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今日は最後の【番外編】 映画の話どころではありません

   ↑  2015/12/31 (木)  カテゴリー: 雑記φ(..)

年内の外来診療が終わって、ガランとした年末の病院。



入院されている人、お見舞いに来る人、年末年始も診て下さる看護師さんやお医者さんが時々通ります。院内のお店は全部閉まっていて、唯一開いているコンビニに入ると何だかほっとします。病室に入れない間は、こうやって院内を散歩します。






手術はね、無事終わりました。

看護師さんから連絡を受けて迎えに行ったら、ちょうどオペ室から運ばれて来たところでした。意識はない場合が多いと聞いていたんだけど、ジェダイさん(仮名)は目を開けて私を見るなり「・・・あ、40だっけ」と言うじゃないですか。

え、なに、なんの数値????と焦っていたら
「・・・トシ」




・・・・・・・・・・・・・・・。







なんで最初の一言が私の年齢なんだよー
でも私は「あ、41になったけどね」と答えました。正直者なので。



そうしたら、隣に立っていた先生が
「うん、意識もハッキリしているみたいですね」だと。

・・・・くそー、こんな会話でいいのか。
なにか悔しい。



そのあと2時間くらい、起きたり眠ったり。
痛みがこないか心配でしたが、3時間後にはベッドから起きて歩けるようになりました。








術後の経過も順調で、2日目のお昼から食事もとれるように。
よかった、よかった。



そして、大晦日。

今日も良いお天気でした。
六本木ヒルズも、東京タワーも、羽田から離陸する飛行機もよく見えました。

そして明日はいよいよ退院です!ヤッター







さぁ、今日で2015年がおしまい。
無事に新年が迎えられそうで本当に嬉しいです。


今年もいろいろありましたが、最後のニュースとしては・・・
付添中に見ていたテレビCMで、ONE OK ROCKの「Wherever you are 」を見かけたことでしょうか。ちょっとドコモやるじゃない!



というわけで。
バタバタしておりますがご挨拶を。


来年も皆様にとりまして良い1年となりますように。
とにかく、頑張り過ぎず元気で健康でいてください。
2016年も、それからその後もずっと、ずっと
どうぞ宜しくお願いいたします。


また来年、お会いいたしましょう!
Have a happy new year!


2015年12月31日




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  2015/12/31 | Comment (-) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

今日も【番外編】 「それは映画の見すぎです」

   ↑  2015/12/29 (火)  カテゴリー: 雑記φ(..)
今日も義弟(仮名)の入院による映画日記【番外編】

Previously on 「入院映画日記」
入院先のwifi環境が整っていることもあり、本人の希望もあって『スター・ウォーズ』制覇を目標に掲げた"映画好き"ではない義弟。「それなら旧3部作を先に観とけ!」と丁寧なアドバイスをした私は、家族が誰も行けないため着替えやらタオルやらを運ぶ日々。
そして迎えた手術日当日・・・・・・





午後から手術。

それまでに点滴の用意をしたり、医療用の弾性ストッキング(深部静脈血栓症を防ぐため)を履くのを手伝ったりして病室で待機していました。で、いよいよ看護師さんから「ジェダイさん(仮名)、そろそろ行きましょうか」と声をかけられ、ちょっと緊張。私も一緒に行くのかと思って立ち上がったら

「あ、お姉さんはこちらで待っていて下されば大丈夫ですよー」とのこと。

えー!
あの、あれじゃないんですか。

ストレッチャーとかで運ばれる横で「ジェダイちゃん、大丈夫よ、私がいるからね!しっかりするのよ!」とか言いながら小走りして、「ご家族の方はここまでです」とか制止されたあと【手術中】とかいうランプがポーン!とついて、それでオペ室の前の長イスに腰掛けて待っているとか・・・・

って、真剣に言ったら



「あぁそれはねぇ、映画とかドラマの見すぎですね」

と笑われました。そうか、そうなんだ・・・・・・ガーン

それやるのかと思ってたから、わたしちょっとガッカリした。







結局ですね、
義弟は点滴をガラゴロ言わせながら、看護師さんと「いってきまーす」って手を振って手術室まで元気に歩いていきました。

手術後の結果は私が聞くため、呼ばれるまでそのまま病室で待機です。



・・・・ま、考えても仕方ない!

義弟に持ってきたチョコレートを自分で食べてから、
窓を開けて換気したり
枕とか掛け布団を日に当てて干してみたり
ごみを捨てに行ったり
持ってきた本を読んでみたり
ストレッチしたり。

テレビをつけたら『刑事コロンボ』をやっていたけれど、話はちっとも頭に入らず、やっぱりテレビは消すことに。ごめんねコロンボ警部。


ま、そうやって時間は過ぎていくのでした。


To be continued...
 (なにせ一人なのでやることがない・・・)



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  2015/12/29 | Comment (-) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

【番外編】何か映画を観たいけれど···

   ↑  2015/12/25 (金)  カテゴリー: 雑記φ(..)
今年のクリスマスも、我が家にはサンタさんがやって参りました。
でもね、娘のところにはプレゼントが来ていたのに、私には何もありませんでした

なんでかなー?おかしいなぁー!と言っていたら
娘から「マムちゃんも良い子だったのにねぇ・・・」と慰められましたよ

あ、最近チビハナさんは私のことを"マムちゃん"と呼びます。
※mom=マミーのことですね笑





冬休み初日で、クリスマスの朝。
今日は忙しかったです。


朝のうちにピザの生地づくりをして、チビハナさんに【チーズコーン】のピザを作ってもらいました。これで今日の「お手伝い」の宿題は完了だ!



チビハナさんに庭のイタリアンパセリを摘んできてもらって、トッピング。
お母さん、とてもラクです。しかもすごーく美味しかった!






で、午後からは、なんと義弟(ということにする)がクリスマス入院→退院予定は1月1日という、仕事休みの合間に手術を行うハードスケジュールに突入。

誰も行けないので、入院手続き・手術説明・荷物整理のため都内で合流。


チビハナさんも、さっそくサンタさんから貰った「腕時計」&「わんちゃんバッグ」に、お出かけ用の「こども免許証」(交通安全教室で作ってもらった顔写真付き!)を携えて病院に参上。身分証明書なの、とタッフの方々に見せて回ってました。←彼女は本気だ

手術は2回目なので本当は相当参っているはずだけど「こうなったら、新旧『スターウォーズ』を全部観てやる!順番を教えてくれ!!」と張り切っている・・・
大丈夫、大丈夫。良い年越しにしてみせるからねー!






という、なんだか慌ただしい冬休みが始まりました

でもなぜか、こういう時に限って、何かほっとするような映画を観たい気持ちにもなります。こういう時だからかなー

ちょっと色々思案中です。



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  2015/12/25 | Comment (-) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

『COMET/コメット』 (2014/アメリカ)

   ↑  2015/12/24 (木)  カテゴリー: ロマンス、ドラマ

 
●原題:COMET
●監督:サム・エスメイル
●出演:ジャスティン・ロング、エミー・ロッサム、エリック・ウィンター、ケイラ・セルヴィ
●一組のカップルの6年間にわたる愛の軌跡を【パラレルワールド】を交差させた独創的な語り口と技巧を凝らした映像表現で描き出す異色のロマンティック・ストーリー。悲観主義者の青年デルとキンバリーは彗星の降る夜、運命的な出会いを果たす。イケメン男性との初デートだったにもかかわらず、キンバリーは変わり者のデルの言動から目が離せなくなってしまう。一旦それぞれ別の場所に向かうものの再び顔を合わせ・・・。




映画館へ映画を観に行くのは、唯一独りで自由に過ごせる時間なので基本一人で行くのが好きなのですが、今回は例外ということで。先日、ヒューマントラストにて友人と鑑賞。

観終わった後、二人とも感想が真っ二つに分かれましたねぇ。

でも両者ともに一致したのは、この映画は「別れの予感がする二人が一緒に観たら危険だな~」というもの。老婆心ながら申し上げますと、【デートムービー】には向いていないような気がします。一見、ポスターとか宣伝の仕方はロマンティックに見えますけどね。







不思議な映画なんですよねぇ・・・

『Comet/コメット』って、中2病をこじらせたみたいな二人が意味ありげな会話をベラベラと喋り続けるんですが、そのほとんどはよくある恋人同士の無駄話ばかり。

で、そんな二人の時系列をただ入れ替えて、いくつかの"時"や"場面"をランダムに見せているだけなのかなーと思っていたのですが、次第に「これは誰の記憶で、誰の世界なんだろう」と、まるで頭の片隅に眠っていた曖昧な記憶を辿っていくような、不思議な感覚に陥っていくのです。

どこまでが現実で、どこからが夢なんだろう。
起こったことをどんな風に記憶していたんだろう。
自分が望んだ世界はどれなのか。
今、この瞬間は現実なのか、夢なのか。



comet04d.jpg comet06b.jpg
友人は「"恋の始まり"を思い出すことで"後悔だけは絶対しないよう力を尽くすべきだ"と言っていると思った」と言っていたけれど、私は「愛が終わるのが現実。奇跡が起きるのは夢の中だけで、物事は"後悔先に立たず"だと思った」と言ってしまった(笑)。

お互いの人生観のあまりの違いに笑いましたが、観る人によって受け取り方がまったく変わってくる面白い作品だと思います。

あの時こう言っていれば。
あんなことをしなければ。
もし、違う選択をしていたら。







私ね、このパリのホテルでのシーンが一番グサグサ刺さりました。

信頼と不満と愛憎が目まぐるしく入れ替わり、すれ違い、往ったり来たりする感情の揺れに傷つき、翻弄され、どんどんどんどん疲弊していく様があまりにリアルで。

そして、これほどハッキリと人の心が離れた瞬間を見せ付けられたことにもギクリとさせられました。ほんの僅かに、今にも切れそうな細い糸で繋がっていたキンバリーの感情が「あ、今、終わった」と手に取るようにわかるシーン。・・・・凍りました。

自分以外の人間との溝を理解せずに、言葉だけを過信して放っていると取り返しのつかないことになる。・・・これからプロポーズを考えている男性は、ぜひ一度観るべきかも!








二人の出会いは墓場。割れる鏡。飛び込む鳩。
古来より不吉な出来事の予兆として考えられてきた彗星。

そして唯一無二の存在であるはずの太陽が2つ現れ、「君と結ばれない世界にはいたくない」と口にするデル。









よく映画では「恋人は別れたら終わり」とか「違う人と結婚するから二人はお終い」というストーリーになりがちだけれど、現実ってそんなに簡単な"お話"ではないと思うんですよね。

もちろん一度失ったら二度とこの手に返ってこないものもあるけれど、20年、30年後に再会して新たな関係を築く人達だっているかもしれないし、12年も経って"友人"としての穏やかな関係が戻ることだってあるかもしれない。って、この場合のソースは私なんですが!(ま、もともと私は結婚には向いていないタイプだったからこれでよかった笑)アハハ。

「出会えてよかった」と、二人だけの6年間の軌跡を共有し、振り返ることができるなんてデルとキンバリーは十分幸せだと思うんだけどなぁ。





ま、さすがにここまでくると、私もちょっと達観し過ぎかな?とも思ったのですが、エスメイル監督がインタビューでこんなことを言っているのを見つけたので、私の考えもあながち間違いではなかったかも!


サム・エスメイル監督のインタビューより ※ややネタバレしています
パラレルワールドでは、ある一方の世界では物事は事実となるけれど、他方の世界では嘘になります。ですから、すべては観客に委ねようと思っています。登場人物たちの行く末を観る人たちが選べるわけです。この考え方は、最終的にデルとキンバリーに起こる出来事が複数バージョン存在するということでもあります。ですから、全ては受け取り手次第ということになるのです。
どんなエンディングがあってもいいと思っています。が、この映画のラストをどうなって欲しいと望んだか?ということはあまり問題ではないのです。なぜかというと、「愛は本物なんだ」という真実をデルが最終的に受け入れたことが、この旅の終着点となるわけですから。この物語のラストは、正にここだと私は思っています。
In one parallel universe things are true, and in another, they`re a lie. To me, everything is up to the audience. You can choose which path you want the characters to go on. The idea of parallel worlds means there are multiple versions of what ends up happening to Dell and Kimberly, so it really is up to you depending on what view you want to take. But all those different endings I believe do happen, and I think that by the end of the film it doesn’t matter which way you want to go, because the journey ends with Dell finally accepting the fact that love is real. That for me is where the story ends.
“The good times and the bad” – Interview with Comet Director Sam Esmail 【Vulturehound Magazine】



■この記事に関連する映画制作国、地域 : アメリカ映画 

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  2015/12/24 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

『007 スペクター』 (2015/イギリス、アメリカ)

   ↑  2015/12/21 (月)  カテゴリー: アクション、パニック
 Gunbarrel.jpg
●原題:SPECTRE
●監督:サム・メンデス
●出演:ダニエル・クレイグ、クリストフ・ヴァルツ、レア・セドゥ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、アンドリュー・スコット、イェスパー・クリステンセン、モニカ・ベルッチ、レイフ・ファインズ 他
●“死者の日”の祭りでにぎわうメキシコシティで、凶悪犯スキアラと大立ち回りを演じたジェームズ・ボンド。後日、MI6の本部に呼び出され、Mから職務停止を言い渡されてしまう。折しもロンドンでは、スパイ不要論を掲げるマックス・デンビが国家安全保障局の新トップとなり、MI6をMI5に吸収しようと画策していた。表立って活動することができなくなったボンドだったが、マネーペニーやQの協力でローマへと飛び、そこでスキアラの未亡人ルチアと接触、強大な悪の組織の存在を突き止めるが・・・。





ダニエル・クレイグ、公開前のインタビューでなんだかスゴイこと言ってましたね。

Q. また新たなボンド映画に出演するということは考えられますか。
「今かい?それなら僕はこのグラスを壊して自分の手首を切るだろうね。いや、今は出演したいと思わない。まったくね。もうたくさんだ。現状では、ボンド映画を卒業したと思っている。僕たちはやりきったんだ。僕が望んでいるのは、前に進むことだけだ」
Can you imagine doing another Bond movie? ‘Now? I’d rather break this glass and slash my wrists. No, not at the moment. Not at all. That’s fine. I’m over it at the moment. We’re done. All I want to do is move on.’
ジェームズ・ボンドの新作を撮り終えたダニエル・クレイグにインタビュー



ま、インタビューの全文を読むとわかるのですが、「思いついたすべてのアイデアをボンド映画に注ぎ込んできた。この映画に捉われてきた。”ボンド・バンク”は空っぽだよ」(‘Every idea I’ve had for a Bond movie, I’ve stuck into this one. It’s gone in. The Bond bank is dry. )と吐き出すほど、この重圧の続くボンド映画に10年近くも自分を追い込んできたのだそう。

だから、次のことなんて今わかるワケねーだろ!知るかよ!!って、疲れちゃった気持ちを正直にブチマケたんでしょうね、アハハ正直な人。





007/カジノ・ロワイヤル

007/慰めの報酬

007/スカイフォール


ダニエル・クレイグっていつも目が死んでいるところがステキです。

そこから放たれる独特の魅力からは、冷徹さ・凶暴さ、それに繊細さなんかも感じらて、いわゆる余裕や茶目っ気、粋な雰囲気を楽しむ「007のジェームズ・ボンド」とは全く違うシリアスなボンド象を築き上げてきた気がします。突飛なスパイグッズは使わないぞ、定番のベッドシーンだってやらないぞ!という。哀愁とセクシーさを漂わせた現代版の007ですね。

そこで、今回の『スペクター』ですけれど。

うーん、旧007シリーズへのオマージュ満載だ!原点回帰だ!とか言われても正直セルフパロディの"造り感"が強すぎて、007ってこんなだよね!?こんな風だよね!ね、ね、ね!!みたいな制作側の声が聴こえてくるようで、なんかねホント途中で何度かブハーッ!!て吹きそうになりました。だってオープニングの壮大なるタコ踊りとかね、わかるんだけど!わかるんだけど、でも笑いたくなってしまった・・・

007シリーズとしてみればまぁ許される演出であっても、1つの映画作品として観ると「脱ぎゃいいんだろ」「走ればいいんだろ」「ボンドカーもボタン押しときゃいいだろ」「アジトも爆破しちゃえばいいだろ」的な大雑把感も否めず。これではちょっとクレイグも可哀想だなと思った148分でした。←長いんだコレがまた!







オープニングのメキシコシティでの「死者の祭」
バレルロール(螺旋状の飛行)とフリーダイブ専用に造られた軽量双発ヘリを、レッドブル曲芸飛行士がエキストラの頭上わずか9mの高さで飛ばすというド迫力のアクションシーン。

冒頭から一気に惹き込まれる大スペクタクルでしたが、でもアレなんでヘリの操縦士をバンバン蹴って落とそうとするんですかね。本来なら隠密に作戦を遂行すべきスパイなんだから、武器で脅して言うこときかせるとかいうやり方ではダメなんでしょうか。ヤンチャなんだぜ、ってことなんですかね。標的蹴ったり、操縦士の頭をゴツンゴツンやったり、でまたキックキックして、頭をゴツンゴツンして。ボンド、一人ですごく忙しそうでしたね。




『マトリックス・リローデッド』並みによくわからなかったモニカ・ベルッチの登場
私は50歳なのにジェームズ・ボンド映画で何をしたらいいのかと(サム・メンデス監督に)聞いたの。すると「彼(ボンド)が大人の女性と関係を持つというのは良いと思う」と言われたわ。「それは今までなかったことだから、僕はスクリーン上で実現させたい」とね。そこで私は「それは良いアイディアだと思う」と言ったの。(『007 スペクター』プログラムより)

いや別に、ここでボンドのストライクゾーンを教えて頂かなくてもいいんですけど・・・
その後"何も続きがない"という衝撃度はホント凄まじかったです。ボンドレディとか言われてもネ・・・

ただひとつだけ。ペイル・キングの話が出た際に、ベルッチの大きな瞳からつーっとひとすじの涙が頬を伝うシーンにはドキリとさせられました。今にも崩れ落ちそうな成熟した女性の色気。イタリアの至宝と呼ばれる女優ですもん、キッチリ見せ場を作りました。いや作るしかないよね。




今回のナンジャコリャ→「列車バトルのシークエンス」
『ゴールドフィンガー』の初代ボンドばりの白タキシード&蝶ネクタイ、赤いカーネーション付きでボンドを登場させ、お決まりの「Vodka Martini, Shaken, not stirred.(かき混ぜず、シェイクしろ)」でドライマティーニ。『ロシアより愛をこめて』風に悪役プロレスラーと卓袱台返しの取っ組み合いをして、その後ボンドガールが「それでアタシたち、次はどうなるの!?」→「ハイ出ましたベッドシーン!ドーン!!」という「007あるある」展開テンコ盛り。

"オマージュ"と言われれば正しくそうなんでしょうけど、やり過ぎ感が強すぎて「笑うところ?違う?違うの?」と映画館でコッソリ周りの人たちを見渡したんですけど、誰も笑ってませんでした。演じているクレイグもレア・セドゥも真面目そのものだし、笑うところではないんだよね。きっとね。そうか、そうなのか・・・と、スクリーンを見つめたまま暗闇の中で挙動不審になっていた私でした。



line.png


ゃあ、そんなに言うんだったら『スペクター』って全然面白くないのか?と聞かれたら、イヤイヤ映画館で観るには最高に面白かった!と胸を張って堂々と答えたいと思います(手の平返し)。


アクションシーンはどこを切り取ってもクライマックス並みのド迫力ですし、強大な悪の大ボスであるスペクターが「どうしてボンドに意地悪をしてきたのたか!?」の真相なんてちょっといじらしくも思えるし、それでラストの大仕掛けを一生懸命作ったのかと思うと、何だかその努力さえも涙ぐましいじゃないですか。

ボスのMを演じたレイフ・ファインズだって「おっとっと」のシーンで初めて間抜けにも思えたし、なんだか盛り上がってるのか下がってるのかよく分らない地鳴り&地響き全開(映画史上最大2100ガロン級)の大爆破シーンも「爆破だ、爆破しとけ!」並みに2つも用意されていてコレで終わったれ!!というヤケクソ感で胸いっぱいです。

最後はこれ違う映画なんじゃないか?と思うようないきなりのチーム結束感に「えぇぇ!」と思いましたが、Qが着ていたミッソーニのニット男子っぷりが飛び抜けて可愛かったので【星5つ!!】で完全に許してしまおうと思います。

というわけで、何だか色々と楽しませていただいた映画でした。
映画って"楽しんだもの勝ち"ですもん!これで結構けっこう。

・・・ま、朝の8:50開映というのがねぇ、お母さん的にちょっとツラかったですけどね
前日から洗濯だ掃除だと全部片づけておかないと7:30登校の子どもを見送ってから家を出られないですもん。次の回だと子どもが学校から帰ってくるのに間に合わないしさ・・・でもやっぱりレディースデイの水曜に行っておきたいしさ、グチグチ・・・





tapelinepink.jpg

は、ここまで小姑のようにイジイジと書いてきたので、物のついでです。
今回『スペクター』で個人的に最も気になったオーストリアの雪山でのボンドファッションのことも書き残しておこうと思います。



雪上でボンドが全身黒でキメて登場した時、彼の足元を見たらパンツの裾が何か違う・・・
これはなに?ロールアップ?あったかファー?

ハイファッションのボンドもこうやってヌケ感を出すのかしら~と、そこだけ妙に気になりまして、その後のアクションシーンで脚が映る度、私は彼の裾に釘付け。見るのはパンツの裾ばっかり。

で、家に帰ってからもこの"雪山ファッション"が気になって気になって・・・・・
それでね、いつもの勢いでちょっと調べてみたんですよ!(ドヤ顔)

Danner Mountain Light II
そうしたらこれ、ジャケットと同じトム・フォ-ドのスターラップパンツ(いわゆる足に引っ掻けて穿くパンツですね)に、ダナーのMountain Light IIのブラックブーツを履いていて、この折り返しは靴下なんじゃないかな!と。
(※但し独自の調査によるものですので、公式発表では靴下アイテムの公表はありません)

そうよ、きっとそうよ!ボンドだって雪上は寒いから、なるべく厚手の靴下を履くんだよ。
自分で靴下をクルっとしたのかと妄想すると、クレイグボンドもちょっと可愛いかもと思いました。・・・ホント、どうでもいいことなんですけどね でも、黒ずくめで色合い的に面白みに欠ける中、アクセントにもなる上手い着こなしですよね。ね!


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  2015/12/21 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit