今年 思いがけずハマった映画 『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』と、年末のご挨拶

はなまるこ

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『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』 (2013/アメリカ)








オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主


●原題:ODD THOMAS
●脚本、製作、監督:スティーヴン・ソマーズ
●原作:ディーン・R・クーンツ『オッド・トーマスの霊感』
●出演:アントン・イェルチン、アディソン・ティムリン、ググ・ンバータ=ロー、ニコ・トルトレッラ、パットン・オズワルト、ウィレム・デフォー 他
●南カリフォルニアの平凡で退屈な町に暮らす20歳の青年オッド・トーマス。ダイナーで働く彼は、実は死者の霊が見えてしまうのだった。正義感の強いオッドは、そのちょっと変わった特技を使って警察の犯罪捜査に協力したりもしていた。そんなある日、彼は町の異変に気づく。“ボダッハ”という悲惨な死を嗅ぎつける悪霊が異常なほど集まってきていたのだ・・・!死者の霊が見える青年オッド・トーマスの活躍を描いたベストセラー作家ディーン・クーンツの人気シリーズの第1作『オッド・トーマスの霊感』をアントン・イェルチン主演で映画化。




2016年、不慮の事故のため27才という若さで亡くなった俳優のアントン・イェルチン。ラブコメからシリアスものまで変幻自在に役に染まる俳優として子役時代から活躍し続けてきた彼の作品を、今年はいくつか追って観ていました。


その中で最も印象深かった作品が、これ『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』です。米ベストセラー作家ディーン・R・クーンツによる「オッド・トーマス」シリーズの第1作「オッド・トーマスの霊感」を映画化したもの。


“ボダッハ”とかいうワケのわからないモンスターが最初から当然のように現れるし、B級映画っぽい特殊効果映像がバンバン出てきて霊感とか心霊探偵系の男子がカジュアルな感じで軽~く登場してくるし、これはまぁ期待せずに気楽に観られる映画なんだろうなぁ~程度でサラリと観ようと思っていたら・・・



素晴らしい!この映画、なんて素晴らしいんだ!!

ウィレム・デフォーが信頼できる素敵なボス(署長役)として「待ってました!」とばかりの安定感で物語を優しく見守ってくれるのも素敵だし、主人公のバックグラウンドや説明不足になりがちな事件のカラクリなんかもサクサクッと見せていってくれるそのスピーディーさも小気味良いし、ジャンルとしては【ホラー】なのか【コメディ】なのか【ミステリー】なのかよくわからないけれど、そのどれ一つをとってもドキドキさせられウフフと笑わせられ「一体どうなってしまうのー!?」と悶絶させられビクーッ!!と驚かされ、大大大満足。

それにこの映画の一番の見どころといったら・・・・
私は言いたい。



なんて、なんて、なんて美しいラブストーリーだったんだ!

この映画の主人公カップルであるオッド&ストーミーを演じたアントン・イェルチンとアディソン・ティムリン二人が、お互いを信頼し合っている、運命の二人なんだ、という、これがもう最後には演技とは思えないほどの美しさで。これ演技なんですかね。こんなに忘れられないラストシーンって他にありますかね・・・・・・・・

やられました、いやー本当にやられました。私、なんだか目から水分が溢れ出てきてラストは身動きできませんでした。アントン・イェルチン亡き今、もう続編が観られないということを思うと余計にラストシーンのセリフが心にしみます。お見事でした。





『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』 (2017/アメリカ)



ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル (吹替版)


●原題:JUMANJI: WELCOME TO THE JUNGLE
●監督:ジェイク・カスダン
●出演:ドウェイン・ジョンソン、ジャック・ブラック、ケヴィン・ハート、カレン・ギラン、ニック・ジョナス、ボビー・カナヴェイル、アレックス・ウルフ 他
●学校で居残りをさせられていた4人の高校生スペンサー、フリッジ、ベサニー、マーサは、地下の倉庫で“ジュマンジ”という古いテレビゲームを発見する。ためしにそれぞれキャラを選んでプレイしようとしたところ、いきなりゲームの中に吸い込まれてしまう。気がつくとそこは鬱蒼としたジャングルで、4人は性格も性別も真逆のゲームキャラの姿になってしまっていた・・・!ロビン・ウィリアムズ主演で描いた95年の大ヒット・アドベンチャー『ジュマンジ』の20年後の世界を舞台に贈るアクション・アドベンチャー。




平成最後の年に書く、ラストの映画感想はこれで間違いないでしょう!!

私はもともと「1」の方の『ジュマンジ』に関しては、サイコロ回してみんなで「うわー!」と騒いだり、テレビCMで「ゾウが車を踏み潰していく!」というシーンを何度も目にした覚えがある程度でそれほどこの映画に対しては深い思い入れはないのですが、今回の「2」に関してはその後のストーリーをうまく現代版として繋いだものだなぁと感心してしまいました。

ドンドコ ドン! ドンドコ ドン! ドンドコ ドン!!


ゲームオタクのひ弱男子やイケてないガリ勉女子、アメフト男子にリア充女子の4人が、ゲームの中のキャラとしてジュマンジの世界に放り込まれてしまうという・・・・



この【吹替版】の面白さといったら!!

日本語吹き替え、随分と思い切ったことを遣り遂げましたねぇ。ロック様が「セクスィ博士」とか言っちゃったり、「アピるわけー!?」「あんたヤバイ~、うけるぅー」「ガチ」といった"今風"の日本語を思い切って入れてきたのです。

例えば、スマホ命、SNS命のベサニーちゃんがおっさんキャラになってしまって一言。

"I look like a living garden gnome!!"(私は"ガーデンノーム"みたいよ)
→「アタシなんてたぬきの置物よ!!」
絶対、日本語の方がしっくりきている・・・・・


ただでさえ【外見はオッサンなのに中身は高校生】というギャップが可笑しいのに、このヤリ過ぎ感満載の"生きた日本語"が輪をかけて笑いを誘います。というか、久々に夜中一人で画面にむかって「ぶっはっはっはっはー」と吹きました。

"You're a total badass."(きみは超かっこいいよ)→「神ってるよ!」なんて、後々観たらきっとヤングでナウな死語になってしまうのだと思いますが、それに合わせて英語も死語を揃えてきているんですね!

She's pretty fly.  she the bomb.→「ブッ飛び」「マブイ」
I'm sure they'd like to get jiggy with her. →「あいつらきっと"ヒューヒュー!"って言うと思うよ」

これ、今言ったらそれこそブッ飛びなんだろうなぁ笑。



もとの世界に戻るまでのストーリーが数々のアクションシーンとともにテンポよく進んでいき、「だって僕・・・」の中身がひ弱すぎて何にでもビビリまくりのロック様に笑わされ、最後にはデブの中年オッサンでしかなかったジャック・ブラックが一途でキュートな女子にしか見えなくなったりして・・・・もう可愛いんだから!

元の世界に戻ったところできちんと【ジュマンジ・ワールド】を完結させてくれていたところもヨキヨキ(笑)!ハッピーな気持ちで新年を迎えられそうです。





というわけで、2018年も残すところあと僅か。今年も当ブログにお越しくださいました皆様、本当にありがとうございました。

来年はセーブしてきた仕事を4月より念願の現場復帰することとなりまして、いやーまだまだ勉強したいこともやっていきたいことも沢山あるのですが、来年も映画を人生の良き伴侶として自分なりのペースを見つけながら少しずつブログも更新していけたらいいな、と思っております。良い映画にも少しでも、本当に少しでもいいから出会えると嬉しいなぁ。

それでは、来る2019年が皆様にとってより良い1年となりますように。どうぞ良いお年をお迎え下さい。

I wish you good luck for the next year!

2018年12月28日


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Posted byはなまるこ

Comment 2

There are no comments yet.

宵乃  

現場復帰おめでとうございます!

忙しくも充実した毎日になりそうですね。趣味に仕事に勉強に育児に、何でも精力的に取り組むはなまるこさんは、娘さんにとってもカッコいい素敵なお母さんなんだろうなぁ。
2019年もお互いマイペースに楽しくやっていきましょうね~。

「オッド・トーマス」は内容を忘れかけてます。CGの使い方が意外とうまくて、霊が旅立つ描写が綺麗だったような。
主演の方、亡くなられたんですね…。いつか機会があったら、きちんと再見してみようと思います。

「ジュマンジ」の続編、面白そうですね!
へたれなロック様とか、女子高生なおっさんとかそれだけで面白いです。しかも吹替が思い切ってるようで。ファミリー向けは吹替放送が多いので楽しみが増えました。

2018/12/29 (Sat) 08:41 | EDIT | REPLY |   
はなまるこ

はなまるこ  

★宵乃さんへ★

宵乃さん、こんばんは!
こちらはお恥ずかしいくらいのバタバタの毎日ですので、チビハナさんは私のことを「雑な親だ・・・」とか思っているに違いありません。というか、チビハナさんは背が私と一緒になってしまったので、もうチビではなくなってしまいました(笑)。脚の長さに関しては私の方がが短いんですけど、これはどういったことでしょう。いやになります。。。。

「オッド・トーマス」ご覧になられていたんですね!私は宵乃さんとは逆に、主演のアントン・イェルチン君についてはショッキングな事故のニュース報道だけ知っていたので、この映画を観て「彼だったんだ・・・」と衝撃を受けました。それで余計にこの映画のラストにうるうるきてしまったのかも。ただ本編自体もすごくテンポがよくて、純粋に映画を楽しめてよかったなーと思いました^^

「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」面白かったですよー
こちらも期待せずに気楽に観られたのが良かったのかもしれませんが、ご覧になる時は絶対に【日本語吹替え】でお願いします!勢いが違います(笑)。

そうですね!来年も何となくペースを掴みながら楽しくやっていけたら一番良いですね!宵乃さん、いつもコメントをありがとうございます。また来年もお互い良い映画に出会えますように。どうぞ良いお年をお迎えください♪

2018/12/30 (Sun) 22:29 | EDIT | REPLY |   

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