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最近の、庭仕事と映画の話

   ↑  2017/05/27 (土)  カテゴリー: SF、宇宙、怪獣
春はやっぱり何かと忙しくなりますから、その反動で映画もたくさん観たくなってしまうんです。それで、先月から観た映画の数が38作品とか、まぁこれは一体どういうこと!?状態に。

確かに途中までは「あぁブログにどうやってまとめたらいいのやら」とか「次は何を書こうかな・・・・」とかモヤモヤしていたのですが、途中から「ブログに書くのは諦めちゃえー、私の体力(睡眠確保)の方が大事なんだもーん!\(^o^)/」とか完全に開き直ってしまいました(笑)。


去年から庭の片隅で始めたハーブたちが再び元気に枝葉を伸ばしてくれています。株を整理して植え替えをしたり、種まきをしたりと、春は忙しくなりますが土いじりをしていると無心になれて落ち着きます。風が吹いたり葉に触れるだけで、ふわーっと良い香りがしますしね。



パセリやキャラウェイなどは、毎朝パパっと摘んできてはサラダに。見て食べて香って、一石三鳥!



庭の真ん中では、キュウリやピーマン、ミニトマト、ナス、インゲン、エンドウマメが、こちらも元気に育っています。






映画の方は前述した通りの状態なのですが、1本だけどうしても映画館で観たい新作があったので観て参りました。エイミー・アダムス主演のアメリカ映画『メッセージ』です。


『メッセージ』 (2016/アメリカ)




●原題:ARRIVAL
●監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
●出演:演:エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、フォレスト・ウィテカー 他



ただでは終わらないだろうなと思ってはいましたが、私ラストで号泣してしまったんですよ。

完全に映画の世界とシンクロしてしまったんでしょうね、あーもう本当にお恥ずかしながらエンドロールの直前にこの感情がグワーっと溢れてしまってオイオイ泣いてしまいました。すすり泣きとかいうレベルじゃなくて、大号泣。

2013年の『複製された男』での独特の映像表現に完全に魅了されてしまった私にとっては、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督はやはり特別な存在でして、なんといっても私を映画の世界に引き込んだあの『ブレードランナー』の続編、『ブレードランナー 2049』に抜擢された方ですからね!中毒性が高いのです。

単独記事で書こうかな、とも考えたのですが、私の言葉なんかを並べたっていつまでもこの気持ちには追いつかないと思うので、この記録だけで終了。


忘れないだろうなぁ。
回り灯籠のように、人生への想いが巡る映画です。




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  2017/05/27 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

まもなく5月!といえば【イタリア映画祭】です!

   ↑  2017/04/28 (金)  カテゴリー: 映画いろいろ・・・
イタリア映画祭2017 公式サイト

毎年ゴールデンウィーク中に有楽町で開催されるイタリア映画祭
残念ながら今は行けませんが、でも独身時代は私のGW恒例行事となっていたものでした。なので、毎年この時期になると行けないとは分かっていてもなんだかちょっとソワソワしてしまうんですよね。


映画祭ってね、大好きなんです。


今まで短編映画やデジタルシネマ、中東映画など様々な映画祭に足を運びましたが、そこに集まってくる人たちの情熱というか、映画愛なんかでムンムンするある種のオタク的雰囲気も大好きですし(笑)、今現在作られている映画作品なので新しい空気を直に感じることが出来るのも素敵ですよね。それに、映画監督や出演俳優などのトークセッションがあったりして!これがもう、わたくしの興奮度マックスの要素となったりします!





そういえば以前【イタリア映画祭】の座談会で、来日された映画監督が開口一番、

「こんなに素敵な陽気の休日に、こんなに沢山の方がわざわざ真っ暗な映映画館に来て下さるなんてビックリです、わっはっは!」

みたいなことを仰ったら、私のすぐ横に座ってらしたイタリア人と思われるご婦人が

「あなたね、そんな事言ってるからイタリア映画界がどんどん廃れるのよ!日本人の方がイタリア映画をそれだけ愛しているのか理解しなさい!」

とバチーンと意見されて会場苦笑い・・・ということがありました(笑)。

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で、「この中で『自転車泥棒』をご覧になったことのある方、挙手お願いします」という監督さんに対して、会場のほぼ全員が手を挙げるという事態にステージ上の監督&若手俳優さんたちも驚く驚く!ま、だってね、緑眩しいこんなに素敵なシーズンにわざわざ暗闇にやってくるのは、相当なイタリア映画好きに決まってますからね(笑)。日本人全員が1948年の『自転車泥棒』観ているわけではありませんもんね!








そうそう、【イタリア映画祭】と言えばもう一つ、私には忘れられない思い出があるんですよ!

ある年のこと。
6時間6分にも及ぶ長編映画『輝ける青春』上映にあわせて、主演のルイジ・ロ・カーショさんが来日していました。イタリア映画批評家協会賞でも作品賞など7部門を受賞した大作です。←関係ないですけど、私はクッション持参しましたよ!6時間ですもん(笑)。

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映画は途中インターミッションを挟んだ【前・後編】という二部上映だったのですが、その休憩中に事件は起こったのであります・・・・・・

私は一人になれる誰もいない廊下を見つけたので、そこで前編のまるで嵐のようなイタリア史と家族の物語に圧倒されたまま、映画を思い返してその世界観に浸っておりました。

と、その時!
私が寄りかかっていた壁のすぐ横の扉がパカっと開いたかと思うと、なななんと先ほどまでスクリーンの中にいた顔の人がヒョッコリ顔を出したのです。そしてすぐに「あれ?」という顔をして「Scusi(ごめんなさい)」と恥ずかしそうに言ったかと思うと、あっという間にドアの後ろの人に引っ張られたのか苦笑いしたまま扉の中へと消えて行ってしまいました・・・・・(ドアを間違えた!とかなんとかゴチャゴチャ聞こえていましたが笑)


今のってなんなのぉぉーーーーーーーーーーーーーーーっっ!?

そう、私のわずか数センチの所から顔を出した人、それは、今観ていた映画で主演していたルイジ・ロ・カーショさんご本人だったのです。ヒエェェェ~ですよ。人間ってあまりに驚くと本当に何が起こったのか理解できないものですね。後編の開演時間になったのですが、私はもうヨロヨロ状態。後編始まっても暫くはアタマの中真っ白でした(笑)。



上映後には、当時勉強していた大事なイタリア語のテキストにサインを頂くことができました(左側)。私の名前やらメモがあるのでその辺りはぼかしてございます。

右側の方はですね、同じ『輝ける青春』や『夜よ、こんにちは』でロ・カーショと共演し、翌年には『愛はふたたび』で主演し来日した女優マヤ・サンサさんのサインです。



幸運にも私は2年連続でそれぞれ会場でサインを頂き、少しだけ話をすることができました。お二人とも、とても控え目でシャイで物静かな雰囲気だったのが印象的でしたが、私のヘタなイタリア語に一生懸命耳を傾けけてお話してくださった優しくて温かな方でした。本当に良い思い出です。







日本では「イタリア映画」というと、ヴィスコンティやロッセリーニ、フェリーニ、デ・シーカ、パリゾーニ、ベルトルッチなどの有名監督やその俳優たち、セルジョ・レオーネに代表されるマカロニ・ウエスタン、ダリオ・アルジェントなどのホラー映画、近年ではロベルト・ベニーニやナンニ・モレッティ、そして何よりジュゼッペ・トルナトーレ監督の『ニュー・シネマ・パラダイス』が有名ですね。

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シリアスで深みのある素晴らしいイタリア映画は近年でも数多く生み出されていますが、現実問題として、よほどのことがなければ日本のマーケットでは強力なプッシュもなく、単館上映でちょっとした話題になったままハリウッド映画などに圧されてフェードアウトする・・・というパターンが多いですもんね。

国内ではなかなかではお目にかかれない日本未公開作品を観るなら、やっぱり映画祭に足を運ぶしかないのでしょう!うーん、私は暫くの間、こっそりとチェックしておくだけにしておきましょうっと。楽しみはきっとまたいつか!



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  2017/04/28 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

『ゴースト・イン・ザ・シェル』 (2017/アメリカ)

   ↑  2017/04/23 (日)  カテゴリー: SF、宇宙、怪獣








●原題:GHOST IN THE SHELL
●原作:士郎正宗『攻殻機動隊』
●監督:ルパート・サンダーズ
●出演:スカーレット・ヨハンソン、ビートたけし、マイケル・カルメン・ピット、ピルー・アスベック、チン・ハン、ジュリエット・ビノシュ、桃井かおり 他
●電脳ネットワークと肉体の義体化が高度に発達した近未来。世界最強の捜査官、少佐。悲惨な事故から生還した彼女の体は、脳の一部を除いて全身が義体化されていた。少佐はタフで有能な精鋭メンバーを擁する公安9課を率いて、凶悪なサイバーテロ犯罪に立ち向かっていた。ある時、ハンカ・ロボティックス社の関係者が何者かに襲われる事件が発生。捜査を進める少佐の前に、クゼという凄腕のハッカーの存在が浮かび上がってくる。事件の真相を追ってクゼに迫っていく中、いつしか自分の脳に残るわずかな記憶に疑念を抱くようになっていく少佐だったが・・・。



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原作や元ネタを知っていると「ここはあのシーンだな!」とか「さらっと流したもんだなー」とか色々思いめぐらすこともありましょうが、今作につきましてはワタクシ、原作コミックは未読で、おまけに押井守監督の「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」も未見なんです。

なんだか本当にスミマセン・・・


熱烈な原作ファンが多いということで「私は知らないんです」と無防備に言い難い雰囲気がネット上には充満しており、なんとなく居辛い・・・。すみません。

「めざましテレビ」でスカヨハとたけしさんのインタビューを目にして初めてこの「攻殻機動隊」という世界観を知ったほどでしで、これまで一切触れたこともありませんでした。というわけで、原作に縛られることのない完全なフリーダム状態。今作品一本勝負で観て参りました。

じゃあそこまでしてどうして観に行ったかといいますとね、チケットが当たったのですよー!それで、子どもの新学期が始まってから公開6日目のシネコンへ行ってきたのですが・・・・なんと、私と他のおじさんの計3名しかいませんでした。おまけにエンドロールが終わって明かりがついたら、広い劇場内にいたのは私1人だけ!平日午前中の映画館ってこんな感じだったのか。







“自分のアイデンティティーを探す旅”に見えました。
1927年のドイツ映画『メトロポリス』に始まって、『ブレードランナー』『未来世危機ブラジル』『マトリックス』など近未来ものに浸ってきた私にとってはこの『ゴースト・イン・ザ・シェル』という映画、ものすごーくオーソドックスでシンプル、とても解り易いお話に感じました。「原作知らないので意味不明だったらどうしよう」とか「敷居が高すぎて意味不明だったらどうしよう」とか「キャラクター知らないから意味不(略)」とか心配ご無用でした。逆に拍子抜けしてしまったほど。

機械(シェル)に覆われた義体の中において、唯一人間のパーツである脳(=ゴースト)を残した少佐が、自分の心や魂、記憶を探りながら人間と機械との狭間で感じる孤独や葛藤・・・・的なことは何か言っていたような気もしますが、それほどガンガン刺さってくるほどでもなく「笑わないスカヨもいいんじゃな~い?」くらいにしか感じられませんでした。

思うに、恐らく原作が持つストーリー性やメッセージ性よりも映像の方に比重が置かれているからなんだろうなと感じました。それとやっぱりハリウッド的に非常に解り易く作られたから、ということもあるでしょうね。




アジア的近未来風景は、本当に美しかったです。
この映像に併せて、あの「ビョンビョンビョンミョンミョ~ン」と鳴り響く音楽なんて『ブレードランナー』そのもので、初めて観たというのにどこか懐かしい気分にも。

黒澤明監督の『酔いどれ天使』とリドリー・スコットの『ブレードランナー』を合わせたような世界観を作り上げたというルパート・サンダーズ監督の言葉通りでした。残念ながら原作との比較はできないのですが、きっと実写化にあたってはかなり丁寧に映像化されたのだろうと感じられました。

雛人形が出てくるシーンが2度ほどあるのですが、私このカットがとても好きでした。それまで隠すように置いていた雛人形のカバーを外すというほんの僅かなシーンなのですが、これってきっと日本の文化を知らなければこの嬉しさは伝わらないだろうなと。ハリウッド映画でこういった繊細な表現を織り込んでくれたことが、とても嬉しかったです。







で、結局のところ【公安9課】というところのチームワークというのもはサッパリ解らなかったのですが、この映画は"少佐の魂の旅"を描いたものなのだと思えばこんな感じなのかな。

そう!あと、北野たけしさんの髪型が「世界まる見え!テレビ特捜部」と同じなので、登場するたびに「なんだコノヤロウ!」ってピコピコハンマー出してきそうでかなり集中力が途切れました。・・・・・それとですねぇ、大変申し訳ないのですがたけしさんが喋っている日本語のセリフが聞き取りづらくて、ここだけは英語字幕があってギリギリ助かりました。日本語を聞きながら字幕を読むというシュールな展開。


そうだ!思い切ってついでに言ってしまうとですね、スカーレット・ヨハンソンの髪型もすきバサミを入れるのに失敗したシャギーカットにしか見えなくてちょっとムズムズでした。おまけにどうしてなんとなくズングリムックリしているんだろう??と、観ている間ずーっと疑問でした。言ってしまった!(笑)

あ、でもいいんですよ、スカヨハだってお母さんなんですから別にどんな体型でも構いません!私だって人の体型のことをとやかく言える立場じゃございませんが、でもさでもさ「日本のアニメだから日本人体型にしたんだろうか?」とか「もともとあんな衣装(?)なのかな?」とか一人悶々と思い悩んでいました。が、さっき検索してみたら、なんだアニメ版の素子さんなんて超ナイスバディじゃないですか。いったいこれってどういうこと!?どういう実写化なんだ??

もちろん【アニメ体型】なんてとてもあり得ませんが、でも日本の女優さんがナチュラルに演じられば一番よかったのかもしれませんね。あ、でもそれだと世界規模で展開しなければならないマーケットではきっと売り込みが掛けられないんだろうなぁ。そう、だからこそそんな中でよくぞ日本発のアニメを実写化してくれた!というところに落ち着くのかな。きっと、オトナの事情がいろいろと渦巻いているんでしょうね(笑)。



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  2017/04/23 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit