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『スペース・モンスター/宇宙怪獣の恐怖』 (1965/アメリカ)

   ↑  2009/09/24 (木)  カテゴリー: SF、宇宙、怪獣
 
●原題:SPACE MONSTER / FIRST WOMAN INTO SPACE / SPACE PROBE TAURUS/ LIGHT BEYOND THE SUN / VOYAGE INTO THE SUN
●監督:レナード・カッツマン
●出演:ラス・ベンダー、フランシーヌ・ヨーク、ジェームズ・B・ブラウン、ベインズ・バロン
●研究者など4名の男女を乗せた宇宙船が地球を出発するが、途中、異星人の乗る宇宙船に遭遇してそれを爆破したり、燃える流星雨に遭遇するなどの困難に見舞われながらも、彼らは水に覆われた未開の惑星に到着する。しかし・・・!!



昔、ビデオに録っておいたB級映画を見つけてしまったので、怖いもの見たさも手伝って軽い気持ちのまま観初めたのですが・・・なんともまぁ「私はこの映画をたった今観終えたんだぞー!」という"達成感"みたいなものが湧き上がってきました。ほんとスゴイ映画だ。

確か十数年前の深夜映画で出会った作品なのですが、これはある意味忘れられないったらないんですね。あまりにチープな特撮&あまりに強引なストーリー展開の組み合わせは破壊的に凄まじく、きっと誰しもノックダウン必至だと思うんです。あぁ、こんな時間があったらもっと他の映画を観ればよかった・・・



だいたい、↑が宇宙船を襲ってくるところが盛り上がりの第一波なんですが、もう宇宙飛行士やら博士やら全員が大パニックになり「アレハナニー!?オソロシー!!」と大騒ぎするんですよ。迫真の演技です。でも、これどう見ても水槽の中にいる【沢ガニ】なんですよね。どう見ても。何度見ても。そして更にその後は時間がなかった学芸会の被り物みたいな半漁人を相手に、これまた白熱のバトルが繰り広げられたりします。でも実は一番怖いのは、あまりに一方的な"メリケンパワー"だったりするんですが。





これ、1965年制作の映画なんですよ。1965年。
あの『グレートレース』さえも同年に作られたというのに、このグダグダ感ったら全く一体なんなのでしょう。テキトーすぎて笑っていいのかすらもよくわからない。『FIRST WOMAN INTO SPACE』というタイトルでリリースした時もあったようですが、内容においてほぼ触れられていない点もスゴイです。潔すぎる。誰にも気づいてもらえていなくてもいいや!的な清々しさすら感じます。

例の魚人にしても、IMDbのトリビアによると「映画の終わり近くに出てくる"海の怪物"は『The City Under the Sea 』(1965年)という映画の魚人の映像を使用しているとのことなんですね。えらい簡単にすませたなー。





 炎のテキサス・レンジャー【Super!drama TV】
ただちょっと調べてみたらですね、脚本兼監督のレナード・カッツマンは、後のTVドラマ『ハワイ5-O』や『ダラス』『炎のテキサス・レンジャー』といったドラマの製作指揮側にまわるやり手プロデューサーになっていたんですねぇ。これ、どのシリーズもアメリカを代表するような長寿番組ばかりではないですか!びっくりです。

あまり堂々と人にはオススメできませんが、いつか出会う日がきたら必ず押さえて頂きたいB級ムービーです。きっときっと、あまりのバカバカしさにシビレること間違いなしです。
あれ、やっぱり"オススメ"かな(笑)。


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