『ビフォア・ザ・レイン』(1994/マケドニア、フランス、イギリス)が待望のDVD化!!

はなまるこ

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ひどい風邪をひいてしまったので、ここ数日は病院で処方された薬を就寝前に飲んでいるのですが・・・・これがもう、異常に眠くなります。クラクラ~っと効くので、絶対日中には飲めない薬ですね!今日はこれを書いてから飲むことにします。というのも、どうしても書いておきたい映画のことが・・・・・

日本では1996年に公開された、マケドニア・フランス・イギリス合作映画『ビフォア・ザ・レイン』(原題:Before the Rain)の、待ちに待ったDVD化!というニュースを見たからなんです。


『ビフォア・ザ・レイン』(1994/マケドニア、フランス、イギリス)


ビフォア・ザ・レイン


●監督、脚本:ミルチョ・マンチェフスキ
●出演:グレゴワール・コラン、ラビナ・ミテフスカ、カトリン・カートリッジ、ラデ・シェルベッジア、ジェイ・ヴィラーズ 他
●94年ヴェネチア映画祭金獅子賞を始め、10部門を受賞したミルチョ・マンチェフスキー 監督のデビュー作。
■第一部「言葉」
マケドニアの美しい山岳地帯。歴史に取り残されたかのように佇む修道院で、沈黙の修行を守る若い僧キリル(グレゴワール・コラン)とマケドニア人戦闘部隊に追われこの修道院に逃げ込んだ敵対民族アルバニア人少女ザミラ(ラビナ・ミテフスカ)の恋。民俗も宗教も言葉も異なる二人の恋の行方は悲劇を予感させる。
■第二部「顔」
ロンドンの出版社で働く女性編集者アン(カトリン・カートリッジ)の気持ちは、マケドニア出身の世界的戦場キャメラマンで愛人のアレックス(レード・セルベッジア)と、愛してはいるが退屈な夫との間で揺れている。夫の子どもを妊娠しているアンだが、愛人からの一緒に故郷マケドニアに帰ろうとの誘いに悩んだ末、夫に離婚を切り出す。そこで凄惨な事件が起こる・・・。
■第三部「写真」
マケドニア出身の世界的戦場キャメラマンのアレックスは、ロンドンでの生活も地位も名誉も捨てて故郷の村へと帰るが、そこは民族紛争で荒れ果て、人々は銃で武装していた。ある日アレックスの従弟がアルバニア人に殺される。殺したのはアレックスの初恋のアルバニア人女性の娘ザミラだった。復讐の火蓋が切って落とされる中、彼の取った行動は・・・。




バルカン半島のマケドニアとロンドンを舞台としたこの映画は三部構成の「オムニバス形式」をとりながら、それぞれの登場人物たちを巧みに交錯させ、繋がった一つの物語を描いています。

アルバニア人とマケドニア人の紛争を"終わりなきメヴィウスの輪"のように描き出すこの手法は、争いはどこから生まれ、何をもたらし、悲劇はどこまでいっても終わらないのではないか、終わりは来るのか?という鋭いメッセージを否応なく突きつけてきます。

少なくとも私はこの映画を当時たった一度だけ観て以来、澱のように積もった、或いはその悲しみが噴き出してくるかのような衝撃的な感情をずっとずっと心の奥深くに残したまま、決して忘れられない映画として記憶していました。



マケドニア語やアルバニア語といった言語による特定地域の「外国映画」にもかかわらず、1994年より世界各国(イタリア、カナダ、フランス、オランダ、スペイン、スウェーデン、アメリカ、デンマーク、フィンランド、オーストラリア、ハンガリー、トルコ、韓国、イギリス、ドイツ、ギリシャ、アルゼンチン、香港、メキシコ・・・etc)においてVHSがリリースされ続けたということも、とてもよくわかる気がします。


ビフォア・ザ・レイン

日本でのDVD発売予定日は2012年2月8日とのことです。
【映像特典】◆メイキング ◆スタッフ(ミルチョ・マンチェフスキー監督/プロデューサー陣)インタヴュー◆キャスト(レード・セルベッジア/カトリン・カートリッジ/ラビナ・ミテフスカ他)インタヴュー


あー、今からとても楽しみです!
・・・・というわけで、風邪もはやく直さなくては。今日はここまで。おやすみなさい

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