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『ブリット』 (1968/アメリカ)

   ↑  2011/07/29 (金)  カテゴリー: アクション、パニック




ブリット スペシャル・エディション [ スティーヴ・マックイーン ]


●原題:BULLITT
●監督:ピーター・イエーツ
●出演:スティーブ・マックィーン、ジャクリーン・ビセット、ロバート・ヴォーン、ドン・ゴードン、サイモン・オークランド、ロバート・デュヴァル、ノーマン・フェル、ジョーグ・スタンフォード・ブラウン 他
●刑事ブリットは、証言台に立つためにサンフランシスコへやって来たギャング、ジョニーの護衛を依頼されるのだが、ジョニーは何者かに射殺されてしまう。失意の中でブリットは、護衛の依頼主であるチャルマース上院議員の不審な行動に目をつけるのだった・・・。



「抑制の効いた緊張感が漂う」と表現するか「メリハリがなくて無駄が多い」と言うかは、主演のマックィーン演じるブリットを見つめる視点次第なのかもしれません。かく言う私は偏執的なまでにマックィーンを愛しているので、彼の出演作品の中でも"一挙手一投足"すべてが見逃せない大興奮の一本でもあります。


スティーヴ・マックィーンという人はとにかく骨格が美しいのです。特に、頭の形が!!

・・・・最初に申し上げておきますが、私はマックィーンの話になると頭が沸騰するくらい冷静でいられなくなるので、このレビューは異様に偏っていますことをご了承ください。。。

彼は、首の動かし方、目の伏せ方など身体の動きは勿論、その基本にある服の着こなし(パンツ丈やサイズ、全体的なシルエットなど)が完璧なのです。例えば、映画『大脱走』では彼の要望で1サイズ落としたボトムスを着用していたと言われているのですが、そういった"視覚"への強いこだわりがあったためか、『ブリット』だけに限らずスクリーンの中での彼の動きは滑らかで本当に美しいのです。おまけに、「サル顔」と呼ばれる顔立ちですが、その頭はしっかりと張り出した側頭部と形の良い後頭部にピタリと合ったブロンドのショートヘアスタイルがもう完璧であり、その小顔には青い瞳が宿っているという・・・あぁもうちょっと鼻息も段々荒くなって参りましたが(笑)本当にこの手でベタベタと触りまくってみたい衝動に駆られる骨格を持つマックィーン!この原始的な魅力、ワイルドで美しいサル顔はないんじゃないかという私見でございます。

なので、この映画を観ている時は、私は本当に舐めるようにマックイーンを見ているので、ブリットの孤独すらもセクシーで美しいものに思えてしまうのです。そして、これほど私の思考回路が止まってしまう理由がこの映画にはもう一つあるのです。





そう、それは・・・マックィーンのドライビングテクニック!

マックィーン自らチューニングしたと言われるマスタングGT390は、彼がほぼ全編運に渡って運転したとされています。そしてかの有名なカーチェイスシーンが始まるや否や、それまで聞こえていた音楽がピタリと止み、変わりに聴こえてくるのは・・・全開に吼えるエンジン音、ドリフトしてタイヤが軋みスリップしていく音が!これらに私の血がグワーっと沸き立つのです。うーん!すごい緊張感。


フォードが2008年モデルとして販売した【マスタング・ブリット】は、1968年式のマスタングからダークグリーンのボディカラーを受け継ぎ、エンジンやサスペンションをチューンアップしたスペシャルな仕様!

↑これは、北米限定で発売された6代目フォード・マスタングのブリット仕様プロモーションムービーです。好きな人には堪らないんだろうなぁ。遠い昔には、私も大黒ふ頭のドリフト族を見に行ったり、真っ赤なフェアレディZに乗せてもらったり、ハチロクに乗っている子を応援しに筑波まで行ったりもしましたが、今では「車高が低くてチャイルドシートを付けられない車なんて問題外」「子どもが寝ている時にエンジンを無駄に吹かす車には軽い殺意が芽生える」といったお母さんになりました。車と運転中のマックィーンの横顔(頭蓋骨の美しきシルエットよ~)とコーナーでのハンドル捌きを愛でるのは、映画の中だけにしましょう。




今年初めにTV放映で(唖然としながら)観た『新幹線大爆破』という高倉健さん主演の1975年の邦画があったのですが、私はこれを観ていた時に、『ブリット』でのラスト付近・・・ゲートの張り込みや空港敷地内での追走劇を思い出していました。尺は全く違うし人物像の扱い方、立場も全く異なるのですが、考えてみたら健さんとマックィーンが醸し出していた緊張感と孤独感が、夜の空港という同じシチュエーションの中で似ていたからかもしれません。


時折迷いの表情を見せるブリットは、信念に対してただ頑ななわけではない人間的な面を見せるので、女性としてはやはり目が離せなくなるのです(ジャクリーン・ビセットのように!)。そういうわけで、本当は他にも見どころは沢山あるのですが、それはそれで置いておきたくなるほど個人的にマックィーン作品の中でも偏愛している一本でもあります。


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【おまけ】
そして、我が子も実は「マックィーン大好き」になりつつあります。いや、それが同じマックィーンでもディズニー映画『カーズ』の主人公、青い瞳の【ライトニング・マックイーン】のことなんですけれど!絵本やらTシャツやら、毎日マックィーン祭り状態なんです。。。

『カーズ2』公式サイトへ
なんだかもう、最近確実に私の血を引き継いでいるような気がしてコワイ・・・・

『カーズ2』は7月30日からロードショーなのですが、同時上映があの『トイ・ストーリー』のスピンオフ短篇作「トイ・ストーリートゥーン ハワイアン・バケーション」なので、実は私もドキドキしています。でも映画館デビューにはまだ早いしなぁ・・・・私も映画館にはずっと行っていないから本当は行きたいんだよなぁ・・・・そうだ!お、お母さんが代わりに観に行ってきてあげようか?へっへっへ、と天使と悪魔が囁くような、心揺れる日々なのであります。

ブリット@映画生活



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