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『ブラザーズ・ブルーム』 (2008/アメリカ)

   ↑  2012/02/24 (金)  カテゴリー: コメディ


ブラザーズ・ブルーム [ エイドリアン・ブロディ ]


●原題:THE BROTHERS BLOOM
●監督:ライアン・ジョンソン
●出演:レイチェル・ワイズ、エイドリアン・ブロディ、マーク・ラファロ、菊地凛子、ロビー・コルトレーン、マクシミリアン・シェル 他
●詐欺師兄弟のブルームとスティーブン。彼らは子供の頃からカモを見つけては金を騙し取り、世界中を旅する生活をしていた。20年の月日が経ったある日、弟のブルームは嘘で塗り固めた自分の人生に嫌気がさし、詐欺師を辞め、モンテネグロで生活を始める。しかし兄スティーヴンと仲間のバンバンに居場所がばれ、新しい仕事の話を持ちかけられる。これを最後に詐欺家業から足を洗うという約束で渋々引き受けるブルームだったが・・・。




主演にはオスカー俳優エイドリアン・ブロディや、確かな演技が光るマーク・ラファロ、知的で清楚な魅力素敵なレイチェル・ワイズ、ユニークな存在感を誇る菊地凜子の4人。脇を固めるのはイギリスドラマ「心理探偵フィッツ」や『ハリー・ポッター』シリーズで有名なロビー・コルトレーンに、オーストリアの名優マクシミリアン・シェルが。

で、これほどのメインキャストが揃っていながら、てんでバラバラ、しかもやる気がないのかと心配するほどローテーションな雰囲気を醸し出しながら、突如として息を吹き返したように張り切りだすという・・・。これは役者のせいではなく「カッコよくしちゃおうぜ!」的な編集のせいなのかもしれません。久々に感じる演技と演出の不協和音に驚愕しながら、怖いもの見たさで結局最後まで観てしいました。うぇーん






何より「言葉をほとんど発しない」という"変人"役を、菊地凛子がそれに乗ってしまったような薄っぺらい演技で"遊んでいる風"なのが、どうも観ていて居た堪れなくまりました。今回よく分かったのが、こういう「粋で洒落た雰囲気作り」に酔っている作品が本当に本当に苦手だということ。日本ではDVDスルーというのも、私は納得できます。ガッテンガッテン

ただ、やっぱりどんな映画にも「良いところ」はあって、世間知らずで純粋なレイチェル・ワイズのキュートさ(&病院着でお尻丸出しになるという笑いへの度胸の良さ)には女性の私でも参ってしまうし、ダイヤモンドドッグの眼帯を始め、シーンごとにチェンジされる帽子やサングラス、手袋といったファッショナブルな衣装やアイテムの数々には強いこだわりを感じるものがあるし、よく聴くと使われている音楽も素敵でした。


それと、ラスト!

マーク・ラファロの魅力を借りて言うならば、きっとあの後ドアの向こうからバンバンがやって来て・・・・と思わずにはいられませんでした。「詐欺」の話なんだもの、嘘でもいいから幸せなラストを思い浮かべたいですよ。映画からの解釈としては全く的外れだろうとは思うけれど、それでもやっぱり騙して欲しいなと。そこだけ妙に強く印象に残りました。



今回この予告編を初めて見てみたらこの映画の総てを物語っていて、あららこれだけで十分だったわ~とも思いました。2分半で十分な映画を2時間近く観た私って一体・・・・



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