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最近観た『刑事コロンボ』からまとめて3話 ~「死者のメッセージ」「秒読みの殺人」「汚れた超能力」

   ↑  2012/03/22 (木)  カテゴリー: 海外ドラマ
私はもともと「映画選び」がとてつもなく下手でして、それなりに数をこなせばいいのかもしれませんが「こ、これは大ヒットだ!!」と小躍りしたくなるような作品に出会うことがなかなかありません。どうも最近この傾向がますます顕著になってきていて、打率も下がる一方。

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そこで、そんな時にいつもやるのが「よく知ったドラマを見る」という方法。最近観ているのは「刑事コロンボ」「ジェシカおばさんの事件簿」「シャーロック・ホームズの冒険」「名探偵ポワロ」といったちょっと古めの米英ドラマです。いつも同じ顔ぶれが出てくるので気が楽ですし、安心感が違いますねー。えぇい、もう映画はやめだー(笑)!!





『刑事コロンボ/死者のメッセージ』 (1977/アメリカ)
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●原題:COLUMBO: TRY AND CATCH ME
●監督:ジェームズ・フローリー
●出演:ピーター・フォーク、ルース・ゴードン、マリエット・ハートレイ、チャールズ・フランク 他
●第41話:70歳を超えた今でも第一線で活躍する女流作家アビゲイル・ミッチェルは、最愛の姪フィリスを失ったヨットでの事故が、姪の夫エドモンドによる殺害だったことを見抜き、復讐を計画していた。彼女はニューヨークへ発つ夜、エドモンドを呼び出し、金庫室にエドモンドを閉じ込めたまま空港に向かう・・・。


コロンボドラマ史上、最高齢の犯人。確かに殺人犯ではあるのだけれど、その事件に裏側には切なさや同情を感じる背景があって、ピョンピョン飛び跳ねるようにして元気に走り回るエネルギッシュな女性像は魅力的でした。コロンボが人間として好きになってしまう、と言うのもよーく分かります。その代りというのも何ですが、今回は秘書の女性がなかなかいい度胸しています。

犯人の女流作家を演じたルース・ゴードンは『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』の恋する老女役や『ローズマリーの赤ちゃん』といった映画で有名ですが、なんとキャリアが上向いてきたのは60歳くらいからというのでビックリ。小柄で溌剌とした姿を見せてくれたこのエピソードは、年老いてもなお可愛らしくあった彼女の魅力に溢れていました。
【AXNミステリー】刑事コロンボ徹底解説「死者のメッセージ」のトリビアはコチラ





『刑事コロンボ/秒読みの殺人』(1977/アメリカ)
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●原題:COLUMBO: MAKE ME A PERFECT MURDER
●監督:ジェームズ・フローリー
●出演:ピーター・フォーク、トリッシュ・ヴァン・ディーヴァー、パトリック・オニール、ローレンス・ラッキンビル 他
●第43話:TV局CNCの辣腕プロデューサー、ケイ・フリーストーンは、支局長マークのチーフアシスタントでもあり、彼の恋人だった。ある日、マークにニューヨーク本社への栄転が決定する。ケイも自分のことのように喜んだが、マークはケイを後任に推薦する気もなく、関係も終わらせようとしていることに気付く・・・。


コロンボのシーンから始まる珍しい回。冷徹さとそれに相反するエキセントリックさが同居した美貌のキャリアウーマンという(犯行の手口は穴だらけなのだけれど)犯人役が物凄く印象的。バリバリに働く女性といっても、この時代は意外とフェミニンなファッションをしていたのだなぁと。当時のテレビや撮影現場の舞台裏が面白いです。

大切なものが次々にこぼれ落ちていく。その緊張感が最高潮に達するところでコロンボの映像が乱れて、犯人が精神的に追い詰められていくところなんて異常な凄味があって、ラストに向かって駆け抜けていくプロット、かなり見応え十分でした。「私、負けないわ」なんて犯人だけれど痺れるキメ台詞もスゴイ。トリッシュ・バン・ディーバに圧倒されたエピソードでした。コロンボでのこの緊張感は久々かも。
【AXNミステリー】刑事コロンボ徹底解説「秒読みの殺人」のトリビアはコチラ





『新・刑事コロンボ/汚れた超能力』(1989/アメリカ)
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●原題:COLUMBO: COLUMBO GOES TO THE GUILLOTINE
●監督:レオ・ペン
●出演:ピーター・フォーク、アンソニー・アンドリュース、カレン・オースティン、ジェームズ・グリーン、アラン・ファッジ、ダナ・アンダーセン 他
●第46話:アネマン超能力研究所では、国防省とCIAが注目する超能力者エリオット・ブレイクの透視能力について実験が繰り返されていた。エリオットは次々に好成績を出していくが、それは、愛人であり、予算獲得を企む所長のポーラ・ハル博士と協力してねつ造したものだった・・・。別名「刑事コロンボ'90/超魔術への招待」


1978年にいったん終了した「刑事コロンボ」から約11年。コロンボが帰ってきたーッ!!
というわけで再出発の第一話。日本語吹替えの犯人役が野沢那智さんというだけで胡散臭さプンプン(笑)!更にワクワクです。いつもの如く、犯人だと知ってか知らずか飄々と"トリック"の説明を"那智さん"に語るコロンボ。こわいよ~

フィンガーギロチンは私も子供の頃持っていた「手品セット」に入っていて、よく従姉妹たちを怖がらせたものです(笑)。それでもラストはやっぱりドキドキ!成功する確率は高いけれど、やっぱり一か八か。こういう危険過ぎるコロンボの賭けには、毎度わかっていてもヒヤヒヤさせられます。
【AXNミステリー】刑事コロンボ徹底解説「第46話 汚れた超能力」のトリビアはコチラ




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  2012/03/22 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

Comment


こんにちは!

>そんな時にいつもやるのが「よく知ったドラマを見る」という方法。

確かに!
連続で微妙な映画を観続けていると、安心して楽しめる懐かしの海外ドラマはいい気分転換になりますよね~。
はなまるこさんが挙げてらっしゃる作品、ぜんぶ大好きです!
とくに「ジェシカおばさんの事件簿」はもう一度観たいなぁと、再放送がないか目を光らせているところです(笑)

「死者のメッセージ」の犯人は魅力的でしたね!
うっすらしか覚えてないけど、犯人のなかで一番友達になれそうなのは彼女です。
あの女優さん、大器晩成型だったんですか~。有名作品に数回出ただけではダメなんですね。ホント厳しい世界です。

「秒読みの殺人」と「汚れた超能力」は残念ながら忘れてしまいました…。やはりあれだけたくさん事件を見ると、どんどん忘れてしまいます。
でも、再見する時は初見のように楽しめそうです(笑)

>日本語吹替えの犯人役が野沢那智さん

野沢さんのコロンボ!?
それは観てみたい気がします。何気に色んな人が吹き替えてるんでしょうか?

宵乃 |  2014/02/17 (月) 12:09 [ 編集 ] No.242


はなまるこより

宵乃さん、お返事が遅れてしまい本当に申し訳ありませんでした。大雪の影響が生活面でもろに直撃してしまい、アタフタ&ゼイゼイしまくったここ数日でしたi-282あー、ブログに戻ってこられた~i-201宵乃さんのコメントを読んで、日常に戻れた!と実感できてホッと安心できました^^
コメントをありがとうございました!!

>連続で微妙な映画を観続けていると
↑まさにこの言葉通りです。。。そういう時に限って、なぜか連続なんですよね(泣)

>はなまるこさんが挙げてらっしゃる作品、ぜんぶ大好きです!
>とくに「ジェシカおばさんの事件簿」はもう一度観たいなぁと、再放送がないか目を光らせて
>いるところです(笑)

宵乃さんの同じ感覚!嬉しいですi-179我が家が加入しているプロバイダが時々CSを全開放してくれるので、ここぞ!とばかりに「ジェシカおばさん一挙連続放送」だとかを観まくるんですよ(笑)。森光子さんの吹替えが、ジェシカおばさんの声とまったく同じで感動しますi-178私も「ヘイスティングスとミス・レモンの頃のポワロシリーズ、またやらないかしら~?」と目をギラギラさせてNHKのドラマシリーズをチェックしていますi-190(笑)

>「死者のメッセージ」の犯人は魅力的でしたね!
>うっすらしか覚えてないけど、犯人のなかで一番友達になれそうなのは彼女です。

そうそう、コロンボの犯人役は憎ったらしい悪者も多いですが、中には思わず同情してしまう(きっとコロンボも)犯人もいるんですよねー。このおばあちゃん作家さんもそうでした。それも、このドラマの魅力かもしれませんね。

>やはりあれだけたくさん事件を見ると、どんどん忘れてしまいます。
確かに(笑)!ところが我が家の場合、母が昔からコロンボ好きだったためNHK放映分を録画していたことがあって(私も多分何周か付き合っていて)、タイトルを見ればその内容を思い出せたりします(笑)。今はまた、現在放映ぶんの"ノーカット・ハイビジョンリマスター版"を録画していますi-229

>野沢さんのコロンボ!?
>それは観てみたい気がします。何気に色んな人が吹き替えてるんでしょうか?

あーゴメンナサイ!!!私の書き方が悪かったですi-201この回の犯人を演じたアンソニー・アンドリュースの声を那智さんがあてていたのです。分かりづらくて申し訳ありませんでした~i-238

コロンボの声は、お馴染の小池朝雄さん→石田太郎さんに変わって、完全版の穴埋め部分には銀河万丈さんが担当されていたと思います^^で、実はCSでコロンボの"字幕放送"版もあったりするんですが、よく考えてみれば「初めてコロンボ警部の地声を聞いた!」と感動してしまいました。コロンボといえば"吹替え"ですもんねi-199

宵乃さんへ★ |  2014/02/18 (火) 13:52 [ 編集 ] No.243

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