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『コーヒー&シガレッツ』 (2003/アメリカ)

   ↑  2012/05/04 (金)  カテゴリー: コメディ



コーヒー&シガレッツ【Blu-ray】 [ ロベルト・ベニーニ ]


●原題:COFFEE AND CIGARETTES
●監督、脚本:ジム・ジャームッシュ
●出演:ロベルト・ベニーニ、ジョイ・リー+サンキ・リー+スティーヴ・ブシェミ、イギ-・ポップ+トム・ウェイツ、ジョー・リガーノ+ヴィニー・ヴェラ+ヴィニー・ヴェラ・ジュニア、ルネ・フレンチ+E・J・ロドリゲス、アレックス・デスカス+イザック・デ・バンコレ、ケイト・ブランシェット、メグ・ホワイト+ジャック・ホワイト、アルフレッド・モリーナ+スティーヴ・クーガン、GZA+RZA+ビル・マーレイ、ビル・ライス+テイラー・ミード
●俳優からミュージシャンまで、バラエティに富んだ豪華出演陣で贈る、珠玉のリラックス・ムービー。コーヒーとタバコにまつわる愛すべき11のエピソード。コーヒーを飲みながら、タバコを吸いながら、様々な登場人物たちが、どうでも良さそうで良くない、でもひとクセある会話を繰り広げていく・・・




どういった経緯で会っているのかさっぱり解らない二人や、激しく話が噛み合わずその刺々しい雰囲気に苦笑するしかない会話など、反則技の演出を大連発させるジム・ジャームッシュ映画。それは、熱々の湯気の中で香り立つ、いれたてのコーヒーを楽しむような贅沢さではなく、冷めきって無愛想で無機質な黒い飲み物(コーヒー)が表すような、まったく気を遣わない大雑把で呑気な世界。だからそれが心地よいのかな。





イギー・ポップとトム・ウェイツの「カリフォルニアのどこかで」。いちいち喧嘩腰のトム・ウェイツにドラマーの話を出して気まずくなるイギー・ポップが可笑しい。禁煙の話はムチャクチャだけど、ウェイツは実生活では本当に禁煙成功していたのに、この映画でまた吸ってしまったのよね(「トム・ウェイツ 素面の、酔いどれ天使」「トム・ウェイツ 素面の、酔いどれ天使」より)「それは命取り」ではいい年した爺さま達が「F」の付くお下品ワードを連発させる会話がひたすら続きます。まったくいくつになっても子どもなんだから。



ケイト・ブランシェットが一人二役を見事に演じた「いとこ同士」。私は彼女の(外見は勿論言うことナシの美人なんだけれどそれ以上に)魂が自由で強くて伸びやかな様がとても好き。アルフレッド・モリナとスティーヴ・クーガン「いとこ同士?」がこの映画の中では最もショートフィルムっぽい展開を持っていて、物語性が一番強い。オチもキッチリあって、これは"隠れモリナファン"としては嬉しい一編。




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ゆらゆら燻る煙草の煙、濃い目のブラックコーヒー、チェック柄のテーブルクロス。
これらがあるだけで、そこに小さな居場所ができあがる。様々な人々が入れ代わり立ち代わり登場してくる映画だけれど、これらが一番映えるのはやっぱり"モノクロ"ということで。主役はやっぱりコーヒー&シガレッツ。

コーヒー&シガレッツ@映画生活




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