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今年も本当にありがとうございました

   ↑  2016/12/31 (土)  カテゴリー: 映画いろいろ・・・
これまでほとんど意識したことがなかったのですが、年齢を重ねていくにつれ「訃報」というものが身近に感じられるようになりました。

どこそこの有名人が亡くなったそうですよ、とメディアで報じられていても「あーそうなんだー」程度のものだったのが、ここ最近になって「え、あの俳優さんが!」とか「こんなに早くに亡くなったの・・・」とガックリくるようになったんです。

そうか、自分が映画を観始めてから、リアルタイムで重なる俳優さんや監督の方々がそれだけ増えてきたってことなんだろうな。






アラン・リックマン
重厚な演技派であっても、やっぱり"映画愛"なら『ギャラクシー・クエスト』で。「ネバーギブアップ!ネバーサレンダー!」



ジョージ・ケネディ
彼が出ているというだけで『大空港』を観た思い出が。名脇役と言われますが私にとっては永遠のハリウッドスター。大好きです。



キャリー・フィッシャー
いつまでも私にとってのレイア姫は『スター・ウォーズ』のこのシーン。最後まで映画ファンたちに賑やかな話題を振りまいてくれました。



デビー・レイノルズ
『雨に唄えば』を観ればいつでも彼女の愛らしい笑顔に会える!昨日は娘とサントラを聴きながら一緒に歌って踊って遊びましたよ。


衝撃的すぎて忘れられないデヴィッド・ボウイの『地球に落ちて来た男』。こちらも同じくプリンスの『パープル・レイン』。ジョージ・マーティンがいたからこそのビートルズ。これからもジョージ・マイケルの歌声で迎えるクリスマス。



ウンベルト・エーコ
どうしよう、未だに読解しきれていない『薔薇の名前』の原作者であり知の巨人。過ギニシ薔薇ハタダ名前ノミ、虚シキソの名ガ今ニ残レリ。


戦争による強烈な虚しさを突きつけたマイケル・チミノ監督『ディア・ハンター』。芸術と向き合う緊張感、葛藤の長編4時間のドラマ ジャック・リヴェット監督の『美しき諍い女』



ゲイリー・マーシャル監督
TVからVHSに録画した映画を一生懸命観ていた時代の私の【思い出TOP3】に間違いなく入る『フォエバー・フレンズ』。



アッバス・キアロスタミ監督
一番最初に私を【イラン映画】へと招き入れてくれた『友だちのうちはどこ?』。ここから私と中東映画の旅が始まったんだろうなぁ。



アンジェイ・ワイダ監督
私にとっては最後に観た作品『菖蒲』。決して忘れてはならないものを教えてくれた映画監督の一人。その意志を、映画を観る者は引き継いでいかなくては。






いろいろなことがあった1年でした。いやー、本当にね、色々ありましたよ(笑)。
それでも何とか頑張ってきたぞー

そして。
本年も当ブログへ足をお運びいただきました皆様、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました!

2017年も皆様にとりまして良い1年となりますように。
どうぞ良いお年をお迎えください。
そしてまた来年、お会いいたしましょう。

Have a happy new year!

2016年12月31日


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  2016/12/31 | Comment (4) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

『トランス・ワールド』 (2011/アメリカ) ※未見のアナタ、今年一番のラッキーさんです

   ↑  2016/12/21 (水)  カテゴリー: サスペンス、ミステリー







トランス・ワールド


●原題:ENTER NOWHERE
●監督:ジャック・ヘラー
●出演:サラ・パクストン、スコット・イーストウッド、キャサリン・ウォーターストン、ショーン・サイポス、クリストファー・デナム
●あらすじ:記載いたしません




今回はレビューを書かないことにしました。
この映画については、もう本当に何も申しますまい!

わたくし、ものすごーーーーーく『トランス・ワールド』という映画を紹介したいのですが、何か一つでも言ってしまうとこの映画の醍醐味が全て崩れ去ってしまう。

簡単に説明してみるとですね、「一体どうなっているんだ」→「お、そうくるのか」→「だったらこうなるんでしょ」→「えーそっちにいくのかぁ!」という映画です。ってどういうこっちゃ。・・・・あぁダメダメ、わたし絶対に言えないわ。言いたいけど言えないわ!



舞台はココです。
映画についてはもうこれしか書けません。


できれば、レンタルなどの際には"ジャンル"に囚われることなく鑑賞されることをオススメいたします。事前の「あらすじ」検索なんてモッテノホカ!何の予備知識もない真っ新な状態でぜひぜひご鑑賞ください。







この『トランス・ワールド』という映画はですね、クリント・イーストウッドの息子でイケメンの若手俳優 スコット・イーストウッドも出演しているのに、日本では"劇場未公開&DVDスルー作品"だなんてちょっと勿体ない気がします。

WildestDreams.jpg
Taylor Swift - Wildest Dreams
↑テイラー・スウィフトのミュージック・ビデオで初めて見た時、お父さんの眼差しと本当によく似ているなぁと思いました。



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さらに!イケメンといえばですね、この映画で最も興味深いのは脚本を書いたショーン・クリステンセン(Shawn Christensen)、この人です。


第85回(2013年)のアカデミー賞では、短編映画『リッチーとの一日』(原題:Curfew)「短編実写賞部門」のオスカーを獲得した監督であり、脚本家であり、俳優でもあるのですが・・・・もともとはニューヨークにあるアート専門大学「プラット・インスティテュート」出身で「ステラスター*」というバンドのVo&Gとしても活躍。いや、画家&俳優志望でもあったので絵も描ける!というマルチな才能を持つアーティストです。


こういった才能と技術のある人の創造性が爆発すると「こんな世界観が生れるのかー!」と『トランス・ワールド』を観て改めて思いました。ショート・フィルムの世界からは個性豊かで将来性のある人が次々に現れていますから、どの分野にしろこれからの活躍が楽しみな方ですねー。


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今回、私は『トランス・ワールド』の"原題"に惹かれて(『ランダム 存在の確率』で出てきた「The "door to nowhere"」という言葉が偶然重なった)パパっと借りただけだったので、ほぼ予備知識ゼロのまま一気にこの映画の世界に引き込まれてしまいました。

人間って、"非日常"の中に身を置いたり体験したりするとストレス解消になるといいますもんね。正にピッタリ!

『トランス・ワールド』は、アイディア勝負&低予算という中で、各ジャンルの"映画あるある"やアイテムを巧く取り入れ「やりたいことを遣り切ったのだな!」と思わず感心してしまう映画愛に溢れるなかなかの秀作です。映画好きな方なら思わずニヤリ!としちゃうかも。

映画との出会いもきっと巡り合わせなんでしょうねぇ。

私、観てヨカッタな!と思いましたよ。今年最後の"オススメ映画"ということにしたいと思います。年末年始のお時間のある際にでもぜひどうぞ。



■この記事に関連する映画制作国、地域 : アメリカ映画 

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  2016/12/21 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

『ランダム 存在の確率』 (2013/アメリカ) ※後半にネタバレ(大盛り)ございます

   ↑  2016/12/14 (水)  カテゴリー: サスペンス、ミステリー






ランダム 存在の確率 [DVD]


●原題:COHERENCE
●原案、脚本、監督:ジェームズ・ウォード・バーキット
●出演:エミリー・フォクスラー、モーリー・スターリング、ニコラス・ブレンドン、エリザベス・グレイセン、アレックス・マヌジャン、ローレン・マハー、ヒューゴ・アームストロング、ローリーン・スカファリア
●エムは、友人リーとマイクのホームパーティーに、恋人のケヴィンと一緒に参加する。おいしいお酒や料理に舌鼓を打ちながら、久々に顔を合わせた男女8人は不思議な彗星についての話題で盛り上がっていた。そんな中、突如として停電となり8人はパニック状態に陥る。エムたちは不安な気持ちを抑えられず、隣家の様子を見に行くことにするのだが、そこにいたのは全く同じ家にいる全く同じ自分たち8人の姿だった。次々と引き起こされる不可思議な現象に疑心暗鬼になる彼らだったのだが・・・・。数々の国際映画祭を席巻、多くの賞を受賞した話題作。監督はアニメ映画「ランゴ」の原案を手がけたジェームズ・ウォード・バーキット。





"88分"でサクっと観られる、パラレルワールドを軸とした【SFサスペンス】!

日常の中に潜む捻じれや、何気ないところに見え隠れする非現実感が観ているうちにじわ~っと襲ってきて、この謎解きに夢中になってしまいました。仕事に疲れた心身や勉強の息抜きなどに丁度良いかもしれません。



独創性に飛んだ映画製作者たちが、ごく僅かなもので多くを作り出せるという証だ」とロジャー・イーバートのサイトでも言われたように、この映画、チャレンジングです。

ちょっと変わった作りの映画なんですよ。

ただですね、私も「これぞ傑作!!」と強気に言い切れないところもありまして、ま、それは総勢8名という登場人物たちの特徴がこの短時間で存分に活かしきれていなかったからかもしれません。というか、私の頭では整理が追い付かなかったよ。

ま、この部分の受取り方次第では、観ているあなたの「世界線」もここで分岐していくかもしれませんけどね!ウフフ








『ランダム 存在の確率』という映画では、量子力学でいうところの「シュレディンガーの猫」の例(50%の確率で生死が分かれる箱の中の猫は、箱を開けるまでその生死は確定していない)がちょこっと出てきますが、物語のベースはきっとここにあるのでしょう。


「観測されていない物質は、あらゆる可能性として複数の場所に同時に存在している」


つまり、その晩の彼ら8人は「箱の中の猫」というワケなんですね。
色々な可能性を持った"8人"が同時に無数に存在し、さらに彼らの行動・選択が互いに干渉し合ってしまうのです。

実は初見の際、私は「まーありがちなラストかなー」なんてポヤ~っと考えていたのですが、何かがオカシイ????と気になって久々に再見した時・・・・・ゾッとしました・・・・

coherence04.jpg
自分が見続けていたものも信用できない物語です。『ランダム 存在の確率』という映画は"観測者"が存在しない(できない)映画なもかもしれません。



因みに物語のヒントとなる"手がかり"は、この映画を何度か観直しているうちに劇中沢山散りばめられていることに気が付くのですが、これはジェームズ・ウォード・バーキット監督と共に原案を練り上げたアレックス・マヌジャン(アミール役)二人だけしか知らなかったのだそう。

つまり、俳優たちは何も知らずに"ヒント"を演じていたというわけなんです。このあたり、完全なネタバレになってしまいますのでそれはまた後ほど・・・・・








ではでは、ここで少しこの映画の特徴について書いておくことにしましょう!


アイディア勝負の映画を撮りたかった

『ランゴ』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』のショートフィルムなど製作費が高額となるメジャー作品に携わってきたジェームズ・ウォード・バーキット監督は、リソースを低く抑えられる映画作りをしたかったのだとか。そこで、1年かけてパズルのようになっているこの物語をチャート化したり登場人物の動きをまとめたりしたのだそうです。で、予算もですがスケジュールもタイトで、撮影期間はなんと僅か5日間!
因みに撮影場所は監督のご自宅です。お金かかりませんもんね!
A Super-Spoilery Interview With the Director of 'Coherence,' the Twistiest Movie of the Year 【YAHOO!MOVIE】


とにかく揺れる!&ブレる!
タブレットで観るぶんにはそれほどでもなかったのですが、再見時にテレビ画面で観たらちょっと"映像酔い"しましたよ。実はこれ、様式的に狙っていたわけではなくて、俳優たちは次に何が起こるか分らない状態のまま演じていたため、彼らの予測できない動きに対して柔軟に対応していた結果なのだとか。でもさ、私のSONYのホームビデオカメラだってこれほどブレないですわよ。
Coherence (2013) Trivia【IMDb】


あまりに自然な演技
そう、これは見物です。
彼らが雑談しながら笑い声を上げたり、ハプニングに対して悲鳴を上げたり口論を始めたり。まるで自然なんですね。それが時にグダグダにも映るのですが(笑)。

実は、彼らには完璧な台本は渡されておらず、毎日少しずつ別々のメモが渡されていただけなのだそうです。


例えば、ケヴィンには「外に出て確かめて来ようとする」というメモが渡されているにもかかわらず、エムには「彼を外に出してはいけない」と書かれていたそうで、つまりこのシーンの二人の小競り合いは本気だった!というわけなんですねー。
At one point Maury [Sterling]'s notes told him he's going to go leave to check out.Then Emily's note was “Don't let him leave.” So they got these two conflicting pieces of direction.Maury's going to leave. Emily has to make him stop.
Fantastic Fest 2013: James Ward Byrkit & Emily Foxler on Coherence




それと、これは結構衝撃だったのですが・・・・彼らは「箱の中」に何があるのか知らなかったのだそう。 グロースティックライトも何を意味するのかを知らず、いつケンカが勃発するかも知らなかった、と。
I would say just about everything. They didn’t know what was in the box; they didn’t know what the glow sticks meant; they didn’t know when a fight was going to break out.
A Super-Spoilery Interview With the Director of 'Coherence,' the Twistiest Movie of the Year



この映画では、人が何かを選択したり意思決定することでタイムラインが変化し分岐していくということになっていましたが、実際の映画撮影の際にも、この"人は物事に対してどのように反応し、行動を選択するのか?"というものをリアルに見せてくれたのではないかと思います。







※それでは以下は『ランダム 存在の確率』のネタバレ・内容に深く関わります。
未見の方やこれからこの映画を観よう!と思われる方はお控えいただくことを強くオススメいたします。





    ↓ ネタバレ注意 ↓


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  2016/12/14 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit

映画に"出演する側"になったんですよ!の巻

   ↑  2016/11/27 (日)  カテゴリー: 映画いろいろ・・・
私のまわりにいるママ友はかなりパワフルな人が多いのですが、
今回、地域活性化プロジェクトの一環として「映画づくり」を行っているある都市のイベントでプロデューサーをしている友人に駆り出され、なななんと!我が娘チビハナさんが映画撮影に参加させていただくことに!



し、しかもですよ

当初は娘だけが出る予定だったのに、現場へ着いていった私にまで「記念に出ておゆき~!」と声がかかり、遂にワタクシもこの歳で「銀幕デビュー」を果たすことに!
・・・・って、今"銀幕"って言わないですね、昭和ですね(笑)。


映画って、今まで"観る"だけだったでしょう。
だから、実際に作っている人たちの側で「こんなカメラがあるんだー」とか「こうやって画面を覗いてチェックしているんだな~」とか、待ち時間が長くても見ていてほんと飽きなかったです。

スタッフや出演者の方々の「みんなで作り上げよう!成功させよう!」という熱気がまた素晴らしくて。チビハナさんも自然体でOKとのことだったので、ものすごーく伸び伸びとカメラの前で動き回っていました。わ、私の方がなんだかドキドキしてしまった・・・・(笑)

出来上がりがとっても楽しみです!








雲一つない夕方の帰り道。
チビハナさんが「あ、富士山が見えた!」というのでパーキングを降りずにそのまま屋上まで上ってみました。

車がもう一台もなくて、だーれもいない静かな駐車場で、富士山がだんだんとオレンジ色の空の中から黒い影になっていくのをチビハナさんと一緒に見ていました。

富士山、もっと大きく見えたのになぁ。
写真にするとこんなに小さくなってしまってちょっとザンネン!







今年は、チビハナさんと一緒に自分の誕生日ケーキを作りました。

色々な方とのご縁で色々な場所へ出向くことが多いですが、我ながら幸運な人生だなーと思います。ここを読んで下さっている皆様も、本当にありがとうございます。

また少しずつ、映画の記事もきちんと真面目に書いて参りますので(笑)、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。



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  2016/11/27 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ | edit