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2012年 残暑お見舞い申し上げます

   ↑  2012/08/20 (月)  カテゴリー: 雑記φ(..)
立秋を過ぎても、まだまだ厳しい暑さが続いております。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。





今年の夏の話題と言えば・・・・
ダニー・ボイル監督がプロデュースしたロンドン五輪開幕式。楽しかったです。

2012年ロンドンオリンピックの開会式【wikipedia】 2012年ロンドンオリンピックの開会式【wikipedia】

私は彼が使うCMっぽいベタベタな色使いや、特殊効果をバリバリに使った"映像集"のような映画作品はあまり好きではないのですが、今回に限っては彼独特のパンチのある個性的な特徴がうまく活かされていたなぁと思いました。開会式は、会場に居る人よりもTVで観る人の方が遥かに多いわけですから、映像で繋ぎまくった式典もOKなんでしょうね。

イギリス出身の俳優たちや新旧英国映画も数多く使われていて、映画ファンにも嬉しいイベントでした。会場ではなんだかつまらなそ~にしていた女王陛下も、ダニー・ボイルマジックの中では大変クールで素敵でした!






それからこれは、つい先日、雨があがった後に見えた虹。
携帯でバシャバシャ撮っていたら、そのうち2枚だけちょこっとだけ重なったので、不恰好だけど繋げてみました。虹って、ほんっとーに大きいですねー!むかし、ユーフラテス川をバックに広がる地平線のずっとずっと向こうに見えた虹を思い出しました。

さぁ、夏休みもあと少し。気温37℃の猛暑も残りわずか(だといいんですが・・・)。過ぎゆく夏を満喫しましょう!当ブログはこれから少しだけメンテナンスの期間となります。次回の更新はいつになることやら・・・。どうぞ皆様お元気でお過ごしください。


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  2012/08/20 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

『オーメン』 (1976/アメリカ)

   ↑  2012/08/17 (金)  カテゴリー: サスペンス、ミステリー



オーメン【Blu-ray】 [ グレゴリー・ペック ]


●原題:THE OMEN
●監督:リチャード・ドナー
●出演:グレゴリー・ペック、リー・レミック、デヴィッド・ワーナー、ハーヴェイ・スティーヴンス、ビリー・ホワイトロー、ホリー・パランス、レオ・マッカーン 他
●ダミアンは、同じ日に赤ん坊を亡くしたアメリカ外交官のロバート夫妻のもとに引き取られる。英国に居を移したロバート氏とその妻のキャサリンは、ダミアンに惜しみない愛情を注ぎ育てるが、ダミアンが5歳になった日、乳母が謎の死を遂げる。翌日、ロバートのもとにブレナンと名乗る神父が現れ、ダミアンは悪魔の子なので悪魔祓いをするように勧めるが、ロバートは取り合わず・・・。



これまで地上波で何度か観たことはあったものの、先日IMAGICA BSで放映されていたので生まれて初めて落ち着いて『オーメン』を鑑賞してみました!

「人類を滅ぼすためこの世に送られてきた“悪魔の子”ダミアン」と言われても、キリスト教徒でもない私は聖書に何ら影響されていない人生なので、アンチキリストのイメージを「恐ろしいわ!!!」なんて思えるはずもなく、よってこの類の映画での本質的な恐怖感というものは味わえていないのだと思います(『エクソシスト』とか『ローズマリーの赤ちゃん』など)。考え方によっては「無神論者こそ悪魔の手先」とも言われますしね。あれ、じゃあこんな私こそが悪魔なのか(笑)!? とはいえこの作品は、恐ろしげな描写は多々あるものの、個人的には「ホラー映画」というよりもとても良質な「サスペンス映画」のように思っています。


まず何と言っても『オーメン』といえば、ジェリー・ゴールドスミスによる音楽の効果が絶大。映画ファンでなくとも誰もが一度は耳にしたことがあるのでは?と思われるテーマ曲「Ave Satani(悪魔を称えよ)」が混声合唱で力強く繰り返されるが流れるシーンなど、もう鳥肌が立つほどの恐怖感に煽られます。低予算で制作されたこの映画を、よりショッキングなものにした最大の功労者ではないでしょうか。



それから今回観直して改めて感じたのは、実は「1」ではダミアンはまだほんの子どもだったのでこの作品の"恐怖"となる対象は、大人たちによるものだったのだなぁということ。愛おしい我が子に何か異質なものを感じて、少しずつ精神に異常をきたしていく母親の恐怖が張り付いたその表情。何か恐ろしい気配がひたひたと近づいてくるような風や景色。そしてやや年老いて精彩を欠いたグレゴリー・ペックの、憔悴して疲れ切った脆さ。

そう、何かに取り憑かれたように精神的に追い込まれた人間の姿をどう見るのかによって、この映画の恐怖度も変わってくるのだと思います。我が子(とは言えませんが)に手をかけようとする親の姿ほど恐ろしいものはありません。

ダミアンは『オーメン』ではほとんど台詞がありません。なので最も印象的だったのは、笑顔の首つりシーンでも串刺しシーンでも首チョンパシーンでもなく「パパ、やめて」の一言。これ、コワすぎでしょう・・・・・。もちろんラストシーンのあの微笑みも!!『オーメン』の撮影秘話でよく言われるものですが、あの笑顔はドナー監督が「笑ってはダメだよ」と言ったところ、子どもらしくつい笑ってしまったいたずらっぽい表情を捉えたもの。ナチュラルな子どもの笑顔があんなに恐ろしいものになるなんて・・・映画ってコワイですねぇ。




ついでですが、このダミアンくん、ちょっとだけ可愛いシーンもあります。三輪車キコキコの有名シーンですが、ママにどーん!とぶつかるカット。ぶつかった瞬間、この年齢相応に目をギュッとつぶって可愛らしく三輪車からおっとっと・・・ヨロ!っとなるシーンも。悪魔の子ダミアンくんも、一瞬の隙くらいはあるものです(笑)。



因みにこの『オーメン』にもオマージュを捧げた『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』でも、乳母ミセス・ベイロックを演じたビリー・ホワイトローの勇姿(?)を観ることが出来て万歳でした覚えが。

血がドバドバ出るわけでもないのですが、猛暑のこの夏に冷た~い雰囲気をじっくり味わうにはもってこいの作品だと思います。あれ、納涼映画になってしまった・・・(笑)

オーメン@映画生活



■この記事に関連する映画制作国、地域 : アメリカ映画 

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  2012/08/17 | Comment (4) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

アメドラ記録(その3) 『ミディアム 霊能捜査官アリソン・デュボア』 (2005~2011/アメリカ)

   ↑  2012/08/13 (月)  カテゴリー: 海外ドラマ

ミディアム ~霊能捜査官アリソン・デュボア~ シーズン1<トク選BOX>

ミディアム ~霊能捜査官アリソン・デュボア~ シーズン2<トク選BOX>

ミディアム ~霊能捜査官アリソン・デュボア~ シーズン3<トク選BOX>


ミディアム ~霊能捜査官アリソン・デュボア~ シーズン4<トク選BOX>

ミディアム ~霊能捜査官アリソン・デュボア~ シーズン5<トク選BOX>

ミディアム ~霊能捜査官アリソン・デュボア~ シーズン6<トク選BOX>


ミディアム ~霊能捜査官アリソン・デュボア~ ファイナル・シーズン<トク選BOX>

  


●原題:Medium
●出演:パトリシア・アークエット、ジェイク・ウェバー、ミゲル・サンドバル、デヴィッド・キュービッド、ソフィア・ヴァジリーヴァ、マリア・ラーク、ミランダ・カラッベロ、マディソン・カラッベロ 他
●犯罪犠牲者の迷宮入りした事件を追体験したり未来を予知するミディアム(霊能者)の犯罪捜査を描いた衝撃の新感覚ミステリー&サスペンス。死者とコミュニケーションできる霊能者のアリソンは、意外な真相が待ち受ける犯罪捜査の一方で、家族と普通の日常生活を過ごす。その両方で奮闘するヒロインを等身大に映し出した人気シリーズ。




実在するミィディアム(=霊能者)の犯罪捜査を描くという、"超トンデモ系"を直球でくる邦題を見ただけで、一瞬普通の人ならドン引きしそうなこのドラマ。

しかも・・・
映画『トゥルー・ロマンス』では「キスをするとピーチの味がする!」なんてキュートな女性を演じたパトリシア・アークエットがですね、久々に見たらパッツン前髪でドスコイドスコイ動き回る主婦に変身していたわけです。ほとんど怖いもの見たさ状態の私。毎回"ヴィジョン"を夢で見たアークエットが「・・・・はっ!!!!!」と言って目を覚まし、「大丈夫か?」と夫に声をかけられて夜中に飛び起きるというヨレヨレのデュボア夫妻の姿が。シーズンが進むぬつれ、ほとんどギャグになっています。

でも毎回、欠かさず見てしまうのは何故なのか・・・!?
それは、サイドストーリーである家族や夫婦、子育ての話がとっても良いからなんです。


舞台がニョーヨークやロサンゼルスといった主要大都市ではなく、アメリカ南西部のアリゾナということ。検事局で働く主人公アリソンがバリバリのキャリアウーマンではなく、パート勤めということ。夫ジョーと共稼ぎで家事や育児とのバランスが難しくなっていること。そういった普通の要素が今どきのドラマによくあるスタイリッシュさからは程遠い、言ってみれば野暮ったさや身近さを生み、心霊現象というトンデモなサスペンスを吹き飛ばしてしまうほどの主軸となって、「家族」としてのストーリーがより大きな魅力となっているからだと思います。夫婦間のエピソードでは、ちょっと涙ぐんでしまうような素敵な話も幾つかあります。


それに、実際にどんどん成長していく"デュボン家"の子役たちも素晴らしい!

ぷっくり唇が印象的な長女アリエル役のソフィア・ヴァジリーヴァ(「ヤング・アーティスト・アワード」を受賞)は、『私の中のあなた』でも思春期特有の繊細さを瑞々しく見せてくれました。おなかぽっこりで可愛らしい次女ブリジット役のマリア・ラークの成長ぶり、最初は赤ちゃんだったのに少しずつお話ができるようになってきた末っ子マリー役のミランダ&マディソン・カラッベロ姉妹(双子で交代で出演)。このドラマ、心霊ミステリーもののジャンルに見えますが、実は一風変わったファミリードラマなのかもしれませんね。




で、↓こちらがドラマのモデルとなったご本人、Allison DuBoisさん。
【書籍】あの世から届く愛のメッセージ アリュソン・デュボア著 徳間書店
Allison DuBois :アリゾナ州フェニックス生まれ。アリゾナ州立大学在学中の最終学期にフェニックスの検事局インターンとして働く。4年間にわたり、アリゾナ大学で霊能現象と死後の世界に関する研究のための実験に参加、協力。検察局のための陪審員の選抜、アリゾナ州グレンデールの警察やテキサス・レンジャーを始めとする全国の司法機関のための殺人事件や失踪事件の捜査にも協力。

来日映像を見た限りでは、三人子持ちの役のためにパトリシア・アークエットが産後太りのままで演じているといった"役作り"は不要なのでは!?と思えるほど、御本人はスレンダーで美しい方でした(笑)。ドラマ「ミディアム」を見る限り、「ギフト」を持つのも一苦労なのだろうなぁと。でもだからこそ、そこに"家族"の存在が大きな支えになるんでしょうね。あー、家族っていいものだなぁ~


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  2012/08/13 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

アメドラ記録(その2) 『クローザー』(2005~2012/アメリカ)

   ↑  2012/08/02 (木)  カテゴリー: 海外ドラマ

クローザー <フォース・シーズン> コレクターズ・ボックス


クローザー<フィフス>セット1


クローザー <シックス・シーズン> コンプリート・ボックス


●原題:The Closer
●出演:キーラ・セジウィック、J・K・シモンズ、ジョン・テニー、コリー・レイノルズ、ロバート・ゴセット、G・W・ベイリー、トニー・デニソン、マイケル・ポール・チャン、レイモンド・クルツ、ジーナ・ラヴェラ、フィリップ・P・キーン 他
●ロス市警殺人特捜班のチーフに就任したブレンダ・ジョンソン。捜査官としては全米屈指のキャリアを誇る超エリートだが、着任早々、その無愛想な性格で、同僚たちの反感を買い、上司とは度々衝突。南部育ちの頑固者で、捜査においては一切の妥協を許さず、我が道を行く。こと尋問にかけてはブレンダの右に出る者はない。容疑者の堅く閉ざされた口から自白を引き出すその手腕こそ、彼女が必殺仕事人「クローザー」と呼ばれる所以だ。




別に「どうしても観てくれ」と誰に頼まれたワケでもないのですが、個人的にセジウィックの顔が苦手だった私は「話に入り込めないんじゃないか・・・」と恐る恐る見始めたドラマ(そこまで無理することもないんですが)。しかも「ドラマは日本語吹替えで!」と決めていた私が、このドラマだけは原語でトライしようと決意することになろうとは・・・・

ある日、録画の設定を間違えてしまった私は『クローザー』のその一話分だけ【日本語字幕版】の再放送で見たのです・・・・が、えぇぇ!?私は耳がおかしくなったのか??と物凄くビックリ。セジウィック演じる主人公ブレンダのセリフが、あまりにも全然聴き取れない!なんだか耳に引っかからない感じ。確かにアメリカの刑事ものなんかは専門用語がバンバン出てくるので、私なんかが完全に理解出来るわけもないのですが、それにしても、あまりにも、普段の会話さえもあまりよく聞き取れない。唯一の手がかりである単語さえもうまく聞き取れない(もしくは聞き間違えてしまう)ので、私のアタマの中で意味が通わない事態に・・・・・・そう、これが所謂「南部米国英語」というものだったんですね。

The Closer season5[Red Tape]
特に、シーズン5の第3話「赤い規制線」でブレンダと同年代のFID(ロス市警武力犯罪調査課)所属のシャロン・レイダー警部が出てくるのですが、彼女たちのガチンコ対決での会話を聞き比べると、これはもう明らか。ふわふわぁっとした聴き取りにくい単語やアクセントで話すブレンダって、相当キツイ訛りがあるってことだったんだ。日本語吹替版じゃそれがよく伝わってこなかったよ・・・・

いつもパステルカラーのふわふわ超フェミニンな服を着て現場入りし、超南部訛りの英語を話して(セジウィック自身は生粋のニューヨーカーなので完璧な演技力!!)、カバンの中もぐっちゃぐちゃ、ひどい方向音痴でスイーツ中毒という・・・・ブレンダはかなりクセのある女性・・・というかただの変な人です(笑)。こんな所に犯人たちはふと気が緩むのかもしれません。本当は、全米屈指のキャリアを誇る超エリート刑事なんですけどね。これって、ちょっと女性版コロンボ刑事みたいな感じかな?プライベートでは仕事と違い、何かあるとパニックになるダメダメな感じのブレンダですが、男達が"しがらみ"に組まれるような所で彼女だけが突破していく強さ(無茶っぷり)が、同性から見てすごく惹かれます。


The Closer crew To Protect and to Serve
ブレンダが捜査開始時にバシバシと采配を振るところはいつも惚れ惚れ。微妙な署内関係の中でのチームプレーはとにかく楽しい。米国刑事ドラマの中でも必ず配役される、白人・黒人・ヒスパニック・アジア系がチーム内にすべてガッチリ揃っているところも素晴らしい(笑)!

因みにアメリカ本家の公式サイトでは、【Top 10 Flynn and Provenza Moments】という、二人一緒にいると絶対に事件を巻き起こすフリン&プロベンザ コンビのファンであれば笑い死にしそうな特集も組まれています。「クローザー」ファンは必見です!





Kyra Sedgwick Wins Best Actress TV Series Drama - Golden Globes 2007
このドラマは、主演のキーラ・セジウィックが第62回エミー賞ドラマシリーズ部門・主演女優賞(2010) 第64回ゴールデングローブ賞テレビ部門ドラマシリーズ・主演女優賞(2007)を受賞しています(上の動画は受賞した時の模様←ご主人であるケヴィン・ベーコンと第5シーズンでブレンダの姪チャーリー役として登場したお嬢さんのソシー・ベーコンも少し映っています)。

 「クローザー」でゴールデン・グローブ賞を受賞したキーラ・セジウィックのギャラが大幅アップされることになり、テレビで最も高いギャラを得ている女優の仲間入りをすることになった。
 セジウィックは、1エピソードに対し、約25万ドルから30万ドルとボーナスが支払われると予想され、計1600万ドル(当時換算で約19億2千万円)の契約を結んだと見られる。これにより、セジウィックは同ドラマの第7シーズンまでの出演契約をしたことになる。
[シネマトゥデイ映画ニュース]2007年1月25日記事から一部抜粋

こ、これならケヴィン・ベーコンも嬉しいはず(笑)。おしどり夫婦として、ハリウッドでは珍しく安定感のあるご夫婦ですが、やっぱり二人でこれだけ活躍していればコワイモノなしですね!って余計なお世話ですね。

そうえいば、『クローザー』は今年アメリカで放映されているシーズン7で終了してしまいますが、その後はスピンオフとしてブレンダの天敵で市警内捜査課のあのシャロン・レイダー警部が主演を務める『Major Crimes』が新シリーズとしてスタート!8月13日『クローザー』の最終話のすぐ後に、この『Major Crimes』が放送開始となる予定とか。おぉ、もう今月の話ですね。クローザー終了を見届けるまで私はまだあと少しありますが、やっぱりシリーズ終了は寂しくなりますなぁ・・・


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  2012/08/02 | Comment (6) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit