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『ハーヴェイ』 (1950/アメリカ)

   ↑  2012/06/22 (金)  カテゴリー: コメディ


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●原題:HARVEY
●監督:ヘンリー・コスター
●出演:ジェームズ・スチュワート、ジョセフィン・ハル、ペギー・ダウ、チャールズ・ドレイク、セシル・ケラウェイ、ヴィクトリア・ホーン、ジェシー・ホワイト、ウォーレス・フォード、アイダ・ムーア 他
●ピュリッツァー賞を受賞した大ヒット舞台劇を映画化したハートフル・コメディ。アメリカ中西部の小さな町。名門ダウド家の主人エルウッドは、「ハーヴェイ」という身長6フィートの白ウサギを親友だと思い込んでいる。他の人には見えないこの親友を会う人ごとに紹介したがる彼に、同居している姉ヴィタや彼女の娘マートルは大迷惑。ついに彼を精神病院に入院させる決意をするのだが・・・。





自分が風変わりだという意識はまったくなく、ゆったり穏やかな日々を楽しみ家族や友人を愛するエルウッド。自分と「ハーヴェイ」の肖像画を飾ったりして周りは彼を"正気"ではないと騒ぎ立てるけれど、そんなこと彼はお構いなし。どこ吹く風。どうにかしてエルウッドを"正気"にしたいと捕まえようとする家族だけれど、周りはキーキー言って空回りするばかり。



ところが、いったん彼に関わると皆心穏やかに。恋人たちの仲を取り持ったり繋いだり。皆の心を癒し、しがらみから解放してくれる。彼の口から発せられる言葉は、スマートで詩的で美しく、人々の心を真っ直ぐに捉える。

" 'In this world, Elwood, you must be oh so smart or oh so pleasant.'
Well, for years I was smart. I recommend pleasant."

「この世で通用するのは、賢い人か、好かれる人」だと、母親に言われていたエルウッド。「賢くあるよりも、好かれるほうがいい」(「」内は、大津智子氏による字幕スーパーより)

ケルト神話に伝わるといわれる妖精のPOOKA(プーカ)。彼のちょっとしたイタズラで、きっとエルウッドも「ハーヴェイ」と出会って、この世で本当に何が大切か?どうやって生きていくべきか?知ったのだろうな。こんなに素敵な「巨大ウサギさん」なら私も信じてみたい!





Stewart, James / San Diego Air & Space Museum Archives


舞台でも同役を演じたことのあるジェームズ・スチュアート。
「アメリカの良心」として沢山の映画ファンから愛された俳優であり、ヒッチコックやフランク・キャプラ他、沢山の名監督たちが彼を起用したがったと言います。戦後は「戦争映画などには出たくない」と言って、『ハーヴェイ』や『素晴らしき哉、人生!』など心温まる作品に出演。ひょろりとした体格と同様に伸びやかで、豊かな育ちの良さから醸し出される穏やかで誠実そうな人柄は、正にこの役柄にピッタリ。『ハーヴェイ』は彼のお気に入りの作品の一つだそう。純粋な瞳で何事にも動じず、穏やかな表情のジェームズ・スチュアートに癒されてしまう104分でした。

ハーヴェイ@映画生活



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