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これから観ようと思っている映画&ドラマの覚え書き

   ↑  2015/02/21 (土)  カテゴリー: 映画いろいろ・・・

『フォックスキャッチャー』 (2014/アメリカ)


キャストは大好きなスティーヴ・カレル、マーク・ラファロ、それに今一番観たい!と思っている若手俳優のチャニング・テイタム。これはもう、私的には問答無用で観なくてはならない作品の一つです。監督は『カポーティ』『マネーボール』のベネット・ミラー。これまでと同様に『フォックスキャッチャー』も実話に基づいた映画なんですね。ドラマティックな要素で盛り上げていくタイプの監督さんではないので、物語の底に沈んでいる破片を掬い上げるようにして、静かに静かにこの映画を堪能してみたいなー。

≪第87回アカデミー賞 5部門ノミネート≫  ※もしカレルが獲ったら快挙だ!!
★監督賞(ベネット・ミラー)  ★主演男優賞(スティーヴ・カレル)  ★助演男優賞(マーク・ラファロ)  ★脚本賞  ★メイク・ヘアスタイリング賞


【公式サイト】フォックスキャッチャー






『セッション』 (2014/アメリカ)


我が家で大人気の米国ドラマ「クローザー」のポープ副本部長がいよいよ助演男優賞を受賞か!?というこの『セッション』。怪演、狂気、罵倒に罵声、スパルタの鬼教師等々・・・J・K・シモンズの演技については色々絶賛されているようですが、(ドラマーの一人としても)音楽好きの人間にとってはちょっと辛そうな内容だなぁ・・・。とは言うものの「圧巻・圧倒・衝撃のラスト」というところまで辿り着いてみたい!そんな好奇心の方が勝ってしまうのでした。

≪第87回アカデミー賞 5部門ノミネート≫  ※J・K・シモンズで決まり!!なはずだ!たぶん!
★助演男優賞(J・K・シモンズ) ★作品賞  ★脚色賞  ★編集賞  ★録音賞


【公式サイト】セッション






『6才のボクが、大人になるまで。』 (2014/アメリカ)

この映画で12年かけて母親役を演じたパトリシア・アークエット。こちらも大好きな米国ドラマ「ミディアム 霊能捜査官アリソン・デュボア」の主演女優さんで、我が家でも大人気。「ミディアム」でも3人娘たちの成長と共にデュボア家のお母さん役を自然体で演じ、昔は美人女優さんだったアークエットも「"本当のおかあちゃん"みたいになったものだな~」なんて思っていましたが、もしかしたらこの『6才のボクが、大人になるまで。』の撮影のためにも、この数年間は自然体を心がけていたのかもしれないなぁ。

≪第87回アカデミー賞 6部門ノミネート≫  ※アークエットの女優魂でオスカーに手が届くハズ!!
★監督賞(リチャード・リンクレイター) ★作品賞  ★助演男優賞(イーサン・ホーク) ★助演女優賞(パトリシア・アークエット) ★脚本賞(オリジナル) ★編集賞


【公式サイト】6才のボクが、大人になるまで。






『プリデスティネーション』 (2014/オーストラリア)

オーストラリア制作で、監督はピーター&マイケル・スピエリッグ兄弟。それで主演はイーサン・ホークとくれば・・・これはもう『デイブレイカー』じゃないですか!やったー。
原作はSF作家ロバート・A・ハインラインの傑作タイムパラドック小説『輪廻の蛇』で、原題にもなっている「Predestination(プリデスティネーション)」は「宿命」を意味し、約半世紀の時空を小刻みにタイムスリップして繰り広げられるミステリーが、やがて壮大なドラマに発展し、登場人物の数奇な宿命の謎が解き明かされていく(映画.comより一部抜粋)という・・・映画好きがSFから出発した、タイムパラドックス大好きな私にとっては文句なしに好みの作品です。これは言います、今言っておきます!絶対観ます!!

【公式サイト】プリデスティネーション







最後に、これから観ようと思っている、というか観始めている海外ドラマ。

「NCIS ネイビー犯罪捜査班」 シーズン12
「クリミナル・マインド」 シーズン8
「メンタリスト」 シーズン5
「FRINGE/フリンジ」  シーズン4
「THE KILLING/キリング」 シーズン2&3
「プリズナーNo.6」


あぁ・・・・
時間は本当に足りるんだろうか・・・・



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  2015/02/21 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

『複製された男』 (2013/カナダ、スペイン) ※全力でネタバレしています!!

   ↑  2015/02/09 (月)  カテゴリー: サスペンス、ミステリー






複製された男 [ ジェイク・ギレンホール ]


●原題:ENEMY
●監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
●出演:ジェイク・ギレンホール、メラニー・ロラン、サラ・ガドン、イザベラ・ロッセリーニ 他
●大学の歴史講師アダムは、同僚から薦められた映画を鑑賞中に自分と瓜二つの俳優を発見し、取り憑かれたようにその俳優のことを調べ始める。やがて「アンソニー」という名前を突き止め、彼に会いに行くことに。二人は服装以外、後天的に出来た傷跡まですべてが同じだった。まったく同じもう一人の自分の存在に気づいてしまったアダムとアンソニー。彼らの運命は、互いの恋人と妻をも巻き込んで思いも寄らぬ方向へと向かっていくが・・・。、ノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの同名小説を映画化したサスペンス・ミステリー。




この映画は感想を書くというよりも、ネタバレ承知でそのままで誰かと「あれはこう思わない!?」と話をするのが一番面白い作品ではないかと思います。

邦題は『複製された男』というくらいなので、「これはきっとクローン系のお話だな!」とニラんで観始めてみたものの・・・、あまりに緊張感を煽る音楽が主人公の不安定さを意味不明なほど増幅させていく様はほぼホラー映画。で、「何で主人公はそんな行動に出るんだ!?」とか「悩むのはソッチの話かい!」と、完全に理解不能な展開となっていくんですよ。


しかも、これはSF系だったのか!?と脳内軌道修正したくなるような巨大蜘蛛が街に現れたりするので、最後の最後のカットなど思わず本当に「うわっ!!!」と声が出てしまいましたよ。ハズカシ~

で、結局意味不明のまま【第1回目鑑賞会】が私の中で終わり、精神的にヨロヨロしたまま公式サイトへ確認してきました。この公式サイトというのがもう、あまりに丁寧な解説、というかみんなで全力でネタバレしていこう!という主旨になっていて逆にビックリしたくらいでしたが(笑)、観直す時の心構えをするのに大変参考になりました。





では、ここでこの映画を観る時に重要となるキーワードを、少しだけ挙げてみたいと思います。重要と言っても、私が勝手にそう感じただけですが。

映画『複製された男』の原題は「Enemy」であること。
英語圏でのキャッチコピーは "You can't escape Yourself!" 
主人公「アダム」が大学で繰り返し講義していた内容は、全体主義国家がいかにして民衆を支配するか?そしてそれが歴史上、何度も繰り返されているということ。

そして原作者のジョゼ・サラマーゴについて。
3歳の時(1926年)に彼の祖国であるポルトガルでクーデターが起き、軍事独裁政権が成立。この第一次共和国時代の崩壊という事件と共に、今度は1974年の民衆によるクーデターで独裁体制が崩壊するという大きな歴史のうねりを経験をしてきた人物。さらに、強烈な体制批判&怒涛の宗教批判を繰り広げた完全なまでの無神論者。そして映画ファンであれば、ジュリアン・ムーア主演の『ブラインドネス』の原作者であることもよく知られています。

ブラインドネス [ ジュリアン・ムーア ]

The Double: (Enemy)



因みに、この映画で最も印象的なモチーフである「蜘蛛」は原作には出てこないのだそう。


でも、映画では路面電車のケーブルは蜘蛛の巣に見え、激突した車のガラス窓はまるで蜘蛛の巣のようにひび割れ、街には巨大蜘蛛。妻のシャワールームの壁は蜘蛛の巣状に湯気がたちこめていましたよね。映画版オリジナルの存在であるこの「蜘蛛」を心理学的な見方より「縛り傷つける女性」「束縛する母親」と解釈できるとしたら・・・・
参考 ユング心理学における“蜘蛛”の解釈



※さぁ、それでは以下は『複製された男』のネタバレ、内容に深く関わります。
 未見の方やこれからこの映画を観よう!と思われる方はお控えいただくことを強くオススメいたします。





        ↓  かなりネタバレ注意  ↓

■この記事に関連する映画制作国、地域 : カナダ映画 スペイン映画  

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  2015/02/09 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit