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『THE KILLING/キリング』シーズン2 (2009/デンマーク)

   ↑  2017/03/14 (火)  カテゴリー: 海外ドラマ
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THE KILLING/キリング シーズン2


●原題:FORBRYDELSEN II / 英題:THE KILLING II
●企画・脚本:ソーレン・スヴァイストゥルップ
●出演:ソフィー・グローベール、ミケル・ビアクケーア、モーテン・スアバレ、ケン・ヴィセゴー、ニコラス・ブロ、プレーベン・クレステンセン、シャロテ・グルベア、スティーネ・プレトリウス 他
●シーズン1の「ナナ・ビルク・ラールセン殺人事件」から2年後。 捜査に没頭するあまり、家族も、パートナーも警察内部での信用も失ってしまったサラ・ルンドは、コペンハーゲンを離れ国境検問所で働いていた。たった一人ひっそりと生活しているサラのもとに、元上司のブリックスから連絡が入る。ある記念公園で発見された女性弁護士の遺体の事件捜査を手伝ってほしいという。一度は断るものの、サラ・ルンドはコペンハーゲンを訪れ、捜査協力を申し出るのだが・・・。




さぁ!まずは張り切って余談から!!
二十四節気の「啓蟄」が過ぎて、冷たかった土の中から虫さんたちも出て参りまして、いよいよ春分が目の前よ!というのにーですよ、今年に入ってこの2か月ちょっとなんだか色々とありすぎていけませんでしたのよ。

昨年泣いた「四十肩」が復活気味となり、その予感に怯える中で「ぎっくり腰」勃発。間髪入れず滅多に風邪をひかない娘が1月に2回も風邪(not インフル)でダウン、そんなバタバタの時にわたくし先週、左手の小指先を包丁でさっくりと・・・・

これだけあると「あれまたか」と意外と開き直ってしまい、取れてしまうのか繋がっているのかを確認して、一人黙々と片手を上げて止血して、押さえて、今日確認したら指先、ちゃんと繋がっていました。さぁここまでくれば何も怖くない。今年も張り切ってまいりましょう!・・・・と言いつつ、今日はまだリハビリモードで(笑)。







当ブログ【PC版】の右サイドに「映画&ドラマ ひとことレビュー」というコーナーがひっそりあるんですが、このデンマークドラマのシーズン1についてはそちらでちょこっとだけ触れたことがあります。で、最近どうしてもシーズン2&3を観たくなりまして。



今回もシーズン1同様、"11月"に起きた事件を【1捜査日=1話】で描き、事件発覚から解決までの10日間を全10話で描いていく仕様となっております。

前回シーズン1は全20話で、もう進みが遅いわ、物語は暗いわ、捜査のツメが甘いわでなんでこんなにストレス感じながら見続けるハメになってしまったんだよーと思いながらの完走でしたからね、今シーズンは10回ですよ楽勝でしょう!

・・・なーんて思っていたら、それがドッコイですよ。主人公のルンドさんは今シーズンも猪突猛進でブン投げ放題。な、なんと、相も変わらず全然成長していなかった!(セーターは新しいの着ていたけど)


でもね、そこが何というか。懐かしいというか親近感というか「完全無欠の女刑事」とは程遠いこの主人公の生々しい人間臭い魅力でありまして。やっぱり最後の最後まで食い入るように見入ってしまいました。







「THE KILLING/キリング」シーズン2のみどころ。
それは、対テロ法案を中心にデンマーク国内での政治的駆け引きを盛り込みながら、軍や政界を巻き込んでの捜査がスウェーデンやアフガニスタンといった国外にも渡り、その中でやっぱり巻き起こされるルンド刑事のムチャっぷり。これに尽きるでしょう!

国際問題にまで発展しかねないという、そのスケール感に加わるヒヤヒヤ感。どういうパワーアップの仕方をしているんだ、このドラマは(笑)。


ニコラス・ブロ演じるトマス・ブク法務大臣(名前がまたね、本当にブクブク太っている)の、「こんな世界ではいけないんだ!」という強い正義感が様々な政治家の思惑や政局の中でゆらゆらと揺れ動く有様は、見ていて「おまえ、どうしたいんじゃ!」と言いたくもなるのですが・・・・・でもでも、これが人間なんだろうなぁ。

ルンドも含め、このドラマの人々は誰一人として格好がつかず、不器用なんです。酷い失敗もするし、手痛い目にも合って、誰かを傷つけ、取り返しのつかない悲劇を起こしたりもします。でもそんな面をオーバーな感傷で飾り付けたりすることなく、そこを痛々しいままで鋭く強く突きつけてくるんですよ。ここがやっぱり北欧ドラマ独特の"ほの暗い魅力"なんだと私は思っていて、うーん、やっぱり見ずにはいられないんですよね。


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ラーベンの一人息子、健気なヨナスくん。どうか彼だけはすくすくと育っていけるよう守ってあげてほしいです。"彼"が最後に語ったことが真実かどうかはさておき、ラーベンはきっと、今度こそ、本当に立ち直れない。

あぁもう、それが解ったラストがともかく重くて重くて・・・・ヨロヨロになりながら観終えたシーズン2でした。


シーズン3の感想はいつになることやら~




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  2017/03/14 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

『ルルの冒険 ~黄金の魂~』 (2007/デンマーク、スウェーデン、ドイツ)

   ↑  2013/03/22 (金)  カテゴリー: アクション、パニック
 
●原題:De fortabte sjæles ø /英題:ISLAND OF LOST SOULS
●監督:ニコライ・アーセル
●出演:サラ・レンジベック・ガーマン、ルーカス・マンク・ビリング、ラッセ・ボルグ、ニコライ・コペルニクス、アンダース・W・ベアテルセン、ラールス・ミケルセン 他
●ルルと弟のシルベスタはとあるデンマークの田舎町に引っ越してきた。ある夜、100年以上前に死んだヘルマンの魂がこの町に現れ、突然シルベスタの体に入り込んだのだった。シルベスタが幽霊と話しているところを目撃したルルは、近所の少年オリバーとともに別人となったシルベスタを問い詰めたところ、モンク島に潜む悪魔の使者"ネクロマンサー"が復活して死者の魂を呼び出しているという。ルルは町の超常現象研究家リチャードらの力を借り、弟を救う冒険へと出発するが・・・。




これどう見ても、日本版のジャケットデザイン&タイトルがハリウッド映画『ライラの冒険 ~黄金の羅針盤~』の明らかなパクリでして、なんだかオカシイなぁ??と思っていたら、この原因、配給元のギャガ(販売当時は"G-CORE")のスタッフブログを見てわかりました。ビデオストレート業界では、この手の作品は“本物に似せる”というのが鉄則なんだそうで。"オトナの遊び心"というものらしいですのですが、思いっきり"内輪ウケ"です。

しかも、『ライラの冒険 ~黄金の羅針盤~』とこの『ルルの冒険 ~黄金の魂~』、そしてこれまた全く無関係なドイツ映画『マナツの冒険 ~黄金の石盤~』というタイトルを(勝手に邦題にして)3つ揃えて同時にレンタル開始!としたのだそう。

ライラの冒険~黄金の羅針盤~【GAGA】 ルルの冒険~黄金の魂~【GAGA】 マナツの冒険 ~黄金の石盤~【GAGA】
こういう売り出し方って、無関係な映画どうしに思わせ振りなイメージを植え付けてしまって、でも実際見たら「全然違うじゃん!!」というガッカリ感を覚えてしまうわけで。"勘違いレンタル"にしか頼れないなんて、これじゃあせっかく良く出来た元の映画の形をぶち壊しにしているとしか思えないんだけどなぁ。本国の制作スタッフやキャストに失礼だと思うんですよね。ま、私なんかがこんなところでプンスカ怒っていても仕方ないんですけどね・・・・・




だって、なかなか良かったんですよ!この映画。

北欧製のアドベンチャー・ファンタジー。孤島に捉えられた魂たちを解放するというメインストーリーに加え、何百年も密かに戦い続ける悪魔の使者ネクロマンサーと悪魔祓い結社の因縁や、両親の離婚で心を閉ざした思春期の少女の悩みなどがVFXたっぷりに綴られ、見応えあるキッズ・ムービーに仕上がっている。一方、僧侶とネクロマンサーに殺された恋人とのエピソードや全体に漂うシリアスなムードなど、大人が見ても楽しめる要素も充実。
■番組紹介/解説「ルルの冒険~黄金の魂~」【wowowオンライン】

なんと映画の35分に相当する630もの特殊効果ショットの合計は、あの『ジュラシックパーク』よりも多く北欧映画史の中で最大の特撮映画なんですよ!(De fortabte sjæles ø (2007)Trivia【IMDb】より) これらVFXの美しさはかなりナチュラルで、悪者の案山子がビョォォォン!!と飛び掛かってくるシーンとか、私、大好きでした。 しかも監督は、あのスウェーデン映画『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』の脚本を担当したニコライ・アーセル。うーん、お子様映画なのに家族のドラマが妙にシリアスで暗いのはそのせいか!(笑)



それにね、登場時間は僅かしかないのですが、日本で公開される数少ないデンマーク映画ではよく見かけるアンダース・W・ベアテルセン(『幸せになるためのイタリア語講座』の牧師様、『ミフネ』のダメ主人公)など、ベテラン俳優が出ているところなんかも渋いです。安心して観ていられます。

オーケストラの壮大な音楽に身を委ねて、ハリー・ポッターやナルニア国物語が好きな人であればなお、子どもでなくても十分楽しめる映画だと思います。


ま、惜しむべくは、主役の女の子の演技がやや残念気味で緊張感に欠ける点かな。かなりの美少女なのに勿体ないな~。感情を押し殺し気味の思春期の女の子の役なのでまぁなんとかもった方かと思いますが、その代わり、ヘルマンの魂が入り込んだ時の弟くんの"大人演技"がなかなかで、これには感心してしまいました。ちょっとオスメント君入っていますが、弟君くん芸達者だぞ!

「対悪魔戦闘ロッジを復活させるわ!」というラストもカッコいいじゃないですか~!続編できたら私は絶対観ます。ほんと、なかなか良かったですよ、この映画。"バッタもの扱い"にされたのが本当に残念


※因みに・・・
映画の最後に出てくる小型飛行機の側面に書かれた"OY - 1138" という文字。
OYというのはデンマークの航空機に使われる"国籍記号"なんですが、"1138"はジョージ・ルーカス監督の1971年の映画 『THX-1138』へのオマージュなんだそうです(De fortabte sjæles ø (2007)Trivia【IMDb】より)。"映画愛"ですね!




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  2013/03/22 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

『アフター・ウェディング』 (2006/デンマーク、スウェーデン)

   ↑  2011/08/30 (火)  カテゴリー: ロマンス、ドラマ



【DVD】アフター・ウェディング スペシャル・エディションマッツ・ミケルセン [KEBF-90144]



●原題:EFTER BRYLLUPPET / AFTER THE WEDDING
●監督:スザンネ・ビア
●出演:マッツ・ミケルセン、ロルフ・ラッセゴード、シセ・バベット・クヌッセン、スティーネ・フィッシャー・クリステンセン、クリスチャン・タフドルップ 他
●インドで孤児院を運営するヤコブは、財政的に厳しく破産寸前の状態で行き詰っていた。そんな時、デンマークのある会社から寄付の申し出がある。しかしそれには「ヤコブがコペンハーゲンを訪れてCEOと面会する」という条件がついていた。渋々インドからコペンハーゲンに向かったヤコブはCEOのヨルゲンと会うのだったが、彼はまだどの団体に寄付をするか決めておらず、決定は後日すると語る。戸惑うヤコブをよそにヨルゲンは「娘が週末に結婚するので、式に来るように」と半ば強引にヤコブを招待するのだった・・・。2006年度アカデミー賞「外国語映画賞」ノミネート作品。




デンマーク映画やスウェーデン映画というと、北欧の柔らかな太陽の光や若緑色の自然などと対比するように、極限状態ギリギリまで追い詰められた人間のドロドロとした本性を見せつける暗~いドラマを私は勝手にイメージしてしまいます。きっと大笑いするような楽しい映画もあるのでしょうが、なぜか日本では"内向的な"作品や、パステルカラー調の"センスのいい"作品が好んで公開されるような気がします。

デンマーク語が全くわからないので、まったく馴染みのない言語による映画作品の場合は思い切り「日本語字幕」に頼る他ないのですが、よーく聞いてみると「ヒンディー語」だと思っていたら「インド英語」だったり「ドイツ語」っぽい発音かなぁと思っていたら「スウェーデン語」まで出てくるようで、ちょっと驚かされるところもありました。






私は"あらすじ"やキャッチコピーなどを読まずに『アフター・ウェディング』というタイトルと、レビュー上記に書いた程度の知識だけで鑑賞したのですが、これは自分にとってラッキーでした。何も知らずに観ることができて、個人的には良かったと思います。

鑑賞後に分かったことなのですが、この作品は日本公開時や映画データベースのサイトなどでは、物語の核心に触れるところまで言及しているんですね。公開前から思い切り情に訴えかけるこのアピールは、この作品の醍醐味を失わせているようにも思います。核心を知った上で観るか、私のように知らずに観るかでは、映画への印象が大きく異なることでしょう。



※因みにアメリカ公開時のこのトレーラーは、"核心"には触れずに何かを暗示させるだけ、という非常に良い出来だと思いました(何故かエスニックな雰囲気を漂わせ続けているのが、米国らしい外国映画のアピールですが・・・)。


寝かしつけの時に子どもたちに「ニルスの不思議な旅」を読んで聞かせる優しい家族の姿や、幸せの絶頂ともいえる美しく愛らしい、そしてまだあどけなさの残る花嫁の姿を目にながら「結婚式の後に何かしらの人間ドラマが起こるのだろう」くらいの軽い気持ちで私は観始めたので、水面に落とされた一粒の水滴がゆらゆらと全体の表情を変えていくように、少しずつ変化していく事の成り行きをただじっと息を詰めるようにして見守っていました。純粋に主人公でもあるヤコブの目線で展開される物語を追うのであれば、"核心部分"には触れずに鑑賞できることが最良だと思います。






『アフター・ウェディング』では、何かを決めかねていたり、途方に暮れていたり、感情を抑えていたり・・・そんな登場人物たちの指先や目元を何度も何度もクローズアップで映し出します。彼らの心の揺れを覗き込んでいるような、そんな錯覚に陥るカットです。

人々の間にさざ波が立ち、酷く罵り合い、誰もが悲しみを抱え、そんな感情の混乱から登場人物たちの関係は行き詰まりを見せたとも思えた展開だったのですが・・・私はなぜか途中から、それら寂寥感の間から少しずつ温かな感情を感じていたのです。不思議な体験でした。





映画の良いところというのは、人生を客観的に見ることが出来る上、生き方や心の持ち方を見つめ直し、困難に対するヒントや安らぎを見出すことが可能な点だろうなぁと、私は常々思っています。大袈裟と思われるかもしれませんが、少なくとも私はこの映画に対してもそのように感じました。

何かを失い、傷つけ、何かに巻き込まれ、酷く打ちのめされたようで、実際は沢山のものを得ているのが人生なのかもしれない、と思ったのです。失ったものと引き換えに与えられる何か、ということではなく。「失う」こと自体に「生まれている」ものがあるということ。そして、本当はもう既に「得ている」のに、自分がただ気が付いていないだけだということ。

もちろん以前とまったく同じ時間や幸せは決して帰ってはこないし、「失った」直後には、痛みや苦しみ、悔恨の思いや悲しみなどの感情が重く圧し掛かり、そこから抜け出すこと、忘れること、立ち上がることで精一杯なはずですが・・・それでも、この映画を観ていると、そこから何かが「生まれている」のが感じられるのです。・・・私にとってこの映画は、"救い"と"覚悟"でした。

何もかも目出度い大団円を迎える類の映画ではありませんが、大胆な筋書きの中、最後の最後まで地に足のついた人間の描き方と、人間の繊細さや力強さを感じさせてくれる丁寧な描写がとても好きな作品でした。






因みに大企業のCEOヨルゲンを演じたロルフ・ラッセゴード。

・・・どこかで観たことがある!と思っていたら、昔レビューを書いた1998年のスウェーデン映画『太陽の誘い』(1998年)に主演していたRolf Lassgrdでした(日本語表記では現在「ラッセゴード」もしくは「ラッスゴル」と表記にバラツキがあり、きちんと統一されていないようです)。印象的で力強く、またとても味わい深い演技をされる俳優さんです。

この作品の監督でデンマーク出身のスザンネ・ビア(『未来を生きる君たちへ』が現在公開中)にしてもそうですが、残酷な現実を見つめ、人間への深い愛情を込めた良質の北欧映画が近年ますます注目されてきています。


【トーキョーノーザンライツフェスティバル2011】というサイトでは、今年2月に開催された「北欧映画祭」の上映作品が紹介されています。どれも北欧を代表する映画作品ばかりなのですが・・・そういえばどれも強烈なインパクトの作品ばかりだった!ということにも気付かされました(←トラウマになりそうな作品が多すぎるんですよねぇ)。うーん、これからも時間の許す限り、心して北欧映画と向き合っていきたいと思います!そのためには、相当な精神的タフさも必要となりそうですが・・・(笑)。


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  2011/08/30 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

『原始獣レプティリカス/冷凍狂獣の惨殺』 (1961/デンマーク、アメリカ)

   ↑  2010/10/19 (火)  カテゴリー: SF、宇宙、怪獣




原始獣レプティリカス 冷凍凶獣の惨殺 Reptilicus[DVD]


●原題:REPTILICUS
●監督:シドニー・ピンク、ポール・バング
●出演:カール・オットセン、アン・スミルナー、ミミ・ハインリッヒ 他
●ツンドラ地帯の鉱山で採掘作業中に、地中から巨大な動物の体の一部が発見された。科学者が調べた結果、爬虫類と哺乳類の中間の進化段階にある古代生物とわかり、「レプティリカス(Reptilicus)」と命名される。肉片はデンマークに運ばれ培養液に入れられるが、強力な再生能力を持っていたので短時間に巨大怪獣になり、人間を襲って海に姿を消してしまうのだが・・・。



Amazonの【はなまるこさんへのおすすめ商品】に入っていました。
そうなんです!私コレ、テレビ東京深夜枠のB級映画を観るのが大好きだった時期がありまして、めちゃくちゃお気に入りの作品、思い出の一作だったんです。Amazonさん、方向間違ってないです。寧ろドンピシャです。私のAmazon閲覧履歴はこんなもんです、えぇ。

ガォー!!!


舞台はデンマークのコペンハーゲン。国力宣伝映画なのかと思うほど、本物の陸海空軍が駆逐艦やら戦車やらを出して撮影に全面協力。更に1000人近いエキスラの市民が本気を出して大活躍!これはちょっと放っておけないぞ~という、アツイものが込み上げてくる感じが私の"映画好き魂"に火をつけたのでした。


逃げるぞぉ~

怪獣映画について全く詳しくはないのですが、誰の目から見てもこの作りはチープなんでしょう。でもギッコンギッコン、一生懸命動くんですよ。家の中にいるオジサンをパクーっと食べたりとかもう大笑いなんですが、流れ的には市民の皆さん本気ですので「いやぁコワイですねぇ、恐ろしいですねぇ」と相槌を打ちながらこちらも一生懸命観るわけなんです。一体感というんでしょうかね、いつの間にか愛着がわいてしまっているんですね。↑この橋の上で逃げ惑う市民の皆さんなんか、ホント素晴らしい!名シーンの1つであります。


といわけで、今日はちょっと心温まる映画のご紹介でありました(個人的に)。
もしご存知の方がいらっしゃいましたら嬉しいです(笑)。






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  2010/10/19 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

『幸せになるためのイタリア語講座』 (2000/デンマーク)

   ↑  2010/09/17 (金)  カテゴリー: ロマンス、ドラマ
8月鑑賞映画memo第5弾 『幸せになるためのイタリア語講座』





幸せになるためのイタリア語講座 デラックス版 / 洋画


●原題:ITALIENSK FOR BEGYNDERE / ITALIAN FOR BEGINNERS
●監督:ロネ・シェルフィグ
●出演:アンダース・W・ベアテルセン、ピーター・ガンツェラー、ラース・コールンド、アン・エレオノーラ・ヨーゲンセン 他
●冬、デンマーク・コペンハーゲン近郊のとある町。妻を亡くしたばかりのアンドレアスは、新任牧師としてこの町を訪れ、ホテルに泊まる。そのホテルのお人好しなフロント係ヨーゲンは、レストランで働く親友のハルにクビを宣告する役を上司から押しつけられ当惑する。そのヨーゲンへ秘かに想いを寄せているウェイトレスのジュリア。パン屋の店員オリンピアは偏屈な父親に閉口し、美容師カーレンはアルコール依存症の母を抱えていた。そんな彼らは、市の主催する週に一度のイタリア語初級講座で顔を揃えようとしていた。(allcinemaより抜粋)




修正のない自然光。奇をてらうことのない素朴な編集。温かな人間味を素のままで感じるとともに、まるでその場に居合わせたかのような、荒削りで生々しい匂いも同時に感じる。ドグマ映画(Dogme95)の厳しいルールがうまく功を奏した素敵な作品だなと思いました。特殊効果もなく、演出がかった音楽もありません。実験的であるがため、かえってそれらが意図的に感じたり厭わしく思われたりするのかもしれないけれど、それでもただ、人が純粋に映像のみで物語を伝えようとしている気持ちが、私には心地よく感じられました。物語と共にいるような安心感。


デンマークという国の人が、立ち行かなくなった人生と何とか向き合うために「イタリア語を習おうよ」という気持ちになるあたり(理由は人それぞれだけど)、これだけとっても私には十分に解りすぎるくらいわかって、ちょっとジーンときてしまった。皆、幸せになれますように。




このメモを保存した後、この映画の"感覚"を料理しながら幾度となく思い出すことがありました。玉ねぎを焦がさないように丁寧にゆっくり炒める感じ。さっくりした食感になるように、ふるいにかけた小麦粉を根気強く少しずつ加えて一生懸命混ぜる感じ。売っているお弁当や手軽なお惣菜、レストランの美しい食事などではなく、素材に自分で手をかけて美味しいものを作りたいと思う時の穏やかな気持ち。美味しいものは、意外と飾り気もなく簡素でシンプルだったりする気がします。


Dogme95「純潔の誓い」
■撮影はすべてロケーション撮影によること。スタジオのセット撮影を禁じる。
■映像と関係のないところで作られた音(効果音など)をのせてはならない。
■カメラは必ず手持ちによること。
■映画はカラーであること。照明効果は禁止。
■光学合成やフィルターを禁止する。
■表面的なアクションは許されない(殺人、武器などは起きてはならない)。
■時間的、地理的な乖離は許されない(つまり今、ここで起こっていることしか描いてはいけない。回想シーンなどの禁止である)。
■ジャンル映画を禁止する。
■最終的なフォーマットは35mmフィルムであること。
■監督の名前はスタッフロールなどにクレジットしてはいけない。


幸せになるためのイタリア語講座@映画生活



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  2010/09/17 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit
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