『マイ・ニュー・ガン/あぶない若妻』 (1992/アメリカ)

はなまるこ

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マイ・ニュー・ガン~あぶない若妻~ [VHS]


●原題:MY NEW GUN
●監督:ステイシー・コクラン
●出演:ダイアン・レイン、ジェームズ・レグロス、スティーヴン・コリンズ、フィリップ・S・ホフマン 他
●夫から護身用の新しい銃を、欲しくもないのにプレゼントされたデビー。何かワケのありそうな隣人の青年スキッピーとの関係に深入りしたことから、次々と問題を抱えることに。銃の存在をきっかけに、何事もなく暮らしていた一主婦の生活が一変することで起きるライトコメディ。




ダイアン・レインという女優さんは、名作『リトル・ロマンス』から始まって『ストリート・オブ・ファイヤー』くらいまで、それはも美少女イメージで駆け抜けたものですが、私はどちらかというと、30代からの大人の女性としての雰囲気が出てきた彼女の方が好きなんです。



この映画自体は彼女のフィルモグラフィーから言えば、もうほとんど目立つことのない小さな作品ですが、低迷期と言われた20代を過ぎてからのコケティッシュで円熟味溢れる彼女の歳の重ね方は、同性から見てもうっとりするような魅力が溢れており、この映画はその前触れのような雰囲気を感じさせるものがあります。


劇中、彼女に想いを寄せる年下の男性とのやり取りの中で「おっ、これはアドリブだったんだろうなぁ」という場面があるのですが・・・思わずレインが吹き出して笑ってしまうんですね。まーこれなんかもう、年下の男じゃなくてもメロメロ(死語)もなってしまいますよ。かわいいったらありませんよ、まったくもぅ。

『マイ・ニューガン』は日本未公開作品です。派手さのない地味なストーリーなので、ダイアン・レインの魅力一本では押し切れなかったと見え、レンタルを意識した哀しいサブタイトルが付いています・・・。全く悔しい限り!






そうそう。個人的に、ひとつ面白いなぁと感じたのは、このダイアン・レイン扮する主婦が夫から護身用にプレゼントされた銃を「家にあると思うだけで怖い!」と非常に不安がるんですね(ま、ここがミソになるのですが・・・)。

映画の世界でも「銃社会アメリカ」のイメージなんかが強かったので「寝室にあると思うだけで眠れない!」と怯える主人公を軸に展開されていくストーリーが、私にはなんだか新鮮に感じました。

この映画、出てくる人たちが皆揃ってどこかズレていて、ただそのオフビートっぽさが不思議な雰囲気を漂わせていて飽きさせません。これから雨の日なんかに、家でぽわーんと見るのに丁度良い軽さかも。オススメです。

そうそう、今見ると意外な俳優さんたちが出ています。そんな見方も楽しみ方の1つかもしれませんね!


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