのを確認して中に乗り込む。すると、ラッキーにも車のキーまで見つかる。もはや運転せずにその場を立ち去ることなど出来るはずもない。さっそく2人はマリオカートで磨いた腕前を発揮して、コップ・カーを公道で大暴走させる。しかしそのコップ・カーの持ち主ミッチ・クレッツァーはただの保安官ではなかった。




悪者のケヴィン・ベーコン。クレイジーでブチキレまくりのケヴィン・ベーコン。
「こんな曲者ベーコンが見たかった!」という、そんなアナタの期待を決して裏切らないバリバリの悪徳警官をケヴィン・ベーコンが生き生きと演じています。かなりシンプルで地味~な話(米国映画なのに推定製作費が80万ドルって少ないでしょう!)なのですが、私はいやーもう満足満足。

主人公は一応子役2人の方なんでしょうけど、"ガキども――遊びは終わりだ。"というキャッチコピーが示す通り、映画の行く手には中途半端がお嫌いなベーコン様が立ちはだかります。子どもにとっては恐怖以外何物でもないのですが、私の大好きなカムリン・マンハイムが出てくる終盤なんてもうほとんどブラックコメディ。こういう映画にたまに出会えれば、いやー私はもう満足満足。







『ウルフ・オブ・ウォールストリート』 (2013/アメリカ)




●原題:THE WOLF OF WALL STREET
●監督:マーティン・スコセッシ
●出演:レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル、マーゴット・ロビー、マシュー・マコノヒー、ジョン・ファヴロー、カイル・チャンドラー、ロブ・ライナー 他
●80年代後半のウォール街。証券マンのジョーダン・ベルフォートは26歳で会社を設立すると、富裕層をカモにそのモラルなき巧みなセールストークで瞬く間に会社を社員700人の大企業へと成長させ、自らも年収49億円の億万長者となる。ドラッグでキメまくり、セックスとパーティに明け暮れた彼のクレイジーな豪遊ライフは衆目を集め、いつしか“ウォール街の狼”と呼ばれて時代の寵児に。当然のように捜査当局もそんな彼を放ってはおかなかったが・・・・。




主人公ジョーダン・ベルフォートに人生を狂わされた人は山ほどいるでしょうに、そんなヤツの映画を大馬鹿パワー全開で作ってしまうアメリカってある意味ちょっと怖いよ、アメリカって国は。

だいたい、ドラッグきめまくりで芋虫かナメクジ状態で這いずり回って、どうにか乗り込んだランボルギーニを右に左にボッコボコにしながら運転して、家に着いたらベロンベロンのドロンドロンで転がりまくりながらジョナ・ヒルと電話線に絡みまくるディカプリオちゃん。この抱腹絶倒シーンを思い出すだけでも再び笑いが込み上げてくるのでありますが、一方でこんなヤツに大切な人生奪われた人達を思うと、本当にオカネって恐ろしいものだなと・・・・・。バカだなーバカだなー、本当にばかだなー、と呆れながらも「あっ」という間の3時間。「富=幸福」として迷うことなく突き進んだこの揺るぎなきマネーパワー、下品極まりないですがディカプリオちゃん色々な意味でアッパレ。







『モーガン プロトタイプ L-9』 (2016/アメリカ)




●原題:MORGAN
●監督:ルーク・スコット
●製作:リドリー・スコット
●出演:ケイト・マーラ、アニヤ・テイラー=ジョイ、トビー・ジョーンズ、ミシェル・ヨー 、ジェニファー・ジェイソン・リー、ポール・ジアマッティ、ローズ・レスリー 他
●シンセクト社の研究施設で開発されていた人工生命体の試作品L-9「モーガン」が、研究者を襲って大怪我をさせる事故が発生。調査のため本社から危機管理コンサルタント、リー・ウェザーズと心理評価の専門家シャピロ博士が派遣される。リーは隔離されたモーガンと対面し、シャピロはモーガンの心理評価を実施するが、その最中でモーガンが混乱し始めてしまう・・・!




↑コチラの予告編、IBMが開発した人工知能「ワトソン」が作ったものなんですって。「人口生命体」を巡るSFスリラー映画の予告編として、とても完璧な構成です。起承転くらいまでのツボをキチッキチっと押さえていて巧いです。もしかしたら、映画の予告編作りなんて人間の仕事じゃなくなる日もそう遠くないのかも・・・・・

リドリー・スコット父さんがプロデュースして、ご子息であるルーク・スコットが監督した"人工生命体の底知れぬ脅威"を描いたこの作品。個人的に好きなジャンルなのですが、生命体を作り出そうだなんて考えは人間のおごりとしか思えず、『エクスマキナ』とか『スプライス』なんかを彷彿とさせる不気味感というか嫌悪感が、観ている間中ひたひたと忍び寄ってきました。で、ラストなんですが「あーた、これがやりたくて仕方なかったんでしょう!」という非常に解りやすいオチで、まぁこんなもんかいなと。リドリーお父さんったら、息子には甘いんですわね。




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  2017/06/25 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

最近の、庭仕事と映画の話

   ↑  2017/05/27 (土)  カテゴリー: SF、宇宙、怪獣
春はやっぱり何かと忙しくなりますから、その反動で映画もたくさん観たくなってしまうんです。それで、先月から観た映画の数が38作品とか、まぁこれは一体どういうこと!?状態に。

確かに途中までは「あぁブログにどうやってまとめたらいいのやら」とか「次は何を書こうかな・・・・」とかモヤモヤしていたのですが、途中から「ブログに書くのは諦めちゃえー、私の体力(睡眠確保)の方が大事なんだもーん!\(^o^)/」とか完全に開き直ってしまいました(笑)。


去年から庭の片隅で始めたハーブたちが再び元気に枝葉を伸ばしてくれています。株を整理して植え替えをしたり、種まきをしたりと、春は忙しくなりますが土いじりをしていると無心になれて落ち着きます。風が吹いたり葉に触れるだけで、ふわーっと良い香りがしますしね。



パセリやキャラウェイなどは、毎朝パパっと摘んできてはサラダに。見て食べて香って、一石三鳥!



庭の真ん中では、キュウリやピーマン、ミニトマト、ナス、インゲン、エンドウマメが、こちらも元気に育っています。






映画の方は前述した通りの状態なのですが、1本だけどうしても映画館で観たい新作があったので観て参りました。エイミー・アダムス主演のアメリカ映画『メッセージ』です。


『メッセージ』 (2016/アメリカ)




●原題:ARRIVAL
●監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
●出演:演:エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、フォレスト・ウィテカー 他



ただでは終わらないだろうなと思ってはいましたが、私ラストで号泣してしまったんですよ。

完全に映画の世界とシンクロしてしまったんでしょうね、あーもう本当にお恥ずかしながらエンドロールの直前にこの感情がグワーっと溢れてしまってオイオイ泣いてしまいました。すすり泣きとかいうレベルじゃなくて、大号泣。

2013年の『複製された男』での独特の映像表現に完全に魅了されてしまった私にとっては、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督はやはり特別な存在でして、なんといっても私を映画の世界に引き込んだあの『ブレードランナー』の続編、『ブレードランナー 2049』に抜擢された方ですからね!中毒性が高いのです。

単独記事で書こうかな、とも考えたのですが、私の言葉なんかを並べたっていつまでもこの気持ちには追いつかないと思うので、この記録だけで終了。


忘れないだろうなぁ。
回り灯籠のように、人生への想いが巡る映画です。




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  2017/05/27 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

『ゴースト・イン・ザ・シェル』 (2017/アメリカ)

   ↑  2017/04/23 (日)  カテゴリー: SF、宇宙、怪獣








●原題:GHOST IN THE SHELL
●原作:士郎正宗『攻殻機動隊』
●監督:ルパート・サンダーズ
●出演:スカーレット・ヨハンソン、ビートたけし、マイケル・カルメン・ピット、ピルー・アスベック、チン・ハン、ジュリエット・ビノシュ、桃井かおり 他
●電脳ネットワークと肉体の義体化が高度に発達した近未来。世界最強の捜査官、少佐。悲惨な事故から生還した彼女の体は、脳の一部を除いて全身が義体化されていた。少佐はタフで有能な精鋭メンバーを擁する公安9課を率いて、凶悪なサイバーテロ犯罪に立ち向かっていた。ある時、ハンカ・ロボティックス社の関係者が何者かに襲われる事件が発生。捜査を進める少佐の前に、クゼという凄腕のハッカーの存在が浮かび上がってくる。事件の真相を追ってクゼに迫っていく中、いつしか自分の脳に残るわずかな記憶に疑念を抱くようになっていく少佐だったが・・・。



GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 [Blu-ray]


原作や元ネタを知っていると「ここはあのシーンだな!」とか「さらっと流したもんだなー」とか色々思いめぐらすこともありましょうが、今作につきましてはワタクシ、原作コミックは未読で、おまけに押井守監督の「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」も未見なんです。

なんだか本当にスミマセン・・・


熱烈な原作ファンが多いということで「私は知らないんです」と無防備に言い難い雰囲気がネット上には充満しており、なんとなく居辛い・・・。すみません。

「めざましテレビ」でスカヨハとたけしさんのインタビューを目にして初めてこの「攻殻機動隊」という世界観を知ったほどでしで、これまで一切触れたこともありませんでした。というわけで、原作に縛られることのない完全なフリーダム状態。今作品一本勝負で観て参りました。

じゃあそこまでしてどうして観に行ったかといいますとね、チケットが当たったのですよー!それで、子どもの新学期が始まってから公開6日目のシネコンへ行ってきたのですが・・・・なんと、私と他のおじさんの計3名しかいませんでした。おまけにエンドロールが終わって明かりがついたら、広い劇場内にいたのは私1人だけ!平日午前中の映画館ってこんな感じだったのか。







“自分のアイデンティティーを探す旅”に見えました。
1927年のドイツ映画『メトロポリス』に始まって、『ブレードランナー』『未来世危機ブラジル』『マトリックス』など近未来ものに浸ってきた私にとってはこの『ゴースト・イン・ザ・シェル』という映画、ものすごーくオーソドックスでシンプル、とても解り易いお話に感じました。「原作知らないので意味不明だったらどうしよう」とか「敷居が高すぎて意味不明だったらどうしよう」とか「キャラクター知らないから意味不(略)」とか心配ご無用でした。逆に拍子抜けしてしまったほど。

機械(シェル)に覆われた義体の中において、唯一人間のパーツである脳(=ゴースト)を残した少佐が、自分の心や魂、記憶を探りながら人間と機械との狭間で感じる孤独や葛藤・・・・的なことは何か言っていたような気もしますが、それほどガンガン刺さってくるほどでもなく「笑わないスカヨもいいんじゃな~い?」くらいにしか感じられませんでした。

思うに、恐らく原作が持つストーリー性やメッセージ性よりも映像の方に比重が置かれているからなんだろうなと感じました。それとやっぱりハリウッド的に非常に解り易く作られたから、ということもあるでしょうね。




アジア的近未来風景は、本当に美しかったです。
この映像に併せて、あの「ビョンビョンビョンミョンミョ~ン」と鳴り響く音楽なんて『ブレードランナー』そのもので、初めて観たというのにどこか懐かしい気分にも。

黒澤明監督の『酔いどれ天使』とリドリー・スコットの『ブレードランナー』を合わせたような世界観を作り上げたというルパート・サンダーズ監督の言葉通りでした。残念ながら原作との比較はできないのですが、きっと実写化にあたってはかなり丁寧に映像化されたのだろうと感じられました。

雛人形が出てくるシーンが2度ほどあるのですが、私このカットがとても好きでした。それまで隠すように置いていた雛人形のカバーを外すというほんの僅かなシーンなのですが、これってきっと日本の文化を知らなければこの嬉しさは伝わらないだろうなと。ハリウッド映画でこういった繊細な表現を織り込んでくれたことが、とても嬉しかったです。







で、結局のところ【公安9課】というところのチームワークというのもはサッパリ解らなかったのですが、この映画は"少佐の魂の旅"を描いたものなのだと思えばこんな感じなのかな。

そう!あと、北野たけしさんの髪型が「世界まる見え!テレビ特捜部」と同じなので、登場するたびに「なんだコノヤロウ!」ってピコピコハンマー出してきそうでかなり集中力が途切れました。・・・・・それとですねぇ、大変申し訳ないのですがたけしさんが喋っている日本語のセリフが聞き取りづらくて、ここだけは英語字幕があってギリギリ助かりました。日本語を聞きながら字幕を読むというシュールな展開。


そうだ!思い切ってついでに言ってしまうとですね、スカーレット・ヨハンソンの髪型もすきバサミを入れるのに失敗したシャギーカットにしか見えなくてちょっとムズムズでした。おまけにどうしてなんとなくズングリムックリしているんだろう??と、観ている間ずーっと疑問でした。言ってしまった!(笑)

あ、でもいいんですよ、スカヨハだってお母さんなんですから別にどんな体型でも構いません!私だって人の体型のことをとやかく言える立場じゃございませんが、でもさでもさ「日本のアニメだから日本人体型にしたんだろうか?」とか「もともとあんな衣装(?)なのかな?」とか一人悶々と思い悩んでいました。が、さっき検索してみたら、なんだアニメ版の素子さんなんて超ナイスバディじゃないですか。いったいこれってどういうこと!?どういう実写化なんだ??

もちろん【アニメ体型】なんてとてもあり得ませんが、でも日本の女優さんがナチュラルに演じられば一番よかったのかもしれませんね。あ、でもそれだと世界規模で展開しなければならないマーケットではきっと売り込みが掛けられないんだろうなぁ。そう、だからこそそんな中でよくぞ日本発のアニメを実写化してくれた!というところに落ち着くのかな。きっと、オトナの事情がいろいろと渦巻いているんでしょうね(笑)。



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  2017/04/23 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

『トランス・ワールド』 (2011/アメリカ) ※未見のアナタ、今年一番のラッキーさんです

   ↑  2016/12/21 (水)  カテゴリー: サスペンス、ミステリー







トランス・ワールド


●原題:ENTER NOWHERE
●監督:ジャック・ヘラー
●出演:サラ・パクストン、スコット・イーストウッド、キャサリン・ウォーターストン、ショーン・サイポス、クリストファー・デナム
●あらすじ:記載いたしません




今回はレビューを書かないことにしました。
この映画については、もう本当に何も申しますまい!

わたくし、ものすごーーーーーく『トランス・ワールド』という映画を紹介したいのですが、何か一つでも言ってしまうとこの映画の醍醐味が全て崩れ去ってしまう。

簡単に説明してみるとですね、「一体どうなっているんだ」→「お、そうくるのか」→「だったらこうなるんでしょ」→「えーそっちにいくのかぁ!」という映画です。ってどういうこっちゃ。・・・・あぁダメダメ、わたし絶対に言えないわ。言いたいけど言えないわ!



舞台はココです。
映画についてはもうこれしか書けません。


できれば、レンタルなどの際には"ジャンル"に囚われることなく鑑賞されることをオススメいたします。事前の「あらすじ」検索なんてモッテノホカ!何の予備知識もない真っ新な状態でぜひぜひご鑑賞ください。







この『トランス・ワールド』という映画はですね、クリント・イーストウッドの息子でイケメンの若手俳優 スコット・イーストウッドも出演しているのに、日本では"劇場未公開&DVDスルー作品"だなんてちょっと勿体ない気がします。

WildestDreams.jpg
Taylor Swift - Wildest Dreams
↑テイラー・スウィフトのミュージック・ビデオで初めて見た時、お父さんの眼差しと本当によく似ているなぁと思いました。



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さらに!イケメンといえばですね、この映画で最も興味深いのは脚本を書いたショーン・クリステンセン(Shawn Christensen)、この人です。


第85回(2013年)のアカデミー賞では、短編映画『リッチーとの一日』(原題:Curfew)「短編実写賞部門」のオスカーを獲得した監督であり、脚本家であり、俳優でもあるのですが・・・・もともとはニューヨークにあるアート専門大学「プラット・インスティテュート」出身で「ステラスター*」というバンドのVo&Gとしても活躍。いや、画家&俳優志望でもあったので絵も描ける!というマルチな才能を持つアーティストです。


こういった才能と技術のある人の創造性が爆発すると「こんな世界観が生れるのかー!」と『トランス・ワールド』を観て改めて思いました。ショート・フィルムの世界からは個性豊かで将来性のある人が次々に現れていますから、どの分野にしろこれからの活躍が楽しみな方ですねー。


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今回、私は『トランス・ワールド』の"原題"に惹かれて(『ランダム 存在の確率』で出てきた「The "door to nowhere"」という言葉が偶然重なった)パパっと借りただけだったので、ほぼ予備知識ゼロのまま一気にこの映画の世界に引き込まれてしまいました。

人間って、"非日常"の中に身を置いたり体験したりするとストレス解消になるといいますもんね。正にピッタリ!

『トランス・ワールド』は、アイディア勝負&低予算という中で、各ジャンルの"映画あるある"やアイテムを巧く取り入れ「やりたいことを遣り切ったのだな!」と思わず感心してしまう映画愛に溢れるなかなかの秀作です。映画好きな方なら思わずニヤリ!としちゃうかも。

映画との出会いもきっと巡り合わせなんでしょうねぇ。

私、観てヨカッタな!と思いましたよ。今年最後の"オススメ映画"ということにしたいと思います。年末年始のお時間のある際にでもぜひどうぞ。



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  2016/12/21 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit
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