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「レベッカ・デモーネイ」が好き!

   ↑  2008/04/19 (土)  カテゴリー: 映画いろいろ・・・

「大物」とか「大女優」という冠が付くことがほとんどない女優さんなのですが、私はレベッカ・デモーネイ(Rebecca De Mornay)が以前からとても好きなのです。いつもどこかで気になっている女優さん、とでも言うのかな。今日はちょっと気楽に、彼女のこれまでの出演作を少し遡って、映画の感想メモなども一緒にしてご紹介していこうかなと思います。




【1983年】

【Blu-ray】卒業白書(Blu-ray Disc)/トム・クルーズ


『卒業白書』 原題:RISKY BUSINESS

女性から見ても官能的で魅力的なレベッカ・デモーネイの若かりし頃の美しさを存分に堪能できる映画、といったらズバリこの作品かな!?と思います。主役はこれまた若かりし頃のへらへら~っとしたトム・クルーズ(&白ブリーフ)ではありますが、やはりデモーネイの不思議な魅力抜きには存在しえない映画です。

多感な時期の若者が将来や恋愛に迷っていく、といった瑞々しさに加え、80年代特有のどこか甘ったるい雰囲気も相まって、改めて観てみるとそんな映像がかえって新鮮にすら映ります。デモーネイとトム・クルーズは、この映画での共演がきっかけで2年ほど同棲するようになったというのは有名な話なんですよね。二人とも若かったのだなー





【1985年】

『バウンティフルへの旅』 原題:THE TRIP TO BOUNTIFUL

控えめで知的、優しさと思いやりにあふれた女性をさり気なく演じているデモーネイの姿は、女優として本当に素敵です。強い主張のない、言ってしまえばほんの通りすがりのような役ですが、彼女が画面に出ているだけでどこかほっと出来るような温かさに満ちてくるのです。

いわゆる"セクシーさ"も彼女の魅力のひとつではあるのですが、この映画ではそういったものを感じさせない母性的でやわらかな感情表現が、その動きひとつひとつに細やかに表されています。純粋で清らかな女性も演じられるというこの「演技力」が、デモーネイの女優としての幅広さを証明してくれる作品であり、私のお気に入り映画のひとつでもあります。





【1988年】
Feds [DVD] [Import]
   
『マドンナ★コップ』 原題:FEDS

もともと私は学生時代に『FEDS』(邦題『マドンナ★コップ』・・・ホントひどいタイトル!!)という作品を深夜の映画番組で観て以来、「キレイな女優さんなのに男気のある人だなぁ」とそのガッツが気になってレベッカ・デモーネイの出演作を追うようになったものでした。

これ、よくある “養成訓練学校コメディ&サクセスもの”なんですけど、当時元気の出る「プラス思考映画」として受験生だった私の中では大ヒットしていました。何度も繰り返し観ていたので、先日懐かしさのあまりもう一度観直してみたら、やはりほとんどのセリフを覚えていました。ユルくて単純な映画なのですが、個人的に思い入れのある作品でもあります。こんな映画を夢中で観ていたなんて、むかしは私もなんて純真だったんだろう。。。ハハハ





【1991年】

ゆりかごを揺らす手 [DVD]


出ました!
この作品こそ彼女の代表作のひとつ、と言ってもいいほど強烈な役柄を演じた『ゆりかごを揺らす手』。美しく、執念深く、すべてを失って復讐に燃える未亡人ペイトンの悪女ぶりは、まさに圧巻でした。

彼女は"女性的"な役柄を演じるのがとても上手で、それはいわゆるレベッカ・デモーネイという女性が発する"生々しさ"に起因するような気がするのです。顔の美しい女優さんはいくらでもいるのですが、それを裏側から支えるような図太さや憎々しさなど、言ってみればドス黒い感情を出すことに躊躇がないことが強みなのだと思うのです。繊細な役柄を得意とするジュリアン・ムーアでさえも、さすがにこの映画のデモーネイには敵いませんでしたねぇ。女性から見てもっともコワイ女を、デモーネイは見せつけてくれました。





【1990年代】

ギルティ 罪深き罪 [DVD]


ストレンジャー [DVD]


『ギルティ/罪深き罪』(1992年) 原題:GUILTY AS SIN
『ストレンジャー』(1996年) 原題:NEVER TALK TO STRANGERS


その後、『ギルティ』ではドン・ジョンソン、『ストレンジャー』ではアントニオ・バンデラスという、アツすぎる配役&コテコテのお色気路線を疑うことなく突き進んでいかれます。外から見える自分の器というのか特性というのか・・・その枠を超えない匙加減は、見る者に媚を感じさせず、かえって気持ちが良いほどです。

90年代は主にサスペンスやスリラーなどのジャンルでセクシーさを強調した作品が多いように思われます。先の作品以外でも『ビジター/欲望の死角』(1993)ではルドガー・ハウワーと、『シック・アズ・シーヴス』(1999)ではアレック・ボールドウィンとの共演作品があります。それでも『バックドラフト』(1991)や『三銃士』(1993)といったハリウッド大作にもちゃんと顔を出しているあたりは、やはり女優としてのプライドでしょうか。大作でデモーネイの姿を観られるのは、やはりファンとしても嬉しいものです。





【2003年】



アイデンティティー【Blu-ray】 [ ジョン・キューザック ]


『“アイデンティティー”』 原題:IDENTITY

気になるクセモノ俳優がわんさか出てくるという「クセモノ映画」でしたが、デモー姐さんは、落ちぶれてもなおプライドだけは異常に高いという「偏屈女優」の役をヘッチャラな顔して、それはまったく堂々と楽しそうに演じてくれました。私はそれが見たくて映画館へ行ったようなものなのですから!

衝撃度は高いものの、こんな役をオファーした人は本当にエライなぁと感動すらしてしまいました。レベッカ・デモーネイという女優さんの、90年代にほぼ定着したB級っぽさ&胡散臭い感じ・・・これらをうまく活かしたのが『“アイデンティティ”』だったのでしょう。出演してしまうところがまたスゴイです。良い人ぶらずに、このまま突き進んでいっていただきたいなぁと思う次第です。





【追記】
2000年代に入ってからは、アメリカでのTVムービーやドラマ、日本未公開作品などへの出演が多くなったことで、なかなか日本ではメインとしてお目にかかることも少なくなってしまいました。しかし、近年では『American Venus』『Flipped』といったドラマや、トロマ製作のカルト・ホラー映画『Mother's Day』のリメイクなどにバンバン出演してカムバックのオンパレード状態となっているようです。


Flipped - Exclusive: Rebecca de Mornay and Penelope Ann Miller Interview

たとえ、20代30代の頃のような"若さ"は失われてしまったとしても、これまでに放ってきたそのユニークな存在感、サバサバっとした頼もしい性格、そして変わらぬ美貌を武器に、ぜひこれからも私たちをスクリーンで楽しませていってほしいものです。デモー姐さん、まだまだ期待しています!!


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