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『雑魚』 (2009/スペイン)

   ↑  2013/04/06 (土)  カテゴリー: サスペンス、ミステリー



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●原題:AGALLAS / 英題:GUTS
●監督:アンドレス・ルケ・ペレス、サムエル・マルティン・マテオス
●出演:ウーゴ・シルバ、カルメロ・ゴメス、カルロス・サンテ、ルーラ・ブランコ、セルソ・ブガーリョ、ヨイマ・バルデス 他
●チンピラのセバスチャンは、田舎町に流れ着く。ジャガーを乗り回す裏ビジネスのボスに取り入ったセバスチャンは、スーツを新調し欠けた歯も直してチンピラ風情を一新、ボスの信頼を勝ち取ることに成功する。だが、麻薬ビジネスの片腕にまでのしあがったセバスチャンに、恐ろしい落とし穴が待っていた・・・。



あー、なんか凄い映画を観てしまったかも!


いい度胸をしているのか、ただの馬鹿なのか(そう、たぶん後者)、気が小さいくせに威勢だけはいいという、どうしようもないチンピラを下品さ&下劣さをたっぷり見せてくれました。彼の人間的な"生臭さ"は映画の主役としては、多分トップクラス級の下衆野郎かと。つまりそいつが出ずっぱりですので、こうなってくると感情移入とか共感とかもうヘッタクレもありません(笑)。【ゲス男TOP10】があれば自信を持って推薦いたします。



「最後に至福をもたらすものは、金の詰まった袋じゃない。この瞬間を忘れないと初めて感じる時だ」「恐れは邪魔になる、忘れるしかない。恐怖は決して消えないんだ」

・・・なぁんていうカッコいいセリフも端々に見られ、お飾り物程度に出てくる女性の扱いに比べると男どうしゲイ的な匂いも漂ったりして、情緒とか教訓なんていう言葉も途中チラチラ見え隠れするんですが・・・すべてはどんでん返しのラストで全て大崩壊!! ひぇー、この映画どうなってるんだ!?と思ったら「そうだ、邦題は【雑魚】だった!」と大いに納得。

スペイン語の原題『Agallas』は、例えば「Él tiene agallas(彼は腹が据わっている)」とか「No tienes las agallas(度胸が足りないぞ)」なんて使われるようで、英題では『Guts(根性)』とそのままの意味に置き換えられています。が、これは珍しく邦題の大勝利だと思うんですよね。主人公を"雑魚"扱いにした、これ以上ないくらい素晴らしい邦題。うまいなぁ。



そう、あのメタボ娘イソリナの容赦のない破壊力にはチンピラもマフィアも力及ばず!

彼女の映し方がまた絶妙なんです。初めは顔だけ、上半身だけ映るのでそこまでメタボだとは思えない。けれど、あの衝撃的ベッドシーンの揺れまくる脂肪&ドン腹見せてのお着替えシーンが破壊的にすごい。食欲はもちろんのこと、金銭欲、権力欲、性欲といった彼女のあらゆる欲望は胸焼けしそうなくらい。スペインの女優さんは映画でも結構バンバン脱ぎますが、これだけはちょっと勘弁してほしかった・・・(笑)


というわけで。
日本では劇場未公開の作品でしたが、私はGyao!【映画】で鑑賞させていただきました。あまり期待せずさらっと観ようと思っただけだったのですが、でも時々そんな映画の中からとんでもない拾い物をしたりして、映画ってこれだから止められないですねー。




※最後に・・・・
'Agallas', comedia negra【eldiariomontanes.es】
この映画のもう一人の主役はスペイン映画界の大物スター、カルメロ・ゴメス(Carmelo Gomez)なんですが、日本の映画サイトでは米国人俳優の「カルロス・ゴメス」と誤表記されている場合が多いんです。

もし当作品のスペイン人俳優 カルメロ・ゴメス氏のフィルモグラフィをたどりたい方はお間違えのないよう、どうぞご注意くださいね (私も暫く迷子になってちょっと泣いた・・・)



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 2016/12/02