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「スターウォーズ」ジェットの解説をしてくれたお兄さん、ありがとう!

   ↑  2016/03/31 (木)  カテゴリー: 雑記φ(..)

「上空の寒気の影響で大気の状態が非常に不安定になるでしょう。
落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意してください」


なーんて天気予報で言われていたのですが
親しくしていた人のお見送りのため、チビハナさんと一緒に羽田空港へ。

でも、日中は雨が降らなかったんですよ。ヨカッタ~
門出を祝う日ですもんね。



ありがとう!それから、元気でね!








2人になったらちょっと寂しくなってしまった。
でもね、それだけで帰るのもなんだったので・・・・




ここはひとつ、「和」のテイストに溢れる・・・




羽田空港国際線ターミナルへ行ってみた!

なんだいこのポーズは(笑)







実は、このターミナルには【スターリーカフェ】というのがありまして、
お食事しながらプラネタリウムを観ることが出来るんです。

PLANETARIUM Starry Cafe
春の星座を探したり、世界各国就航都市の星空を見上げたり。
プラネタリウム好きのチビハナさんは、言うまでもなくテンションMAX!

15分ほどのプログラム以外にも、3分ほどのミニプログラムも挟まれていて
パスタやケーキセットなどを楽しみながら、結局2時間もノンビリ過ごしてしまった。

なんだかねー、宇宙の中に吸い込まれそうで私も久々にリラックス。
これはオトナのデートにもオススメですよ。







最後にもう一度飛行機を見て帰ろうかな、と展望デッキに寄ってみたら、
そこにはカメラを構えた大勢の人たちが。

そういえば、今日は他のターミナルでもそうでした。
なんだかみんな、見るからに凄そうなカメラを持っているんです。


それで、チビハナさんが立っていた所をカメラを抱えた方に譲ってあげたんですね。
別にどうしても場所取りをしたい理由もなかったので(笑)。

そうしたら、その男性が
「今日は、スターウォーズのジェットが来ているんですよ!」
と嬉しそうに話しかけてくれました。お若い方です。



「それなら私、お昼に第2ターミナルで違うデザインの飛行機を観ましたよ」
「おー、それはすごくラッキーでしたねー!」

それからお兄さんは「スターウォーズジェット」のカッコイイ写真のみならず、他にも「嵐ジェット」(と言うんだろうか)とか、可愛い「ダッフィーちゃんのジェット」などを沢山見せてくれました。あと、管制官とパイロットが通信しているのが聞けるハンディ航空無線機とか!すごい世界だわー。

おまけに、次々と離発着する飛行機を見ながらチビハナさんが「飛行機がきたぁぁー!」「飛行機が飛ぶ―!!」という掛け声に合わせて写真をとっては拡大して見せてくれたり。あんまり楽しそうに話してくれるのでついこちらもお喋りしてしまいましたが、考えてみたら撮影の邪魔をしただけだったかも・・・・(笑)ゴメンナサイ


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スター・ウォーズ エピソードI ファントム・メナス [DVD]


スター・ウォーズ エピソードⅡ クローンの攻撃 [DVD]


スター・ウォーズ エピソードⅢ / シスの復讐 [DVD]



思えば、"ルーク編"の旧3部作から16年ぶりとなった"アナキン編"「エピソード1」の公開当時の熱狂といったら、ホント凄かったんですよ!私が観た時は拍手&歓声の中でのオープニングで、特に大ファンでもない私でも映画館の中でちょっと涙ぐみましたもん(笑)。

そのお兄さんは、飛行機と電車が好きなのだそうで(カッコイイ電車の写真も見せてくれた)、映画の話はしなかったけれど、いずれにしてもお馴染の「STAR WARS」というロゴがデザインされた飛行機って、堂々としていてやっぱり特別!という雰囲気が本当にクール。みんなで「おぉぉー!」とか言いながら一緒にワクワクする感じって、映画館でのあの盛り上がりに似ていて、何だかいいものだなーと思いました。



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「着陸時のジェット機のエンジン音が違うのはどうしてでしょうか?」とかいう私の質問や、各種ジェット機の特徴など、お兄さんの"生解説付き"で離発着を観ることが出来て、思いがけず興味の尽きない楽しい時間を過ごせました。こういうディープな世界観を持っている人の話って本当に楽しいなぁ。

帰りがけには
「今度空港に来る時は、ぜひまた飛行機のデザインとか楽しんでみてください」と、にこやかにチビハナさんに手を振ってくれるなど、最後までほんとーに気持ちの良い方でした。


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本当は、空港でのお見送りでちょっと寂しい気持ちだったんですよね。
もうすぐ会える!という雰囲気いっぱいの【到着ロビー】と違って、搭乗ゲートのある【出発ロビー】はお別れの場所ですから。

でもお蔭さまで、チビハナさんと飛行機の話をしながらの帰路は、とっても晴れやかな気持ちになれました。新しい世界の話ってホント、楽しいんですよね。またひとつ、飛行機を観る時の楽しみ方が増えましたよ。

「スターウォーズ」ジェットの解説をしてくれたお兄さん、ありがとうございました!




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  2016/03/31 | Comment (4) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

ゆる~い気持ちでピクニックに行きたくなる映画といえば・・・

   ↑  2016/03/19 (土)  カテゴリー: 雑記φ(..)
最近ね、なぜかうまくいかないことが続いているんです
ま、こんな時はとにかく変わらないままの"日常"を地道にこなしていきます。
それと、一人になれる時に思いっきり好きな事をする!



というわけで。
昨日の私は「好きなだけサイクリングをする」ことに決定!




これは何かの修行ですか!?と言わんばかりの一本道を行く!(笑)

それでも途中あっちこっち寄り道する余裕はあるんですよ、私の脚力は
やっぱり何事も体力がないとね!





早咲きの桜がちらほら。








なりゆきで牧場に到着。

 
↑この子ね、すごく人懐っこいんですよ。
気が付くと可愛い目をして目の前に来ているんです。
で、ただジーッとしています。人がいると安心なのかな。




※本日の豆知識※

直径1,5m、重さ600kgのこのラップの中身は乳酸発酵させた半乾草
ここの牧場では、毎年500個作るんだそうです。奥様ご存知でした?



【24時間稼働の全自動搾乳機】(←これ本当にスゴイ!)の説明を牧場のおじさんが他の方にしているのを聞きながら、ジェラートを食べました。
牛さんありがとう!







↓木陰にある川沿いのテーブルは、富士山が目の前にドーンと見える特等席です。

↑ですが、この写真には富士山、写ってません。というかこれ方角が違う・・・・


聞こえてくるのは「チーチーチー」って鳴いている鳥の声と、川のせせらぎ、草の葉を風がさわさわ~っとゆする音。時々、すぐ頭上を小型飛行機がブォーン!と飛んでいきます。

少しでも紫外線を避けたいがために淹れてきた紅茶(ハチミツ&ショウガ&レモン)と、卵&ツナ&トマトのサンドイッチでのーんびりランチです。外で食べるお昼は美味しい!




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ピクニック風景が印象的な映画は・・・『サイドウェイ』かな。
綺麗な景色、美味しいワイン。外で食べる解放感っていいものです。

ちょっとダメダメになった時には、このくらいダメダメな主人公たちのゆるーく力の抜けたお話もいいかもしれませんね。



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  2016/03/19 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

『ぼくの好きな先生』 (2002/フランス)

   ↑  2016/03/12 (土)  カテゴリー: ドキュメンタリー、アニメ





Etre et avoir ぼくの好きな先生 [DVD]


●原題:Être et avoir / TO BE AND TO HAVE
●監督:ニコラ・フィリベール 
●出演:ロペス先生と、3歳~11歳の13人の子供たち。
●フランスの田舎にある小さな小学校に勤める、退職を控えた1人の教師と、そこに通う13人の生徒との心温まる交流を捉えたドキュメンタリー。先生と生徒達の生活と対話を、詩情豊かな美しい映像で綴っていく作品。




3月は「卒業」や「別れ」の切ない季節ですねぇ・・・

友人の引っ越しが決まったり、仕事の引き継ぎがあったり、5年間とてもお世話になった子どもの習い事が終わったりと、何と言うことのない平凡だった日常が線を引いたようにプッツリなくなってしまう心細さで、不安や寂しい思いが日増しに大きくなっていくのを感じる日々です。

でもね、4月になったら新生活の波に乗った忙しさで、そんな気持ちもパーッと吹き飛んでしまうのが私のパターンなんですけどね。だってまだまだ守りの姿勢には入りたくないわ!(笑)





今日の映画『ぼくの好きな先生』は、こんな別れの季節にピッタリかも。
とあるフランスの小さな村の子供たちと、もうすぐ教職を引退する先生の日々を追ったドキュメンタリー映画です。



実は私も娘が生まれるまで、小さな教室で幼稚園生から中学生までのこどもたちに算数や英語などを教えていたことがありました。

ちょうどこの映画と同じくらいの年頃の子どもたちです。

突然鼻に指を突っ込んで鼻血を出したり(笑)、授業中に眠い眠いと泣いてしまったり、昨日できなかったことが今日急にできるようになったり。パワフルでオープンで、予測もつかない言動や伸び伸びとした素直な反応の数々に、私も笑ったり驚かされたり考えさせられたり。懐かしい日々です。



『ぼくの好きな先生』には、見ていて頬は緩むのに、なぜか涙ぐんでしまうような温かさが溢れています。

それは、教師として年を重ね、時に厳しく包み込むような優しい眼差しのロペス先生と、そんな先生が大好きなキラキラの宝石のような子供たちとが奏でるリアルな時間が丁寧に切り取られているからかも。ナレーションはなく、ただそこにあるのは優しくも厳しい自然の風景と、先生と子どもたちの姿だけです。







人の記憶って本当に不思議なもので、雨の匂いとか、夕焼けの空の色とか、反射する窓の向こうに見えた景色とか「あ、これはあの時に・・・」って普段思いもしなかったことが急に蘇ったりします。

記憶は薄れ、淘汰され、日常に紛れていく中で、誰かの心にほんの少しの間だけでも留まれるだけでも凄いことなのに、その中には確実に記憶に刻まれ、残っていくものがあります。この映画を観ていて「あぁロペス先生の仕事って、きっとこういうことなんだろうな」と思いました。



子供たち一人一人に向けるロペス先生の包み込むような優しい眼差し。先生の姿を追う小さな瞳。皆が帰った後の空っぽの教室。子供どうしの小さなケンカ。子供たちが去った後に残る、最後の先生の姿。




こんな些細な日常の風景でも、完全に忘れ去られるのではなくて、きっと心のどこかに一端しまわれる。そして、一度焼き付けられた言葉や風景はどこにも消えずに、ふとした瞬間に思いがけず現れて、いつかその意味を理解できる時がくる。きっと一生。ずっと。そうやって人は形作られていくのかも。

ここに出てくる子供たちの未来が、どうか幸せなものでありますように。
良い先生に巡り会えるということは、一生の財産ですからね。








・・・・なぁーんていう感動的なところで終わらせないのが、このブログでして。
なんとこの映画には、鑑賞後のほんわか気分も一気に吹き飛ぶ衝撃の後日談が!

なんとロペス先生、この映画製作会社に対して25万€を請求する訴訟を起こし、しかも敗訴→控訴→棄却されていたのでした。
 Defeat for teacher who sued over film profits 【The Guardian/29 September 2004】
 Film's fallen hero fights on for his class 【The Guardian/3 October 2004】

ロペス先生の主張は以下の通り。

授業風景で描かれていた指導方法は教師の"知的財産"であり、またこのドキュメンタリーが教育目的に使用されるものだと言われていたため、全国(さらには海外まで)の映画館で公開されたりDVDでリリースされるとは知らされておらず、生徒たちのその後の生活にも悪い影響が出てストレスにさらされたこと。この映画が得た報酬は、「俳優」として自分にも配分されるべきであり、「共著者」としてクレジットされるべき。そしてこれは決してお金のためではなく、映画会社とプロデューサーたちに対して自分の権利を認識させるためなのだ、ということも。


さらにですよ、この映画にまつわる訴訟が他にもあるというのがスゴイ!
事案は,この映画において,小学生向けのフランス語読解の教則本である「Gafi le fantôme(幽霊のガフィ)」の複数のイラストが複製され,幾度にもわたって上映されたというものである。
  (中略)
イラストの著作者と,彼が所属する権利者団体のSAIF(49)が,映画製作会社に対し,複製権・上演権侵害を理由に,損害賠償を求めて提訴した。原告らは,イラストに着色(子供たちによる塗り絵)をしたことによる改変と氏名不表示の両方に基づいて,著作者人格権侵害も主張している。
出典:フランスにおける不文の著作権制限としての付随理論について
 獨協大学 准教授 長塚 真琴【「パテント」2012年1月号|日本弁理士会】


この映画は、2002年カンヌ国際映画祭で特別上映され大きな話題となり、本国フランスでは「ドキュメンタリー映画」としては異例の規模(全国約220館)で公開が決定され、オープニング3日間で16万人、その後は200万人を動員するという大ヒット・ロングランとなった作品なんですね。

世界各国で数々の映画賞を受賞し、称賛され、莫大なお金が動いていく中で、この小さな村で撮影された小さな物語は、いつの間にか色々な人たちの様々な思惑に巻き込まれていってしまったのかもしれませんね・・・



最後に、映画のパンフレットに掲載されていたロペス先生のインタビューを。
Q.定年退職を迎えた気分は?
「辛いですね。自分の体の一部をもぎ取られたような気持ちさえします。この映画の最後のシーンを観たとき、まるで私の教師人生の終焉を告げられたように感じらました。でもやれることはやり尽くしたんだと、新しいことを始めるには55歳というのは良い区切りだと自分に言い聞かせながら新しい生活に慣れようとしています。この映画のプロモーションで観客やメディアの人々と出会うことが、私の人生の移行の助けになっています。これでやっと自分のための時間が持てるようになったことですしね」

なんだか色々な意味で切ない映画ですわ・・・・



■この記事に関連する映画制作国、地域 : フランス映画 

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  2016/03/12 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

【お知らせ】 FC2ブログの「ユーザータグ」が不安定な状態です

   ↑  2016/03/07 (月)  カテゴリー: 雑記φ(..)
※ユーザータグ(当ブログの場合【映画制作国、地域別】)の表示がどうも不安定なようです。
イタリア映画」「アラブ・中東映画」等で来てくださった方、申し訳ありません。

先週のメンテナンスの影響でしょうか、一時期復活したものの、本日また機能しなくなっているのに気がつきました。・・・というか【ユーザータグの編集】を見たら全部消えているじゃないの!!!・・・ちょっとちょっと、復旧大丈夫なんでしょうねぇ

タグ付け直すの、もうイヤですからね。絶対にイヤ!
【デンマーク映画】くらいの数だったらなんとかなりますが、【アメリカ映画】とかもう絶対ムリですから・・・

今日はレビューなしで、ともかく復旧を待つことにします。
今夜はこれで。
おやすみなさいマタネ


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  2016/03/07 | Comment (6) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

『オデッセイ』 (2015/アメリカ)

   ↑  2016/03/02 (水)  カテゴリー: SF、宇宙、怪獣






The Martian [Blu-ray Digital HD]


●原題:THE MARTIAN
●監督:リドリー・スコット
●出演:マット・デイモン、ジェシカ・チャステイン、ジェフ・ダニエルズ、マイケル・ペーニャ、ケイト・マーラ、ショーン・ビーン、キウェテル・イジョフォー 他
●人類3度目となる火星の有人探査計画“アレス3”は、いきなり猛烈な砂嵐に見舞われ、ミッション開始早々に中止を余儀なくされる。さらに、クルーの一人で植物学者の宇宙飛行士マーク・ワトニーが、撤収作業中に折れたアンテナの直撃を受けて吹き飛ばされ行方不明に。事故の状況から生存は絶望視される中、リーダーのメリッサ・ルイスは他のクルーの命を優先し、ワトニーの捜索を断念して急ぎ火星から脱出する。ミッションの行方を見守っていた地球でもNASAのサンダース長官が、ワトニーの悲しい死を全世界に発表する。ところが、ワトニーは奇跡的に命を取り留めていた。





周りでは満足度の高い人気作品だったようなんですけどね・・・・

上映時間は142分ということで、同じ宇宙ものでマット・デイモン&ジェシカ・チャステイン出演の『インターステラー』の169分よりもずっと短いはずなのですが、体感的にこれだけ長く感じた映画は久々だったかも。

なんですかねぇ、鑑賞中「ここか!?ここか!?こですか!」と大作映画の"見所"に対してヘンな気を遣い続けてしまって、結局"何か"を掴み損ねたまま終わった・・・という感じです。←大縄跳びで「はい!」「はい!」「はい今!」「今入って!」って言われながらも思い切って飛び込めない、そんなイメージ。なんですかこう、イマイチ乗り切れなかった・・・・



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ま、その理由はもう自分では分析済みでして。


第一に、単に私の科学的知識や基本的な興味自体が異常に乏しかったこと。
我を忘れるくらいに物語へ突っ込んでいけるほどのコウフン度が、映画『オデッセイ』に対して完全にまったく追いつきませんでした。

私はですね、高校生の時、バザーに出すはずのゴルフボールセットを化学の先生にチラッと差し上げて再テストを回避した、というほどの理系ダメダメのアホな女子高生だったのです。だから立派な大人になれなかったわけですが。あぁ、あの時ちゃんと勉強しておけば、今頃私はマット・デイモンと一緒にガッツポーズできたのかもしれない。今、本気でそう思います。

因みに、航空宇宙工学科出身の友達にメールで感想を聞いてみたんですけど「ブッ飛んでいるところがちょっと興奮した。あと、理工系のヤツはチームプレイの時に空気が読めないっていうのも笑えた」とのこと。いいなぁ、楽しめたのか・・・・



第二に(これが結構大きいと思う)、この映画の第二の主役とも言うべき70年代ディスコヒット曲の数々にまったくピンとこなくて、きっとノリノリで楽しめたに違いないシーンで完全に置いて行かれたこと。

いえ、決して若ぶっているつもりはないんです。でも私が「わっはっは、ベタだなぁー!」と思える時代は80年代後半なので微妙にズレているんですもん。このあたりのコウフン要素も欠落してしまいました。これは自分でも残念だったなぁと思います。



そう、この映画、ちょっと私にはちょっと合わなかったみたいですね。
↑私はこんな気持ちで映画館のイスに座っていた・・・・






エイリアン [Blu-ray]

ブレードランナー クロニクル [Blu-ray]

テルマ&ルイーズ [Blu-ray]


一方で、今でこそ『エイリアン』『ブレードランナー』『テルマ&ルイーズ』の巨匠リドリー・スコット監督!って言われますけど、近年の作品はあまりパッとしていないのも事実なんですよね。

私の科学の知識云々という話の前に、まず映画『オデッセイ』に関しても、なんだか演出が平坦でストーリーの強弱のニュアンスも貧相に感じましたし、この手の映画で一番の興奮要素である登場人物への感情移入なんかも非常に難しかったです。あ、私にとっては、ですよ。

マット・デイモンがトラブルやハプニングにもめげずに前向きに頑張っているのはわかるのですが、私にはそのよく解らない"ポジティブさ"があまり刺さらず。乗組員たちの絆なんかもあまり伝わってこなかったし、主人公のピンチを一番感じたのが、ポテトに付けるケチャップを切らした時だったような気もするし・・・・


『火星の人』アンディ・ウィアー(著)


それで念のため原作『火星の人』も読んでみたんです。
原作者のアンディ・ウィアーという人は「趣味は軌道力学の研究で、宇宙飛行計画を考えること」というハードな宇宙オタク。

なので原作を読んだ後は「あ、これを分かりやすく映像化した映画は凄かったんだわ・・・」と逆に感心してしまい、ちょっと映画『オデッセイ』に対する評価が上がったくらい。なんとなくだったけれど、楽しく見せてくれてありがとう!リドリー・スコット監督。







ま、結局は「70億人が彼の還りを待っている」なんていうキャッチコピーと予告編を見た瞬間に「いや、世界中が待ってるわけないから!」とか思ってしまう時点で、私はこの映画には不向きだったのでしょうね(笑)。

だいたい、ワトニー救出劇にかかる莫大な予算はどうするんだろうか。
彼を見捨てる・見捨てないによって噴出する国民感情による政権への影響だとか、中国がアメリカに手を差し伸べた時点で発生する今後の政治的パワーバランスだとか。愉快痛快、ユーモアを忘れないマット・デイモンの熱演よりも、私は地上での政治的駆け引きの方に断然興味が湧きました。ま、こういう細かいことを考えちゃいけないんですよね、きっと!


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  2016/03/02 | Comment (2) | Trackback (2) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit