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『グリーンフィンガーズ』 (2000/イギリス、アメリカ)

   ↑  2012/05/19 (土)  カテゴリー: コメディ



グリーンフィンガーズ [DVD]

 
●原題:GREENFINGERS
●監督:ジョエル・ハーシュマン
●出演:クライヴ・オーウェン、ヘレン・ミレン、デヴィッド・ケリー、ウォーレン・クラーク、ダニー・ダイア 、アダム・フォガティ、パターソン・ジョセフ 他
●イギリスのコッツウォルズにあるエッジフィールド更生刑務所に移送されてきた男、コリン・ブリッグス。彼はあるきっかけから刑務所長に「庭造り」を命令される。所長が名指した仲間はおよそ園芸など向かない連中ばかり。しかしガーデニングに喜びを見出したコリンは、美しい庭を創りあげいていく。やがて彼ら“囚人庭師チーム”に、女王陛下も鑑賞するというフラワーショウへの出場の話が舞い込むのだが・・・。




このブログ、記念すべきスタートの映画を「監獄&スポーツもの」で始めましたが、今日は「監獄&フワラーもの」で可愛くいきたいと思います!(笑)



エヴリダ~イ!のイギリスからやって来た「実話がベース」という『グリーンフィンガーズ』。

1998年の「ニューヨーク・タイムズ紙」でPAULA DEITZ氏によって書かれた「Free to Grow Bluebells in England」――この記事が書かれた新聞を、ある朝ジョエル・シューマン監督がゴミ箱から見つけたことから、『グリーンフィンガーズ』のインスピレーションが生まれたとのこと("Never Too Tough to Be Softened Up" by a Flower【New York Times 】より)。ここから「お花を扱うマッチョたちの物語」が生まれたのですねぇ。

フラワーショウ出場が危ぶまれた時の「いつも軽犯罪の奴らが台無しにしてくれる!!」という、オマエ何様じゃ!的なセリフで笑いもあり、イギリス的な皮肉が効いた映画かな?とも思ったのですが・・・ここぞとばかりに入ってくる音楽があまりにコッテコテで、実はお尻ムズムズデシタ。

これはプロデューサーの一人にトゥルーディ・スタイラー(Trudie Styler)という『スナッチ』や『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』などでも制作に関わっていたスティングの奥様がいらっしゃったためでしょうねぇ・・・

ご主人スティングの「Twenty Five To Midnight」は勿論、U2の「All I Want Is You」、ブルース・スプリングスティーン「If I Should Fall Behind」、エルトン・ジョン(&Little Richard)の「The Power」まで・・・本当に倒れそうになりました・・・・・・
奥様には内緒だけれど、ここだけの話、絶対この映画のバランスを壊していると思う・・・(笑)







どこがどうして「グリーンフィンガーズ(天才庭師)」になったのか、その辺りの描写は91分の映画ということでかなり適当なのだけれど、この物語にポーン!!と弾みをつけるヘレン・ミレンの伸び伸びとした存在感がやっぱり素敵だなぁと思いました。


それとね、イギリスドラマ「ダルジール警視」のウォーレン・クラーク演じる刑務所長を見ていたら、同じイギリスドラマの「バーナビー警部」も思い出してしまいました。イギリス郊外の緑豊かな田舎町の景色、丹精込めて手入れされた美しい庭園、美味しいお茶とお菓子・・・。イギリス人がガーデニングをこよなく愛するということは、これらのドラマからよーく知った気がします。

「イギリスはガーデニングの国。これほど人を選ばず、愛される職業はない。」

犯した重い罪を償うこと、更生、赦しや人間の再生など、本来は深い問題を抱えている物語かもしれないけれど、この女王陛下のお言葉が水戸黄門の登場のようにすべてを決定付けているのだと思います。イギリスならでは、の考え方、生き方、そして映画なんだろうなぁ。




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  2012/05/19 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

Comment


こんにちは!
この作品、随分前に観て、その頃は庭のない家に住んでいたので、ガーデニングへの夢を膨らませておりました。
実際に庭のある家に住み始めたら、「わりとめんどくさい…」と思ってしまったんですけどね(笑)
とはいえ、イギリスの庭を愛する心には惹かれるものがあり、機会があったら再見したいなぁと思っている作品です。

>「イギリスはガーデニングの国。これほど人を選ばず、愛される職業はない。」
>この女王陛下のお言葉が水戸黄門の登場のようにすべてを決定付けているのだと思います。

イギリスならではですね。あの眺めるだけで癒されそうな庭なら、毎日手入れをしていて癒されない訳がないと思えます。
もっとイギリスのガーデニングを題材にした作品が増えたらいいのに!

宵乃 |  2014/01/20 (月) 14:42 [ 編集 ] No.229


はなまるこより

宵乃さん、こんばんは。
いつも楽しいコメントをありがとうございます♪

>この作品、随分前に観て、その頃は庭のない家に住んでいたので、ガーデニングへの夢を膨らませておりました。
>実際に庭のある家に住み始めたら、「わりとめんどくさい…」と思ってしまったんですけどね(笑)

そうなんですよね~!
この映画を観ると庭造りへの夢(妄想か!?)が広がってしまうんですよねi-237
・・・でも、私もそうなんですが、雑草を気にしたり、枝を伐採したり
去年はスズメバチが巣を作っていて(i-282i-199)業者さんを呼んで大騒ぎになったりと、
・・・ホント色々あるんですよね~(涙)←ワタシにはきっと向いていない・・・・

でも観るだけの映画は別でして(笑)、ガーデニングで囚人たちが活躍するなんて
イギリス映画らしくてとっても面白いですよね!
宵乃さんが「グリーン・フィンガーズ」を描くとしたらどんなシーンなのかなぁと
それを想像するだけでも、なんだかもうワクワクしてきますi-80
もし再見された際には、ぜひぜひ、ぜひとも記事をお願いいたします!!i-179

宵乃さんへ★ |  2014/01/20 (月) 21:12 [ 編集 ] No.230

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