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『ピラミッド 5000年の嘘』 (2011/フランス)

   ↑  2012/02/07 (火)  カテゴリー: ドキュメンタリー、アニメ
『ピラミッド 5000年の嘘』公式サイト




ピラミッド 5000年の嘘


●原題:THE REVELATION OF THE PYRAMIDS
●監督、脚本:パトリス・プーヤール
●原作、脚本:ジャック・グリモー
●世界4大文明の一つ、古代エジプト文明の象徴として世界中にその名を知られるギザの大ピラミッド。これは紀元前2700~2500年代に建造されたと伝えられるピラミッドの中でも最大規模を誇り、クフ王の墓というのが常識である。しかし、私たちが今まで教えられ、学んできたことが、すべて“嘘”だったとしたら・・・。ピラミッド、それは歴史が仕組んだはるかなるミステリー。



Gyao!のオンライン試写会にて鑑賞です。
今回子どもに選ばせてみたところ、見事に当ててくれました。無欲って素晴らしい!





ギザの大ピラミッドの謎と衝撃の"事実"を解き明かす!!というフランス発のドキュメンタリー映画。「多方面から冷徹な科学の視点で検証が行われ、各々の分野の第一級の専門家の数々の驚くべき証言が、これまでの常識の無理、不合理を追及し、突き崩し、まったく新たなピラミッド像を浮かび上がらせる」ということですが・・・いきなり日本語のナレーションから始まるので、無人の博物館で流れているビデオみたいでかなり動揺してしまいました(笑)。更に「今、ここに真実が!」とか「衝撃の発見!」とか「嘘だったのです!」とか、どうなんでしょう、作りがTVの特集番組のようです。

これをわざわざ映画にして制作したのは、所謂「トンデモ学説」にならざるを得ないこの"新たなるピラミッド像"というものを広く訴えたかったからなかな??・・・・と疑問を抱いていたら、パトリス・プーヤール監督の来日時のインタビュー記事にその答えが書かれていました。
監督が本作をドキュメンタリーにしようとした理由は2つある。「1つはどうしてピラミッドができたのか?ってことを理解したいという思い。もう1つは怒りです。初めてグリモーさんが私をエジプトに連れて行って見せてくれたものは、どんなエジプトの書物にも書かれていないものでした。それを見た時、エジプトの学者たちがこのような事実を隠していること、世間に見せないのは正直じゃないと思ったんです。しかもその事実は、彼らの仮説を全て否定するもので。私は真実を知りたかったし、この情報を世界中の人々に開示すべきだと思ったのです」。衝撃作『ピラミッド 5000年の嘘』の監督、エジプトの学者たちに物申す!【Walkerplus】より





  【雑誌】ムー 2012年02月号「大ピラミッドと太古宇宙戦争の謎」
映画の中ではエジプトのピラミッドの他にも、イースター島のモアイ像、ペルーのオリャンタイタンボ遺跡やクスコのアウカイパタ遺跡、ナスカの地上絵、マチュピチュ、その他にも中国の西安にある古代遺跡などワンサカ出てきますので「世界の七不思議」とか雑誌「ムー」などが好きな方には堪らないものかも。

古代遺跡に共通してみられる象形文字の発達やミイラ、暦、天文学の高い知識、建築物の耐震性などの関連性を解き明かし"驚くべき新展開"としてドドーン!と新説をぶち上げてくれます。「これを偶然と呼べるのか!?」と強調されるのですが、一つの説を導き出すのに他説や他の解釈が置き去りになる方法は、結局それまでと同じようだな、とも感じました。

確かに超古代ミステリーに対して心躍る壮大なる内容なのですが、これを映画にするのであれば「天使と悪魔」シリーズのラングドン教授あたりに出てきてもらう"物語"でいけばかなり面白かったのではないかな!?と思ってしまいました。何故ならですね「ドキュメンタリー映画」と呼ぶには・・・どうも作りが怪しすぎるんですもん(笑)






ただ個人的には、地理学的なものよりも数学的見地から検証した黄金数の不思議やルクソール神殿のラムセス2世像の美しさに圧倒されるものがありました。そこには天文学的、あるいは芸術的にも調和のとれた美しさが確かに存在しています。

これを考え出すと哲学や宗教学にまで話が広がりそうですが「大ピラミッドが何の目的で、いかにして作られたか?」は解明されなくとも、ここに見える数学的な美しさは"事実"です。DNAの二重螺旋構造から宇宙の法則までもが持つ、優美な規則性と同じように。

人類にまだまだ「不思議」が沢山あっていいと思います。壮大で遥かなるロマンを感じさせるものは、そうやって人々が集い、語り合いながら共に生きていける柱にもなるのですから。この映画を観終わってから受け取った「メッセージ」を、自分なりに宇宙や地球についてあれこれ思いを巡らせる"きっかけ"とするのも楽しいかもしれません。


2012年2月18日(土)、新宿バルト9、丸の内TOEI他全国ロードショー!!

※この映画をご覧になった方なら白熱!「ピラミッド5000年パネルディスカッション」は、かなり興味深い内容かもしれません。ご覧の際には、映画に関するかなりの【ネタバレ】が含まれていますのでご注意を・・・
【Ustream】動画説明より
2月18日公開映画『ピラミッド 5000年の嘘』公開記念
ピラミッドの真実に迫れ!「白熱ピラミッド5000年パネルディスカッション」の生中継アーカイブです。この「ピラミッド 5000年の嘘」は古代エジプト文明の象徴として世界中にその名を知られるギザの大ピラミッドの謎に迫り、定説の嘘を突き崩し、古代文明の真実を導き出そうとする衝撃の歴史ミステリー『ピラミッド 5000年の嘘』。本作の公開を記念し、古代エジプト、ピラミッドにゆかりの深い有識者の皆様をお呼びして、5000年の謎に迫るパネルディスカッションの模様をチェックして、あなたも「歴史の承認になってください!」
★パネラー
○飛鳥昭雄(サイエンスエンターテイナー)○アミール・ゴネイム(ARGトラベル代表取締役)○菊川匡(古代エジプト美術館館長)○倉橋日出夫(作家考古学ジャーナリスト)○大地舜(グラハム・ハンコック「神々の指紋」翻訳者)○宮下佐江子(古代オリエント博物館 学芸部長)




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