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『名犬ラッシー』 (2005/アイルランド、イギリス、フランス)

   ↑  2012/09/06 (木)  カテゴリー: ロマンス、ドラマ



名犬ラッシー [ ピーター・オトゥール ]


●原題:LASSIE
●監督:チャールズ・スターリッジ
●出演:ジョナサン・メイソン、ピーター・オトゥール、サマンサ・モートン、ジョン・リンチ、スティーヴ・ペンバートン、ヘスター・オジャース、ピーター・ディンクレイジ、ジェマ・レッドグレーヴ 他
●イギリス、ヨークシャーの小さな炭鉱街。両親と暮らす9歳の少年ジョーには、誰よりも強い絆で結ばれた“親友”がいた。それは美しい毛並みのコリー犬“ラッシー”。学校が終わる時間になると、かならず校門でジョーを待つラッシー。しかしある日、父親の働く炭鉱が閉鎖し、生活に困った両親が裕福なラドリング公爵に大切なラッシーを売ってしまうのだった。その後、何度も脱走しては戻ってきてしまうラッシーを、ジョーは身を引き裂かれる思いで公爵のもとへ返すのだった。やがてラッシーは遠く離れたスコットランドの城へと連れて行かれてしまうのだったが・・・。



TOKYO MX(東京メトロポリタンテレビジョン)というテレビ局では「ファミリーシアター」という子どもも一緒に楽しめる映画番組の枠が日曜のゴールデンタイムに月2回ほど設けられています。で、たまに寝る準備をバッチリして子どもと一緒にベッドの上でごろーんと横になって観たりするのですが・・・気を緩めていると親の方が夢中になってしまい、「ラッシーは走る。もう1度大好きなジョーに逢うために・・・!」なんて言われた日にはですね、もうお母さん一人でオイオイ泣いてしまったりします。ファミリー映画、侮れません。






この『名犬ラッシー』もそのラインナップの一つだったのですが、いやーもう、自然、そして音楽がとにかく美しくてホント~に癒されました。

スコットランドの広大な丘を走り抜け、その頂上に立つラッシーの空撮シーン。凛々し過ぎるその高貴な顔立ちは、それだけで名画のような気品に溢れていて、まるで美しい絵を見ているかのよう。「原作は1940年にイギリスで出版された小説だが、その舞台や設定に手を加えることなく忠実に映像化することで、原作がもつ魅力を素直に伝えようと努めている」という評があるのですが、本当に本当にその通り。とてもピュアで、実直で、魅力のある映画です。






飼い主のジョー君や公爵の娘シーラといった、登場する子供たちの透明感のある大人びた表情には"媚"がなくて、それがとても好感のもてるものでした。

ユーモラスな面もあるものの、ドタバタのコメディ色が強過ぎるわけではなく、どこかしら品が漂うあたりは"いかにも"的な安易な子ども映画とは違って、大人の鑑賞映画としても十分。登場人物たちとの交流もベタベタになることもなく、観ていて気持ちの良いものでした。



長い旅路の果てにやっと家族の元へ戻り、衰弱して横たわるラッシーを見て「動物は人間と違って生きることに執着しない。(ラッシーは)家に帰るという目的を果たしたからね」と言った獣医の言葉に泣けてしまいました。人間の事情などわかず、一途に飼い主を想って帰ってきたラッシー。・・・・お母さんここで泣きました。



そして、ラスト。ラッシーとジョー君を引き離そうとする"悪役"に対して、名優ピーター・オトゥール演じる城主ラドリング公爵が下す"大岡裁き"は胸のすくような爽快感が。万事解決で幸せな気持ちでいっぱい。

脇を固めるサマンサ・モートンやジョン・リンチ、ケリー・マクドナルド、ジェマ・レッドグレーヴなど、英国出身のどっしり安定のある俳優たちの存在感も頼もしく、本当に素敵な映画でした。「こども&動物映画」として、小さなお子さんも安心して楽しめる映画です。



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  2012/09/06 | Comment (4) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

Comment


こんにちは!

私も昔、日曜の朝地上波で放送していた
のを寝ぼけながら見ました~。

ラッシーは勝手にオスだと思っていたんですが
メスなのか~!と驚いた記憶が

あとラッシーがネス湖の横を
走るシーンで、ネス湖にネッシーがいて
ラッシーが食べられちゃわないか、ドキドキ
しました(笑)

タマ |  2012/09/07 (金) 09:12 No.31


はなまるこより

たまさん、こんにちは~☆

すごく可愛いコメントをありがとうございました♪
ネス湖のネッシー食べられちゃう~i-240なんて、
タマさんもとーってもカワイイ時代があったんですね(笑)!!
いや、今でもかわいいと思いますが(笑)

そうそう、私もラッシーは男の子のイメージがありましたが
スコットランドの方言で「Lassie」はお嬢さんとか少女の意味があるそうで
そういった意味では愛称的な名前なんでしょうねi-100
ラッシー、確かにべっぴんさんです☆

たまさんへ★ |  2012/09/08 (土) 09:45 [ 編集 ] No.32


(笑)
いやいや観たのは昨年くらいです(笑)

ラッシーがネス湖の横を走るシーンで
本当に、水面にCGで恐竜ネッシーの影が
ユラユラとあらわれてるシーンがあって
そこで!ネッシーかよと(笑)!あああ、ラッシー逃げてー
ネッシーは肉食の恐竜だよ~飛んでいる鳥とかは
多分捕まえて食べてたよ~!と見てました(笑)

スコットランドの方言で「Lassie」
なるほど~、そう言われますと、女の子な顔に見えてきます。

タマ |  2012/09/08 (土) 11:12 No.33


はなまるこより

タマさん、かなり笑いました!私の早合点で(笑)!

そうか、わたしはてっきり小さい頃に見た世界名作劇場の「名犬ラッシー」のことかと
勝手に思い込んでいました(笑)。
タマさんには「マルコ少年」のイメージがあったので、
勝手にすごい思い込みで「名作劇場」に脳内変換していた模様です(笑)
ほんとスミマセン~i-237i-201

映画の話ですよね(笑)
ネス湖の調査団のボートが通る時にも、ゆらぁ~っと見えましたね♪
そうか、タマさんはラッシーが泳いで渡るところでドキドキしていたという・・・・
じゃあ、やっぱり今もカワイイです(笑)

因みに原作では、ラッシーはネス湖を回避して遠回りして走るのだそうです。
あの映画のシーンは、今風のアレンジで私も好きでした☆

タマさんへ★2 |  2012/09/08 (土) 18:57 [ 編集 ] No.34

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