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『ギルバート・グレイプ』 (1993/アメリカ)

   ↑  2016/04/05 (火)  カテゴリー: ロマンス、ドラマ





ギルバート・グレイプ [DVD]



●原題:WHAT'S EATING GILBERT GRAP
●監督:ラッセ・ハルストレム
●出演:ジョニー・デップ、ジュリエット・ルイス、レオナルド・ディカプリオ、メアリー・スティーンバージェン、ジョン・C・ライリー、クリスピン・グローヴァー 他
●アイオワ州エンドーラ。生まれてから24年、この退屈な町を出たことがない青年ギルバートは、知的障害を持つ弟アーニー、過食症を病む250kgの母親、2人の姉妹の面倒を見ている。毎日を生きるだけで精一杯のギルバートの前に、ある日トレーラー・ハウスで祖母と旅を続ける少女ベッキーが現れる。ベッキーの出現によりギルバートの疲弊した心にも少しずつ変化が起こっていく・・・。




遅くなってしまったけれど「ディカプリオちゃんオメデトウ」企画です!一応ね(笑)。

当時のディカプリオちゃんは、ロバート・デ・ニーロと共演した『ボーイズ・ライフ』で注目されたピカピカの注目若手俳優でしたから、この映画での評判も本当にすごかった!


この映画を観に行ったのはね、私が19歳の時。

観終えて部室に戻ってきたら、バンドの先輩に「まるちゃん(仮名)、『ギルバート・グレイプ』どうだった?」と聞かれて、私は「そうですねぇ、爽やかすぎて特に何も残りませんでしたね!」とハキハキ答えたことを今でも覚えています。。。

ま、この頃の私はなーんの悩みもなくて、いや、あったとしても自分のコトばっかりで、完全に"自分中心に回っている世界"の中で好き勝手なコトやりたい放題でしたから、当時のこの感想はまぁ妥当なものだったんでしょう。


あれから何度、この映画を観直してきたかな。

たった一度観て、再び触れることもなく過ぎ去っていく映画もあれば、人生の節目節目でふと思い出して手を伸ばしたくなる映画もあります。

『ギルバート・グレイプ』は、私にとってそんな作品の1つ。







幾つかの出会いの中で、大きな影響を与えてくれる人がいます。
ジュリエット・ルイス演じるベッキーがそう。

自分にとって本当に大切なこと、望み、ひとりでは知らなかった世界の話。
そんなことを気付かせてくれる人。





人はたぶん、歳を重ねるにつれて自分のまわりに様々な囲いができて、それに守られたり囚われたりしていくのでしょうね。だから、完全に何からも自由でいることなんてできない。

それは仕事だったり、人間関係だったり、家族のこと、病気、育児、介護など。程度の差こそあれ、人は背負っていくものや責任を負うべきものが少しずつ増えていきます。

でも、何も変わらずに続いていくものなんてないんですよね。
生きている限り、"変わらないもの"なんてないですから。

だから必ず変化の時がきて、その形や重さも変わって、自分自身にも変化が訪れて、そうやって人生は続いていく。「自分には自由がない」「何も選べない」「このままでいいのか分らない」なんて悩まなくてもいいんだと思う。

大丈夫。きっと大丈夫。
この映画が、そうやって背中を押してくれます。






雨の中、車のエンジンがかかって・・・・ポンコツ音とともに再び消えるあの瞬間。
あんなに胸がギューッとくるシーンはありませんよ~。


この映画のジュリエット・ルイスとジョニー・デップ、そしてディカプリオちゃんの、演技とは思えないようなナチュラルな表情にホッとさせられます。
今のような"どぎつさ"は皆無(笑)。



私にとっては、宝物のような映画です。



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  2016/04/05 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

Comment


おはようございます

>「そうですねぇ、爽やかすぎて特に何も残りませんでしたね!」

あはは!清々しいほどキッパリ。
それが何度も見返すほど大切な作品になるなんて、これだから映画は面白いですね。
私もこの作品は大好きで、いつか時がきたらじっくり再見したいと思ってます。なんか軽くは観られない感じがして(汗)
多くの悩める人に希望を与えるようなラストの爽やかさが印象に残ってます。
ホント、あの3人の演技が素晴らしかったですよね~!

宵乃 |  2016/04/05 (火) 07:50 [ 編集 ] No.416


はなまるこより

宵乃さん、こんばんは♪

>あはは!清々しいほどキッパリ。
やっぱり笑われてしまいましたね~(笑)i-237ハズカシ~
しかしですね、この時の返事を本当に今でもハッキリ覚えていて、しかも本気で「なんだかよく分らない映画だったわー」と思っていた感覚をシッカリ覚えているのですよ。
不思議ですよねー、今では私にとって色々なことを教えてくれる映画となっているのに!
>これだから映画は面白いですね。
ホント、仰る通りですi-190

>私もこの作品は大好きで、いつか時がきたらじっくり再見したいと思ってます。なんか軽くは観られない感じがして(汗)
宵乃さんもお好きな映画なんですね、嬉しいです♪
あ、きっとぽや~っと観ても大丈夫だと思いますよ(笑)。今回この記事を書くだけで、私3回くらいぽや~っと観ましたのでi-229 ちょっとデトックス効果のある映画だなぁとも思いました(笑)。

>ホント、あの3人の演技が素晴らしかったですよね~!
本当に本当に!
レオナルド・ディカプリオはこの作品でオスカーを獲ってもおかしくない演技でしたもんね。
でも、この時にオスカーを手にしなかったことで、この後数々の話題作&名演技が生み出されたのかもしれない・・・と思うとちょっと感慨深いものもあります。良い作品っていつまでも心に残りますね^^

宵乃さんへ★ |  2016/04/05 (火) 21:39 [ 編集 ] No.417

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