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最近観た【ホラー、サスペンス系映画】をまとめて三本 ~『インベージョン』『デイブレイカー』『デイ・オブ・ザ・デッド』

   ↑  2012/02/05 (日)  カテゴリー: サスペンス、ミステリー
当ブログでは右サイドバーに「ひとこと映画&ドラマ鑑賞メモ」というものがあるのですが、ちょっと一言では済まないよ~という映画に関しては最近からですが【まとめて◯本】シリーズで書くことにしました。今日は"ホラーテイスト"のある作品を。





『インベージョン』 (2007/アメリカ)


インベージョン【Blu-ray】 [ ニコール・キッドマン ]


感想(2件)


●原題:THE INVASION
●監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル
●出演:ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイグ、ジェレミー・ノーサム、ジャクソン・ボンド、ジェフリー・ライト、ヴェロニカ・カートライト、ジョセフ・ソマー 他
●外見は何も変わらないのに一夜にして別人のようになってしまう。精神科医のキャロルと同僚のベンは、原因をいち早く究明し、ウィルス拡大の阻止に乗り出すが、ウィルスに感染しない方法はただ一つ“決して眠らないこと”。誰一人信用できない悪夢のような状況の中、二人の戦いが始まった・・・。



ドイツ人らしい、冷静で確かな構成力のあるオリヴァー・ヒルシュビーゲル監督がハリウッドに招かれて作った「初英語映画」。

何度も映画でリメイクされているジャック・フィニイの『盗まれた街』を原作としているので、「夫が夫じゃない!」とか「子どもたちが別人だわ!」というどこか見慣れた物語の展開には特に目新しいものは感じられず。しかも、よっぽど尺を削らなければならなかったんだろうなと心配してしまうほど、物凄く端折った(良く言えばエラク大胆な)映像編集の方に度胆を抜かれました。そのせいで緊張感も持続せず。


ちょっと『ショーン・オブ・ザ・デッド』のゾンビ歩きを思い出してしまう「人間じゃないフリ大作戦」は好きでした。いかにも無感情で冷たそうな外見のニコール・キッドマンとダニエル・クレイグが起用されたのも大きく頷けます。子どもを守るのよ~!!というキッドマン主張の母親魂を適度に挟みつつ、ビックリするほどのヒネリも特になく、世界中の紛争や戦いが解消されていくニュースを見ていたら「宇宙人に侵略された方が良い世界じゃないか!」と納得させられそうになりましたが・・・

あ、そういえば、中学時代に通っていた塾の英語の先生が当時スラッシュメタルバンドのドラマー(女性)だったんだけれど、その先生が授業中に「ジョン・レノンの『イマジン』の歌詞にある"想像してごらん、国境のない世界を"ってアレ、そんな世界気持ち悪いよねー」と仰っていた、そんな15の夜を思い出した映画でもありました。先生、元気かなー






『デイブレイカー』 (2009/アメリカ、オーストラリア)

デイブレイカー 【BLU-RAY DISC】


●原題:DAYBREAKERS
●監督:マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ
●出演:イーサン・ホーク、ウィレム・デフォー、クローディア・カーヴァン、マイケル・ドーマン、サム・ニール、イザベル・ルーカス、ヴィンス・コロシモ 他
●西暦2019年。世界中を襲った疫病により、人類の大半はヴァンパイアへと変貌していた。そんなヴァンパイア達に、食料供給源である旧来の人間が減少し血液の枯渇という深刻な問題が持ち上がる。血液研究者のエドワードは絶滅寸前の人間を救うため、代用血液の開発を急いでいた。一方、レジスタンス組織のコーマックは逃亡中の人間達の保護活動を行っていたが…。



低予算のゾンビもので注目を集めたスピエリッグ兄弟はオーストラリア出身。こういう非現実的な設定でも、役者が上手くて綿密に計算された美しい映像を観られる映画は、気分をリセットするにはもってこいで大好き。

「ヴァンパイアになりたくなかった」という悩みを持つヴァンパイアと、食糧難で飢えに苦しむヴァンパイア、そして捕食される側で絶滅寸前の人類という、これまでにない【三つ巴】の戦いから目が離せない。グロ&ゴア描写に関しても徹底した美意識があり、その潔さが良いじゃないか~と好ましくも思いました。


個人的にはイーサン・ホークにはそれほど思い入れはないものの、『イベント・ホライゾン 』のサム・ニールや、もともとの顔がゾンビ系のウィレム・デフォーといった怪演役者を見るのも楽しみの一つ。

しかも、ラスト!制作側の美意識バリバリの"映像美"に目を見張った(というか大笑いした)。あまりにインパクトのある名シーンが多すぎてちょっと書ききれないのが悔しいところ。思い出にそっと仕舞っておきます。最後は解決策があって良かったね、的に終わっていたけれど「人間に戻れる解決策があります!」と言う前に食われてしまう気も・・・それだけがちょっと心配。






『デイ・オブ・ザ・デッド』 (2008/アメリカ)



【送料無料】デイ・オブ・ザ・デッド/ミーナ・スヴァーリ[Blu-ray]


●原題:DAY OF THE DEAD
●監督:スティーヴ・マイナー
●出演:ミーナ・スヴァーリ、ヴィング・レイムス、ニック・キャノン、マイケル・ウェルチ、スターク・サンズ、アナリン・マコード 他
●ジョージ・A・ロメロ監督の伝説的傑作『死霊のえじき』をリメイク。米・コロラド州。正体不明のウィルス性疾患が蔓延した町は、州兵部隊によって極秘裏に封鎖された。サラ・クロス伍長をリーダーとする調査チームは、病院内で爆発的に増殖したゾンビたちと遭遇する。次々と感染しゾンビと化す人間たち。サラたちは襲撃をかいくぐり、州外へと決死のサバイバルを試みる。そして廃墟と化した基地にたどり着いた一行が目にしたものは一体!?



たまーに無性にゾンビ映画を観たくなる私は『ドーン・オブ・ザ・デッド』が必須アイテムですが、今回はあのミーナ・スヴァーリ主演で、しかも『U.M.A レイク・プラシッド』や13金シリーズから『フォーエヴァー・ヤング/時を越えた告白』など幅広いジャンルに携わっているスティーヴ・マイナー監督作品ということもあってこちらを鑑賞。

スヴァーリに恋しちゃっているベジタリアンのゾンビが最後まで可愛かったです。「自己犠牲の精神」を持つゾンビとかいいな~!85分で気軽に観られるところも良いです。


ただ、ジャンジャカジャンジャカ全力で走って壁や天井までもを動き回り、バンバン窓ガラスをブチ破って飛び降りてくるという、かなりアグレッシブでヤル気満々のゾンビなどもう何でもOKさ!な設定の割には、話があまり動かず広がらず、その落差が残念ではありました。チープな雰囲気になってしまったのは狙ってやったことなのか、予算不足なのか、役者の力量不足なのか微妙なところ。

で、本編とは何の関係もないのですが、この映画のニック・キャノンを見ると、あの年上ディーバ マライア・キャリーと結婚し→昨年は双子が生まれ→今年に入ってご本人が手術をし→産後ダイエットした嫁がリバウンドしかけているという実生活の方がよっぽどスリリングなのではないだろうかと勝手に色々想像している自分がいます。・・・・・もっと映画に集中しろって話ですね(笑)。


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  2012/02/05 | Comment (6) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

Comment


ホラー映画もよくご覧になっているのですね!

この中では『インベージョン』 しか観てません。オリジナルも観たことがなくて、はなまるこさんお気に入りの人間じゃない振り作戦は印象に残ってますね~。
仰るとおり、キッドマンははまり役でした。あのツンとすました表情なら、エイリアンも騙されそう。

>宇宙人に侵略された方が良い世界

あのゲロー!がなければね(笑)
確かに、彼らに侵略された世界の方が特別不幸な人はいなくなるだろうし、他の動植物にも迷惑をかけずに共存できるかも。
自我が残る”共生”という形なら自分から望む人も現れそうです。

>そんな世界気持ち悪いよねー

あはは、すごい先生ですね。国境も戦争もない世界は理想ではあるけど、実際にそんな事があるとすれば、人間が人間じゃなくなってるってことでしょうか。
わからないでもないけど、生徒に理想を持たせてあげようよ(笑)

他の二作品、借りられたら今度観てみますね。ちょうど肝試し企画で何を観ようか考えていたところです。ゾンビとヴァンパイアは外せません!

宵乃 |  2013/08/07 (水) 11:01 [ 編集 ] No.141


はなまるこより

宵乃さん、いつも楽しいコメントをありがとうございます♪
お返事が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした<m(__)m>i-201

わー『インベージョン』懐かしいですi-190
あの「人間じゃないフリ作戦」、あれってよく考えると、結構ムチャクチャな方法ですが(笑)、ニコール・キッドマンの風貌ならば納得もできる作戦でした。そう、それと映画の中でTVで「どことどこの和平交渉が解決した」というニュースが流れているのを見て、"なんて平和な世界なんだ!"とつい思ってしまったのです(笑)。でも宵乃さんが書かれていた"自我"を考えてみると、そんな生物になってしまうのはちょっとコワイかも・・・・と今更ながら冷静に思いましたi-229 

そうそう、あの"メタル先生"ですが、むかしで言うならバービーボーイズの杏子さんチックな(わかりますでしょーか!?)美人先生でしたが、教育的な理想論は一度も話したことがありませんでした。国家の奴隷になるな!とかi-282・・・どんな英語の授業なんだ(笑) でもなんだかあれ以来ですね、紛争や戦争はなくならないんだろうな、でも努力はしなくちゃいけないんだろうな、という感覚が出来たような気がします。・・・・なんだか宵乃さんのコメントを拝読してから「本当に理想的で平和な世界がやってきたら"人間らしさ"はどうなってしまうんだろうか」と、かなり本気で考えてしまいました。。。。とても奥の深いコメント、いただいてしまいましたi-237i-201

それと、最後にホラー映画ですが、もともとゾンビファンというほどではありませんので「走る&飛ぶゾンビ」の形態はまったくウェルカムで、本当にどんなゾンビ映画でも観ます!でもこの『デイ・オブ・ザ~』までくると、もうゾンビでもなんでもないような気も・・・(笑)。『デイブレイカー』は、個人的にかなり良く出来たホラーものだと思っていて、今でもお気に入りです♪苦手な方にはキツイ描写もあるかもしれませんが・・・・もしお時間ありましたらゼヒとも!

宵乃さんへ★ |  2013/08/08 (木) 21:28 [ 編集 ] No.143


とりあえず「デイ・オブ・ザ・デッド」観てみました!
色々とツッコミどころ満載でしたが、ベジタリアンだから人を襲わないゾンビには大笑いしましたよ。
ウイルス系だからか、人格や知性が残っているのが面白かったですね。それをもっとストーリーにいかせていれば…。
終わり方も妙に明るいし(あの後どうするのやら)、あっけらかんと何も考えずに観るのにちょうどいいゾンビ映画かな。

あと、「デイブレイカー」も借りられそうです♪

宵乃 |  2013/08/28 (水) 11:53 [ 編集 ] No.163


はなまるこより

宵乃さん、本当に観ていただいていたなんて~i-237i-237
コメントありがとうございました!
そうなんですよね、ツッコミどころ満載ですが軽~く観られるゾンビものということで
アツーイ夏にはピッタリなように思います。
何も考えずにi-282ヒェーッとか言っていられるので(笑)

>ウイルス系だからか、人格や知性が残っているのが面白かったですね。
そうそう!来月から公開の『ウォーム・ボディーズ』とうゾンビ映画も
【ゾンビ史上最もキュートな物語】と言われる"恋しちゃう系"のゾンビものだそうで、
実は今から観る気満々でいます♪
観られましたらまた是非ご報告させていただきますねi-179

>あと、「デイブレイカー」も借りられそうです♪
おぉぉ!これは宵乃さんの感想をぜひお聞きしたいです♪楽しみにしておりますi-278

宵乃さんへ★ |  2013/08/29 (木) 20:01 [ 編集 ] No.164


「デイブレイカー」も観ました!

>「人間に戻れる解決策があります!」と言う前に食われてしまう気も・・・それだけがちょっと心配。

ですよね~。
あれは数日以内に世界は化物だらけですわ(笑)

この作品、設定は面白かったんですが、ちょっと詰めが甘いところが残念でした。人間の繁殖とかしててもいいと思うし、代用血液が完成したのがギリギリすぎて、なんで社長が稼ぐ気マンマンなのか意味がわからなかったです。兵士たちもギリギリ状態だったのに、生産して販売する余裕があると思ってるの?

でも、ヴァンパイアもので抱いていた疑問の答えのひとつを映像化してくれた作品で、観られてよかったです。
全体的には楽しめました♪

宵乃 |  2013/08/31 (土) 12:59 [ 編集 ] No.165


はなまるこより

宵乃さん、おぉぉ!なんとコチラの映画にもコメントありがとうございます♪

>ちょっと詰めが甘いところが残念でした。
わーi-201もう1年半も前の鑑賞だったので細かなところはおぼろげな記憶なんですけれど
そうか、確かにリアルに考えてみるとバンパイアにしても人間側にしても
もうちょっと≪食糧問題≫について考えられる余地ありなんですよね^^;
宵乃さんの”人間の繁殖”という冷静な言葉におぉぉっ!!と感心してしまいました(笑)。

>ヴァンパイアもので抱いていた疑問の答えのひとつを映像化してくれた作品で、観られてよかったです。
そうそう、宵乃さんの仰るように、バンパイア設定の根本的な疑問・・・
「人間がいなくなったら一体どうするのか!?」を設定としているところは面白いですよね。
血液が足りないとモンスター化しちゃうとか!
映像が"グロ美しかった"という印象だけがいまだ強いので、
TV放映されることがあったらまた観てみたいなーと思いました。
コメントありがとうございましたi-179

宵乃さんへ★ |  2013/08/31 (土) 19:49 [ 編集 ] No.166

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